20世紀少年のレビュー・感想・評価
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15年前のトヨエツかっこいいゾ☆
キャストが豪華豪華っ。これでもかというくらいの投入。
少年時代の子役もなんとなく雰囲気合わせているとこがよい。
昭和レトロも感じるし、そして15年前に撮られた映画なので
平成も味わえる。
15年前を感じさせる常盤貴子の眉毛の細さ。
ハリソンになる前のトヨエツのかっこよさ。
正義の顔つき、主役にぴったりの唐沢寿明。
何やらしてもうまいなって思う、香川照之。
チョイ役にも、
少年時代から変わらずモテる同級生に藤井郁弥。
アルバイトの店員にもったいないぞ、池脇千鶴。
などなどなど。
ほかにもたくさんたくさん
あ、あの人がここに出てる!というのが面白い。
ストーリーも面白い。原作は未読だけど、原作が面白いからだと思う。
以外と平均点が低いのは、漫画ファンが多いから?
多分3〜4度目くらいの視聴
でも観たのは小学生の頃とか。だってこれ15年前とかの映画だし……
親と映画館に観に行ったのは覚えてる。確か金ローとかDVDで1と2観て、3を映画館に観に行ったのかな
もう10年近く観てなかったけど、結構細かいところまで覚えてた。27歳でロッカーは死ぬ、ってケンヂが言って、でもその生き方を否定して老いてもロックやってる奴を肯定するシーンとか、何故か幼心によく覚えてた
もちろん3まで観てるから誰がともだちかとか知ってての視聴になったけど、正直要所要所は覚えてるけど詳しいことは覚えてなかったりするので2と3が楽しみではある
あの爆発に巻き込まれてなんでケンヂやみんな死んでなかったんだっけ?とか。色々思い出すためにも楽しみにしてる
雰囲気は好きだし、めちゃくちゃ惹き込まれるストーリーだし、結構性癖にはストライクだけど(オトナ帝国好きだしこういうノスタルジーは好き)、でも昔見た時のわくわくほどではなく……。大人になってから観ると、なんというかちゃちな印象を受けるというか
思い出補正って凄まじいんだな、と。大人になる寂しさとリンクして、ある意味では今でこそ共感するところはあるのかもしれないけど
今更か~いな感想ですみません
この作品TVでは何度か放映されているようですが(そりゃそうですよね日テレの周年記念作品ですもんね)配信ではお目にかかる事が無かったのですがアマプラで配信始まりまして、これはと思い世はオリンピック一色でスポーツ音痴な自分には何の制限もなく一気見決めちゃいました。
で、結論は……止めときゃよかった。
です。
この先ネタバレもあるかと思いますのでご注意ください。
まあ、映画見て一番追いかけるのは俳優さんですよね。
この作品、マンガは見たことあるので、おお、みんな似てる!!
で、ググっと引き寄せられました
けどね、最初の30分だけですよ、それで持つのは
3部作でしょ
1作目は、そのインパクトでギリいけますわ
2作目はとりあえず続きでどうなるのかなと思い見てたら
どうもならんで終わり
3作目は、ストーリーの締めできっとすべてのしりぬぐいをしてくれているだろうと思いきや
う〇こついてますよ!な出来でもうこの時間どうしてくれるんだって感じでした
この作品の問題点は、見てくれが似てる役者を揃えることに力を入れすぎた
つまり、映画作品ではなく、テレビドラマの延長線上の制作スタイル
人気や見た目だけで、演技なんて、どうでもいいだろうというのが透けて見えるところです
一部、演技力で全体を引っ張る、カットを締める素晴らしい演技をする俳優さんが居ましたが、顔芸、声色、パターン化した動き、コントの延長線上でしか演じられたいない俳優もおり、なぜ、この人使ったのと制作者に聞いてみたいようなキャストも大勢でげんなり
漫画の実写版というより
写ニメーションって感じでした。
なら素直にアニメでよかったじゃん
ちゃんとした声優さん使って、ね
日テレ!!
