崖の上のポニョのレビュー・感想・評価
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心動かされる手描き作画、無軌道なのに目が離せないピーキーな物語
個人的に宮崎駿監督作品のなかでもっとも好きな作品です。シンプルな線のキャラクターを手描きの作画にこだわって描くことで心動かされるシーンがたくさんあって、宗介とリサが乗る車に向かってポニョが海の向こうから駆けてくるシーンなど、見るたびなぜかウルッとしてしまいます。
「もののけ姫」以降、顕著になった一般的なストーリーテリングにしばられない無軌道にすら見える物語展開も極まっていて、ポニョと宗介のシンプルなボーイ・ミーツ・ガールの裏にはドロドロとしたダークファンタジーの要素も色濃くあるように感じます。
中毒性のある主題歌が強烈なインパクト残す
宮崎駿監督が「ハウルの動く城」以来4年ぶりに手掛けた新作。
海辺の町で暮らす宗介は、クラゲに乗って家出した魚の子ども・ポニョに出会う。すぐに仲良くなる彼らだったが、ポニョはかつて人間だった父・フジモトによって海に連れ戻されてしまう。ポニョは父の魔法を盗み、再び宗介のもとを目指す……。
アンデルセン童話「人魚姫」をモチーフに、人間になりたい魚と少年の交流を描いたファンタジーだが、「ポーニョポニョポニョ~」の主題歌が強烈なインパクトを残し、劇場を出ていた観客が一様に口ずさむさまは圧巻ですらあった(笑)
『ムーミン谷の夏祭り』をリスペクトしているように感じた。
インフラの脆弱さを見事に描いている。それは次の台詞がそれを語っている。
『ガスは付いたわ』
『プロパンガスだからね。水は屋根に貯めている』
そして、ガソリンを使って発電をする。凄い!何が凄いか?
炭酸ガスの増加による地球温暖化など微塵も考えずに、自給自足で生活を送っていると言う事だ。
水没する送電線。
社会学的にもあの悲劇の前なので、傑作な作品だと思う。
『アバター』の第二部はこの映画を少しリスペクトしているように感じた。
僕は今回の旅行(2024年8月11日鑑賞)でプーシキン美術館で見たアンリ・マティスの『金魚』にインスパイアされて、初めてこのアニメ映画を観た。金魚は西洋美術館で10年くらい前に見ていた。
今作は絵と声が魅力。 ストーリーは怖いけど、コミカルに描いているの...
つまらん!お前の言うことはつまらん!
全然駄目。苦手。つまらん。子供騙し。
あまりにも内容がない。映像が綺麗なだけで、メッセージ性も何もない。
かわいいと思われようと作られたシーンが多すぎ。わざとらしくて寒い。
魔女の宅急便くらいまでは良かったが、
以降は子供や低俗人種が対象になっている気がする。
よかった
何回目の視聴かはわからない
•あのおもちゃの船のデザインが結構好き!
•久しぶりに見て思ったけどポニョの父結構恐ろしい計画してたんだ!
•ラーメン美味しそう!その前の飲み物も!
自分、へそ曲がりなもので
テレビ放映されてから見たのだった。
だいぶ子供向けに振ったなあ、という印象。ポニョをかわいいとはすんなり思えなくて。なんかもういいかなあって。私には必要ない映画かなあって。波などの映像表現は見てて楽しかったけど。
公開当初観た時は内容はあまり理解できなかった気がした。 けど可愛い...
ジブリファンのみなさん、ゴメンナサイ
初めての鑑賞
人間になりたい半魚人と
人間の男の子の物語
ストーリーは理解してるが
なにか・・・面白いと思わなかった
宮崎監督のメッセージも伝わってこなかった
それよりも
親の名前を呼び捨て
(母親が子供の前で父親を呼び捨てにしてるところを見ると、そういう教育方針なのだろう)
言葉遣いが乱暴
わがまま、自己主張が強い
こういうところが気になって仕方なかった
自分のような、汚いものをたくさん見てきた老人には伝わらない、何かがあるのだろう
大人が見ると謎が多いかも
人生の決断
宗介くん、たった5才なのに、何というたくましさ。認知、判断、行動の流れが素晴らしい。将来、どれだけ爽やか好青年になるかと想像すると、とっても楽しみ。たぶんアシタカみたいになるんでしょーね。ずっとポニョを守ろうとがんばってたのに、唯一、母が恋しいあまり泣いちゃった時だけ、普通の5歳児だった。逆に安心したよ。
けっこう厳しいレビューが多いけど、私はこの作品好きだけどなぁ。海の表情とか、ポニョの妹達とか、古代魚とか、ユニークでおもしろい。色彩もきれい。何より、幼い子供が全力でお互いを思いやる、その純粋さがまぶしい。さんざん手を変え品を変え、ボーイミーツガールをやってきて、最終的に幼児。それでええじゃないか。
日テレ金曜ロードショーにて。
ポニョの成長物語
田舎の山の土地柄か車がミッション車。アニメーターのこだわりか。
時代背景も昔っぽくなく、ノートパソコンはあるが
ケータイは出てこない。ラジオ、アマチュア無線等
情報収集のツールがこの土地柄を表す。
ところどころにあるそうすけやポニョの
間が何を意識しているのか気になる。
そうすけが5歳ながら大人びている。
しめたとか。親を名前呼びしているのが
血の繋がっていない養子かと思ったが
そうではなく、それがあの世界では普通の価値観。
水の表現や色彩の豊かさが秀でている。
試練がそうすけが魚であるポニョを受け入れること
とあるが半魚人のときも人間のときも
ポニョをポニョとして受け入れていたので
それほどハラハラする流れではなかった。
嵐の中、リサとそうすけの前に現れたポニョを
見てすぐにポニョとわかったのだから。
どちらかというとリサの方がポニョを
受け入れられるかという話に持って行った方が
よかったような。
目まぐるしく動きまくるアリエッティって感じ
ポニョ、何度見てもかわいいなぁ〜!
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