劇場公開日 2008年8月30日

「続きが気になります」20世紀少年 masakoさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5続きが気になります

2008年10月16日

まずキャストが超豪華。主役級がずらりですからね。この人をこんなチョイ役で使ったっていいのー?っって感じ。

「よげんの書」は本当子供の頃に遊び心で書いたお話なんですよね。悪の組織が細菌兵器を作り出して世界中にばらまく。その場所だってその当時家の近くにあったお店の名前から取っただけ。ロンドン、サンフランシスコ・・・。そして羽田空港の爆破。

まさかあんな子供が遊びで書いた話が現実になるなんて。ありえないんですよ。ありえないけど「よげんの書」通りに次々と事件は起きる。「ともだち」は子供の頃ケンヂたちが書いた「よげんの書」の内容を知っている人間。いったい誰なの~?という感じなんですよ。

豪華キャストを使ってくれてるおかげで、登場人物の多さには耐えられるのですが、それでもやっぱりちょっとこんがらがり気味。そして絶対あの同窓会に来てた中に犯人がいるはずなんですよね。だけどわからないのですよ。

このままでは本当に人類は滅亡してしまう。この危機を救えるのは自分達だけ。平凡な生活を送っていたケンヂは悪の組織に対抗するために、世界を救うために、そして自分達の「ともだち」のシンボルマークを奪い返すために、昔の仲間とともに立ち上がります。無謀だとわかってても人間はやらなきゃいけない時がある!と。

本当空港の爆破もそうですし、ケンヂのコンビニがやられちゃう時もそうですけど、そこまでやるか?そしてなんであそこまでできるのか?いろいろ不思議なことだらけです。本当あの仮面をかぶった「ともだち」は誰なわけ?警察をも取り込んでしまっている「ともだち」。本当洗脳って怖いわ。。。

そして人類滅亡の日、2000年12月31日、ケンヂたちは巨大細菌兵器ロボットを使って最近をばらまく「ともだち」に挑みます。そして現れた教祖「ともだち」。お前は一体だれなんだーーー。そしてケンヂが!!あああーーー、というところで終わりです。

ちょっと待ってよ。

これで続きが気にならない人なんていないでしょ。

犯人は誰?
なんでこんなことするの?
ケンヂはどうなったの?

という沢山の????を抱えたまま終わりなのですよ。そしてエンドロールの後に第2章の予告。2009年1月31日まで待てと言っております。

masako