公開当時、漫画原作で初めて原作に忠実でワクワクした映画
ということで、私はこの3部作は公開時に劇場で観たのだけど、原作者が俳優を想定して描いたのかと思うほど演者がハマりすぎていたのは何より私のこのシリーズへの好評価の一因になってます
また久しぶりに鑑賞しましたが、あの頃観たときと変わらぬわくわくした気持ちでいられました
好きな作品です
漫画の面白さにのっかり、漫画の良さをぶち壊す
キャストとか尺とか色々と気合を感じるけれど、いかんせん肝心の映像の出来というか仕上がりというか質そのものがあまりにも悪い。相当古い、あるいは、ビデオシネマ的な作品にしか見えないのが非常に残念。さらには、あまりにチープすぎる劇中音楽・・・。
時代をまたにかける物語なのに、映像の質はずーっと’60年代のような感じ。それが狙いだったらまだいいとは思うのですが、絶対違うでしょう。
映像が良くないと思ってしまうのは、質もさることながら、構図とか絵つなぎのまずさが原因のような気がします。せっかく素晴らしい漫画を原作としているのに・・・まさか、優劣の意識を持っていたのではあるまいなぁ・・・と思ってしまうほどに、あの面白かった漫画を見事なまでにぶち壊してくれたなぁという思いになってしまいました。
内容は面白いと思います。続きも見たくなる。だから、興行的にはこれで良かったのでしょう。でも映画作品としてはあまり・・・いった感じです。20世紀少年、21世紀少年というコンテンツは面白いので、また見たくなる衝動が来るかもしれません。そのときは、映画作品ではなく漫画で楽しもうと思います。
久しぶりに観た!!
原作を読んで、公開当時に鑑賞した。
キャストは原作の漫画に似ているから
楽しむためにも先に原作読破がいい。
第1部は程々に面白い(星4つ)
第2部は新キャラの女性3名が好演(星3つ)
第3部はエンドロール以降が全て(星2つ)
また、人類の歴史を少々と
日本の'60年代のサブカルチャーを
できる限り知っていると
シリーズの世界は広がるはず。
贅沢な出演者、仕掛けの多さ、
すごくお金をかけているー。
2部作に収めた方が良かったかも。
※
ここから長い耐久戦が始まる
子供の頃、金ローで放送していて怖くて、意味が分からなくて、でもどこか気になる作品でした。
まさか3部作もあるとは思わなんだ…笑
ひとりの思想が国家を転覆させるまでを描いた超大作だったな。
なんというか全体的にファンタジー路線なのに、妙な気持ち悪さがある。
勝手に日常に浸食されていく生暖かい恐怖。
政治に宗教が絡むように、いたるところにその入り口はあって、簡単に飲み込まれていく様子が怖かった。
人はいつの日も超人的パワーの前には跪いてしまうもので、ある種人間の限界や肯定感の低さから生まれる集合的意識が気持ち悪い。
まあ何だろう、男の子趣味な映画だなと言う印象。
上映時間も込みで恐らく二回目はないのよ。本当に三部作の序章としてでしかない。
難しい原作の世界観を忠実に映像化!
一応、原作は読破済。映画が公開される前から読んでいました。
実写映画化のニュースを聞いた当時の感想は「無理でしょ!?」。そもそもピッタリ合う役者がいなければ、独特の世界観を実写で描くのは厳しいものがあります。
ところが、蓋を開けてみれば原作に忠実。独特の世界観も、しっかり描かれていました。プロはやっぱり凄い!出演者もピッタリ。「コミックからそのまま飛び出た」という表現は、言い過ぎではありません。
3部作の第1作。原作は未読だけど、どうやら忠実に再現されているよう...
3部作の第1作。原作は未読だけど、どうやら忠実に再現されているようですね。
小学生の頃遊びで記したよげんの書が、大人になり、現実になってしまう。大人になったケンヂたちが世界を救うべく立ち向かうというお話。
スケールも大きく、キャストも豪華。
楽しめました。
原作未読です。
不思議な映画。あまり考えずに観た記憶が。。。
堤監督は世紀末的な映像の描き方が同じに見えるのが、ちょっと気にはなるけど、嫌いじゃない。
全体の演技とか雰囲気とかはなんか統一してるけど、お芝居してます!が、わざとなのかもわかりづらくて、評価し辛い。
映像が暗くて観づらいのは本当。
グーテンタークと偶然だよ
ストーリーはともかく、小ネタが美味し過ぎる上に、主人公ケンヂたちと同年代であるため、懐かしさいっぱいでの鑑賞となりました。60年代の研ナオコの駄菓子屋やウルティモマンもそうだけど、基本となる彼らの秘密基地!それにアポロ月面着陸やウッドストック・コンサートなど、時代を象徴していました。 20世紀末にしても、オウム真理教からヒントを得たカルト集団など世紀末思想に支配されていた若者像など、「ああいう奴もいたな~」などと懐かしく思えるほどでした。
テーマ曲はTレックスの「20th Century Boy」。そのリーダーでもあるマーク・ボランは29歳という若さで他界しているが、ケンヂ(唐沢寿明)の言葉にもあるようにジム・モリソン、ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョップリン、ジミ・ヘンドリックスといったロッカーたちは皆27歳で亡くなっているのだ。27歳で死ななければロッカーじゃないという焦燥感にも似たロックの憧れも、音楽を捨ててから「年をとっても続けているロッカーがいる」という考えに変わる伏線もなかなか良かった(ただし、オッチョが教えたという事実は時間のズレがある)。ちなみにコンビニののぼり旗にプリントされていたのは「深紫伝説」で一世風靡した王様ですよね・・・?
