映画 クロサギのレビュー・感想・評価
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なかなかいい話なのだが、 主役の演技が学芸会的なような気がするのは彼のせいではなく、 キャスティングのせいか?
動画配信で映画「映画 クロサギ」を見た。
劇場公開日:2008年3月8日
2008年製作/127分/日本
配給:東宝
山下智久
堀北真希
加藤浩次
市川由衣
田山涼成
奥貫薫
岸部四郎
杉本哲太
大地真央
竹中直人
飯島直子
笑福亭鶴瓶
石橋蓮司
峰岸徹
哀川翔
山崎努
15年前の映画。
人気コミックを原作に、詐欺師のみを狙う詐欺師
“クロサギ”の活躍を描いたテレビドラマの映画版。
はじめて見た。
テレビ版も見たことが無かった。
多くの役者がわきを固めてくれている。
なかなかいい話なのだが、
主役の演技が学芸会的なような気がするのは彼のせいではなく、
キャスティングのせいか?
鶴瓶が黒幕とか訳が判らなかった。
満足度は5点満点で2点☆☆です。
ドラマを観ていなかったが普通に楽しめた。 詐欺師を騙すクロサギとい...
ドラマを観ていなかったが普通に楽しめた。
詐欺師を騙すクロサギという設定はいいが、最終的に暴力団の手を借りたのは残念。
あと、堀北真希と市川由衣は本作品に関してはどうでもいい存在で無理やり出演させた感じがあったかな。
久し振りに
BSで放送(*^^*)
ドラマは観てたもののすっかり忘れてて、
あれ?
堀北真希出てた?
というレベル💦💦💦
豪華出演者でした。
嬉しかったのは、かわいい吉川愛ちゃん💕
この当時は吉田里琴ちゃん✨
今活躍中の女優さんの子役時代が観れて嬉しい😃
にしても豪華出演者に圧倒💦
またドラマ観たくなった✨
岸部四郎さんを偲んで
原作未読
2006年当時連ドラは全て観たし2年後の映画版はツタヤで借りて観た
それ以来久しぶり2度目の鑑賞
まず連ドラの方を観てその世界観に馴染んでからこの作品を観るべきだろう
すっかり忘れているし映画からだとちょっときつい
映画よりドラマの方が面白いという意見もあるがそうかもしれない
映画に限れば岸部四郎さんの遺作
ちょっぴりしか出ない
堀北真希かわいい
いろいろと不満があるが母親役の飯島直子に抱かれる少女ももか役を演じた子役のあの笑顔を観たらまっいっかと思えてしまう自分がいる
一般の詐欺師を白詐欺、異性を狙うのが赤詐欺。そのシロサギ、アカサ...
一般の詐欺師を白詐欺、異性を狙うのが赤詐欺。そのシロサギ、アカサギを専門的に狙うのがクロサギだ。ターゲットとなったのは実印プレゼントが手口である石垣(竹中直人)。電子マネーで仕掛けた黒崎だったが、それを使ったのは部下の男。しかも、暴力団によって殺害され、黒崎が警察に睨まれることに・・・
贈答詐欺は仮の姿で、本来は手形を使った会社倒産詐欺。対する黒崎はPC100台を納品するという単純な詐欺・・・かと思っていたら、高飛びされる前に取引先の手形を回収、さらに偽の手形も作って暴力団に回してしまった。どうも子供だましでいかん。冒頭の電子マネーのほうがよっぽど面白いのに・・・
それに過去の復讐とかを大胆に企てるんじゃなくて、30分で収まりそうなくらいのプロットを手術を控えた飯島直子の娘というサイドストーリーでくどくどと合わせただけのもの。うう。
これを観るくらいなら『難波金融伝』シリーズを観るほうがいい。
演出過剰
総合:60点
ストーリー: 70
キャスト: 65
演出: 45
ビジュアル: 70
音楽: 55
人気漫画を基にした映画。原作と大きく異なるのは、視聴者に訴える見せる演出があちこちにあること。しかし残念ながらそれがあまり上手ではなくわざとらしくて鼻につく。
わざわざ劇中にさらにシーザーの劇の科白をもってきたり、嵐の中で日本刀をつきつけそこに都合のいいタイミングで雷がなったり、落ち込んだ主人公が雨の中を傘もささずに歩いて人にぶつかって倒れたり、いい大人がメリーゴーラウンドに乗って仕事の話をしたり。全体的に情景をあまりにわざとらしくべたべたに演出しすぎで、逆にそれら一つ一つが安っぽく見えて白けてしまう。何か一昔前の子供っぽい映画を見ているよう。そんなことしなくてももっと普通に描写が出来るのではないか、もしそれが出来ないのならば監督の力不足ではないのか。
また最後の場面で、詐欺が終わった山下演じる黒崎がわざわざ被害者の竹中演じる石垣とオセロしながら残り、詐欺の全貌を親切に解説するのは駄目。詐欺師は詐欺の後いかにうまく逃げるかが重要である。もし騙した後に二人きりで一緒にいたりすれば、騙された被害者に逆上され命を失う危険すらある。あるいは正体がばれればその後また復讐されるかもしれない。それなのにわざわざ自分があなたをはめたのですと教えたうえに、その手口まで解説してやるなど普通あり得ないでしょう。
