「静かな狂気、愛ゆえの罪【90点】」容疑者Xの献身 はんべえさんの映画レビュー(感想・評価)
静かな狂気、愛ゆえの罪【90点】
10年ほど前に地上波で鑑賞して以来、サブスクで久しぶりに再視聴しましたが、やはりいい作品でした。
福山雅治さん演じる湯川と堤真一さん演じる石神の対峙を描いた本作は、推理劇の緊張感と人間ドラマの深みが融合した感動作です。
石神が愛ゆえに犯罪を隠そうとする献身は、静かな狂気と切ない純愛を同時に映し出し、観る者の心を揺さぶります。
特にラストで真相が明かされる場面は衝撃と深い哀しみを呼び起こし、愛の形について考えさせられて余韻を残します。
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