劇場公開日 2008年9月13日

「よく考えると何か変です。」おくりびと Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0よく考えると何か変です。

2013年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

確かに最初見た時は、役者の人がやたら泣くので、もらい泣きしそうになりました。

でも、よく考えるとなにかおかしい。

葬儀何度か出してるけど、納棺師なんていたかな?

この仕事、葬儀屋さんのオプションサービスなのでは?

前から思っていたけど、宗教って弱い人を助けるためにあるはずなのに、葬式の時はまとまったお金の出せる人でなければお経もあげてもらえない、戒名ももらえない、お墓も作れない、完全な商売になっている。

まさに地獄のさたも金次第。

お坊さんでさえそうなのに、この仕事、宗教儀式の形はしているけど、葬儀屋さんの下請け、完全なビジネスです。

死者と遺族のために人のいやがる仕事を崇高な使命を持ってやっている人みたいに演出して、涙をさそうのはちょと納得できないです。

「おくりびと」なんてものなんですかね?

オプション付けられない人はあの世いけないんでしょうか?

私は、「アキレスと亀」で大杉蓮さんが、姉の死体に向かって、「ばかやろう!!人のことも考えろよ!!墓とかどうするんだよ!!」と叫ぶシーンの方が、この映画全部より、人間と日本社会の核心をついていると思います。

Push6700
イモ類さんのコメント
2015年2月6日

あのさぁ、お金貰ってたら使命感を感じちゃいけないの?
お坊さんだって暮らしていくためのお給料を貰って生きてるんだよ。
そのうえで仕事してんの。

一般企業のサラリーマンだって、お金貰って一生懸命働いている人は
使命感に燃えている人もいるでしょうよ。働いたことないの?

人の嫌がる「仕事(=給料が発生するもの)」を使命感もってやって
なにがいけないの。

オプションやら葬儀やらなんてあろうがなかろうが死んだ人には分からんよ。
葬儀はむしろ遺族の気持ちの整理だとか、故人との決別のためにすんの。

ちなみにあなたの出席したお葬式でも納棺師さんはちゃんといたよ。
故人に服を着せたのも含み綿をしたのも納棺師さん。
あんまり人の職業を馬鹿にしたような書き込みすんなよ。

イモ類