「21世紀にはおじさん。」20世紀少年 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
21世紀にはおじさん。
ベストセラー漫画を総製作費60億円!?をかけ、
全3部作として実写化した(いや、する^^;)本作。
これが第1部ってことは、もう20億は使ったのかな。
ちなみに原作はまったく読んでおりません…(爆)
20世紀後半の、昭和がぷんぷんと香る世界。
そして、私の世代にも非常に近い子供たち。。
万博、怪獣、悪の組織、世界征服、歌謡曲、秘密基地!
あー♪どこをとっても懐かしい…色合いも見事だぁ。。
ケンヂを見て思った(爆) あーいたいた、こういう子!
子供の頃はカッコ良くてね、リーダー格だった子。
そのまま大人になるかと思うと、これがパッとしないんだ。
このケンヂ君だって、例に漏れずボンクラだもんねぇ^^;
子供を背負いコンビニに立つ彼が、切ないのなんの…。
でも唐沢さん、似合ってますね。すごくイイ感じでした。
大人になった彼らの世界で、これまた歴史的な事件が。
例のカルト教団がモデルなのは間違いない…のだけど、
なぜそれがケンヂ達に関わってくるのかがポイント。
同窓会で端を発した謎は、彼らの過去へタイムスリップ、
子供時代の懐かしい思い出が次々と思い出されるものの、
肝心な謎は消えてはいかない…。まだ、序章ですから^^;
どこにお金を使ったのかな?(爆)という感はありますが、
内容はけっこう面白かったです。今の世の中の混沌を
小さい頃に「よげん」したら、その通りになってしまった。
えー!?そんなことが!?と誰でも思っちゃいますねぇ。
「ともだち」を名乗る教祖はいったい誰なのか。
自分の友達の中にいたらイヤですけど、あれだけ詳しく
内容を知っているとしたらやっぱり…??と謎が謎を
呼んで、イライラ&面白かったんですが、実はあらすじを
とある所で読んでしまったので、この話…まだまだ長~く
続いていくと知りました。50年かぁ~。先は長い…^^;
キャストの子供時代と今がリンクするところがいいですね。
けっこう似ていました(爆) 佐野さんには驚いたけど。
(最近3部作が多いなぁ。漫画も映画もどんどん長くなる…)