劇場公開日 2008年10月4日

「3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ...」容疑者Xの献身 まるぼにさんの映画レビュー(感想・評価)

5.03度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ...

2018年7月28日
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3度目の鑑賞ながら、いいわー。たまらんわー堤慎一。天才だけどコミュ障ってひとの演技がうまい。

そして天才コミュ障ならではの言動。

彼女と娘を助けるため、何のためらいもなく人を殺し自分のすべてを犠牲にする。見返りは求めない、いや、これだけのことをする理由は充分にあると、当然のように思っている。
普通の人から見たらおかしいけれど、いるんだよね、こういう人。
唯一の誤算は、華岡やすこが普通の人で、その普通の人の心理をわかっていなかったこと。
最後の絶叫は、ほんとに心底「なんで⁉︎」だったと思う。
完璧に終わって、あとは幸せになるだけだったのに、なぜ?っていうのと、彼女が自分なんかを気にかけることが理解できない。

ちょっと前に流行った、「彼女がその名を知らないナンチャラ」なんかより、ずーっと激しくて全てを捧げた愛だと思う。

ガリレオとやらの劇場版だからしかたないけど、これ福山いなくても全然良かったよな・・・まあ説明要員としてはいてもいいけど。柴崎コウはもちろん要らないし。

堤慎一のための映画だよ。

まるぼに