もちろんこれは本当は竹中にではなく映画の視聴者に解説しているのだが、それにしてもあまりにも不自然な場面である。こんなことを平気でしてしまうのは脚本家の力量不足。このあたりは視聴者すら見事に騙した詐欺映画の名作「スティング」と比較にすらならない。
ただし詐欺を扱った物語は悪くありませんでした。でもこれは映画の力というよりも、原作の力というべきでしょう。わざとらしい演出をやめてもっと普通に映画を撮影していればもっと素直に楽しめたと思うと少し残念でした。
他の方の評価はおおむね最低の様ですが・・・
クロサギはドラマを見ていたので普通に先入観名無しで観たのですが、脚本はいいと思う。2時間の内容の詐欺なんて盛り込み方はあの程度がいっぱいでは。山Pの演技はジャニーズ特有のワンパターンの演技ですが、脇を固める山崎努、竹中直人の演技は流石という味があります。続編がありそうな内容なのですが興行的にはこけたようですのでドラマで2NDがある程度でしょう。ストーリー以外に観る点なし。ただし山Pファン除く。
同情の余地のなし
自ブログより抜粋で。
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ご丁寧にも冒頭に「クロサギとは詐欺師相手専門の詐欺師ですよ」という説明シーンこそあったが、完全に一見さんお断りの内容にとりあえずげんなり。
しかし映画の企画上そこは許したとしても、わざわざ劇場で観る映画としてはグダグダな展開の救いようがない内容でさらに幻滅。
主要キャストに名を連ねているはずの掘北真希や市川由衣が顔出し程度のほんのちょい役でしかなく、まるで物語に関わってないってどういうことよ。
哀川翔もずっと独り言言ってるだけの役回り?ってくらいの印象しか残らない。
たぶんテレビドラマ版では彼らにもそれなりの因縁があるんだろうが、レギュラー総出演させるにしてももうちょっとなんとかならなかったのか。クラスのみんなに見せ場がありますよっていう小学生の学芸会の方がマシに思えるありさまじゃないか。
この映画の内容的には、本来は飯島直子の周りをもっとちゃんと描くべきだろう。そのためにクロサギこと山下智久は頑張ってんだからさ。
ほかにもツッコミどころは満載の本作だが、ラストで車イスに乗った少女・桃花(吉田里琴)が、引っ張るのもやっとの重い荷物をあそこまで一人で運んでいるのがどう見ても不自然。
ここで泣かせたいはずのキモのシーンが、この映画一番のツッコミどころじゃ興ざめどころの騒ぎじゃなく、呆れかえるほかない。
ホン打ち(脚本打ち合わせ)の段階や撮影現場で誰も指摘しなかったのか不思議でならない。
あまりのいい加減さに映画をなめんなと言いたいが、百歩譲ってテレビドラマファン限定のファンサービスのためのお祭り映画だとしても、さすがにこの同情の余地のない駄作でお金取っちゃ詐欺だろ。
終わらねぇよ 白(シロ)が残っている限りな
しばらく前に観た映画「クロサギ」(石井康晴監督)から。
人が人を騙す詐欺師「シロサギ」と、
異性を対象に人の心を騙す「アカサギ」。
そして、その詐欺師を騙す詐欺師を「クロサギ」と呼ぶ。
ほぉ、面白い定義だ、とメモをした。
物語全般のキーワードとして、ゲームの「オセロ」が登場し、
「オセロは、覚えるのに1分・極めるのに一生」とか、
「オセロで勝つコツは、相手に気付かれないこと」など、
詐欺と共通した面白いフレーズが溢れていた。
その中で、竹中直人さん演じる「シロサギ」が、捕まる寸前に、
「クロサギ」の黒埼に「いつかお前もつぶされるよ」と呟く。
その答えが「終わらねぇよ 白(シロ)が残っている限りな」。
人を騙す奴がいる限り、クロサギの餌はある、という意味と、
オセロゲームは「白」が残っている限り、ゲームは続くのさ、
という意味の表現として、うまい・・と唸った。
こういう言葉遊びは、私の大好きな部分である。
これからも、楽しみに、暗闇の映画館でメモをしたい。
やめて!セニョリータ。
ドラマがヒットしたのち(ヒットしていないのもあるけど^^;)
映画化されるケースが多くなりましたねぇ。
私はほとんど映画化される前のドラマを観てないのですが。。
それでも映画化されるくらいだから、まぁ面白いんだろうと
いう目論見があり、そんなに「ハズレ」だったこともなく。。
が!ここへきて。(爆)…ついに。
なんなんでしょうか?このやる気のない詐欺映画は!(汗)
山ピーさんのファンなら喜べるんでしょうか…。いや~x
なにが言いたいのやらさっぱりでした。騙しのテクにしても
まったく面白味がない。なぜやたら日本刀を振りかざすの?
