「旅立ちのお手伝い」おくりびと ぶっさんさんの映画レビュー(感想・評価)
旅立ちのお手伝い
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亡くなった人で商売をする卑しい仕事?
多くの人が思っているだろうことを代弁するように、周りの人からマイナスイメージで物語はすすむが、
関わる人は、この仕事の尊さに触れていく。
夢をあきらめること、実家に帰ることに何も言わずついて行った妻だったが、この仕事が汚らわしいと、、、男としてはこんな悲しいことないな。
旦那が死人に触れる仕事をするのが嫌なのも、わからなくもないが。
知人の母の納棺から、旦那の仕事を目の当たりにし、
義父を看取る時に、この仕事の素晴らしさを感じていく。
同時に、主人公が嫌悪していた父との関係に向き合うことに、、、
大事な人の死を、粗末に扱われたくない。
誰もが思うことなのに、側から見ると卑しい仕事にみえる。
それは偏見だったな。と、消化してくれる作品。
これからの日本は超高齢者社会で、
亡くなる方も多くなるだろう、
生きてる間にこそ、死と向き合う。
向き合えばこそ、より生きてることが貴重に感じる
のだと思う。
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