「滝田監督アカデミー賞おめでとう!」おくりびと 上海十月さんの映画レビュー(感想・評価)
滝田監督アカデミー賞おめでとう!
クリックして本文を読む
先日「きらきらアフロ」を見ていたところ鶴瓶が大阪のピンク映画館でアカデミー賞滝田監督作品と「痴漢電車」のポスターに貼ってあったそうな。もっと笑えるかと思ったら意外に控えめな作品でした。笑いがもう少しあったほうが良かったし、後半いろんなことを詰め込みすぎた感が否めない。脚本の小山薫堂は、DIMEのレッド・データ・リストというコラムで私には、おなじみ。(絶滅しそうな物品を取り上げるコラム)彼は、見る視点が少し変わっているかもしれません。「お葬式」の例を引くまでも無く映画関係者が題材を嫌がったが、公開してみたら大好評の典型的な作品です。日本にやはり本当のプロデューサーがいない証拠だと感じました。今回は、本木雅弘の発案で始まり実質プロデューサーになったから実現した作品でしょう。頭が下がります。いつも映画を見ていない人を映画館に呼び込む企画を真剣に考えるプロデューサーがもっと必要です。映画会社(TV局も含め)のサラリーマン・プロデューサーしっかりしろ!
コメントする