工科大教授一家の失踪事件や細菌兵器事件。現場に残された目玉と人差し指のロゴマークは不気味ではあるけど、なぜかフジテレビのマークの雰囲気があった(映画は日テレ出資)。そして、事件にはすべて“ともだち”を教祖とする新興カルト宗教が絡んでいて、ケンヂの仲間・ドンキーがビルから墜落する事件も発生。秘密基地で語った“よげんの書”が実現されつつあったのだ。
誰が教祖なのか?教団がケンジの姪っ子カンナを狙うのは何故?幼心で語った荒唐無稽な計画なんて実現できるのか?と、サスペンス要素と冒険アクションが少年時代の回想を絡めて緊迫感を醸し出す・・・はずだったけど、さすがに三部作の第一章ということもあって、どことなく盛り上がりに欠ける。
堤監督だからしょうがないと思えば、それでいいのだけど、「ハリウッド監督に依頼すればいいのに」といった意見はどうかと思う。何しろ集団で人差し指を立てる仕草は、中指を立てる行為と似ているから、アメリカ人にとっては印象が全く違うような気がする。
原作を大人買いしようと思っても書店には置いてないし、映画館鑑賞時には未読。原作そっくりの雰囲気でキャラクターそれぞれも似てると評判だし、なにしろ俳優が豪華なのです。少年時代と世紀末で誰が誰だかわからないかもしれないけど、子役も似ているために主要人物は把握できました。それにしてもケンヂが目撃した“ともだち”は誰だったのか、時限爆弾のスイッチを切り忘れるほどショッキングだったのだろうけど・・・次回作が待ち遠しい。
【2008年9月映画館にて】
【追記】2022.3
原作も全て揃え、あらためて読むと懐かしすぎて涙が出てくる。原作者の年齢に近いため、共感しまくった。平凡パンチの「麻田奈美最後のヌード」とかも・・・
金田正太郎、お茶の水工科大学、「ここから入るのだ」、真空飛び膝蹴り、ブルースリー、モロボシダンetc.登場人物やちょっとした小物も懐かしいのですが、登場人物名と役者の名前の妙も気になるところ。「太陽にほえろ!」ではゴリさんだった竜雷太がこの作品ではチョーさんで、光石研がヤマさん。絶妙!その他には、謎の死を遂げた男が遠藤憲一で、主人公の名前が遠藤ケンヂ・・・ややこしい。次回作には常磐タカコも・・・
大好き
小学校の時に見てそれ以来大好きです。原作は読んだことはありませんが、役者の皆さんの台詞の言い方とか、トモダチのカルト的な魅力とか、映画にすっぽりハマってて見入ってしまいました。あの奇妙な棒読みのような言い方や言い回し、そうでない方が浮いてて気持ち悪いんじゃないかなと思います。
もどかしくて気持ち悪い話のスピードも、静かに心を侵食していく。何に侵食されているのか、トモダチの恐怖か、信者の意識か、あのスピードだからこそ非現実感が刷り込まれていく。何度見ても好き。
大いなる駄作
早送りで見てちょうどいい作品。
ビッグネームになった浦沢直樹の少年期の思い出・手塚治虫へのオマージュ・70年代ロックへの傾倒が全てと言っていい。
近年、CGが普及して多様な世界観が表現可能になった反面、作り込みが不十分かつ多用しすぎると観賞に耐えない。10年以上前の作品なので技術的・コストの問題もあったかも知れない。
原作者も自身の荒唐無稽なアイデアに大手配給や制作会社がこぞって参加する様を楽しみつつ、優秀なコンテンツが生み出せない日本映画界の現状に半ば呆れていたのではないだろうか。
3部作合計で6時間で60億の興行収入だったらしいが海外では理解不能な内容で、いずれ世界を席巻するだろう中国資本の映画にも遥か及ばず、内輪ウケで自画自賛するしかない日本映画界を象徴する作品。
更に言えば、ともだち博物館の室内描写があまりに昭和懐古趣味が過剰だったのと、少年期のドンキーがまるで浮浪児のようで原作者と同世代ながらずっと気になったのは残念。
くそ過ぎる、二度と見ない
いやーこんな愚作初めて見た、監督も被害者だなこりゃ。原作が引っ張って引っ張って、わけわからん終わり方してるから、白ける。見る価値なし
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