そんな暇があるんなら、もう少し内容の充実を図って欲しい
もんです。プロの詐欺師を騙すのがクロサギ。とか言ってる
けど、その前に観客がサギにあってるようなもんだなぁ(-"-)
キャスト陣なんですけど、
けっこう豪華な人々を使っているんですよねー。それなのに、
竹中直人と大地真央のダイコン演技には口アングリでした。
どっちに転んでも、とても騙し甲斐があるとは思えないーx
冒頭からやたらと「両親の仇。」という言葉を使うワリには
主人公にしてもまったくその憤りや哀しみが感じられない…。
その最たる仇が山崎努…というシチュエーションも、裏が
あるようでよく分からない彼の人柄や人間性を、もう少し
面白く描けば(あれで面白いのかもしれないけど)いいのに…。
とにかくどこをとってもつまらなくて(失礼!)
冒頭から迫りくる眠気と格闘するのに精一杯でした。
これをなんで映画化したのか聞いてみたい。。
(やめて!やめて!やめて!セニョリータ。って感じ?^^;)
ドラマは全部見ていました
ドラマは詐欺の手法も結構凝っていて、
面白かったので、映画化も期待していました。
試写会にて鑑賞。
映画の詐欺の手法はちょっと単純で残念。
もっと練りこんで欲しかった。
映画前半で杉田かおるさんのシーンが
唯一笑える。やっぱりこの人には、
こういう役がハマリ役。
仕掛ける詐欺が陳腐すぎやしませんか?
宣伝文句とは裏腹に、仕掛ける詐欺のスケールがチープすぎます。かつて日本経済を暗黒の15年に落とし込んだ伝説のシロサギグループが手がける今回のヤマとしては、総額5億円程度。しかも主人公黒崎と直接やり合うのは、パソコン数十台の取り込み詐欺。現代の知能犯の犯罪のリアルティを標榜する同シリーズとしては余りに古典過ぎる詐欺の現場しか見せていません。
また黒崎が動き出すとき、予定調和のごとく、手口が安直に完成されているのです。例えば突如として詐欺の舞台となるIT企業ができあがり、多数の従業員を使う経営者に即席で収まっていたり、はたまたちゃんとした事務機会社の営業マンに、速攻でなりすましたりするのです。詐欺映画では、やはり準備段階でのリアルティがなかったら嘘くさくなります。駄作のオーシャンズシリーズでも、盗みに入る段取りはきっちり見せます。
哀川が演じる知能犯係の刑事神志名だって、捜査ほ全然していないのに、黒崎や石垣の動きを神の如く読み取っているのです。
またターゲットの石垣の黒幕はオセロを指南した相手としか描かれず、いきなり最後に登場して、唐突な感じがしました。
さらに、黒崎の究極の敵である御木本に至っては、ワンカット画面に出てくるだけで、絡みなしなんですね。
そんなわけで、この作品の脚本レベルがテレビドラマ級で、大金を投入する映画製作のスケールに馴染み切れていないことが問題だと思います。普段ケチケチな設定で書くことに慣らされている人が、いきなりお金を使っててもいいよと言われても、イメージできないのだろうと思います。山下智久さえ大写しにしていれば、客が呼べると安直に考えているのかなと決めつけたくもなりますよ。
それでも『クロサギ』の世界観はきわめて魅力的です。もし力のある脚本家(チーム)に十分な時間と報酬を与えれば、いくらでも面白い話を思いつくはずです。潤沢な予算があるのなら、もっと力量のある脚本家を起用すべきだったと思いますね。
ただ、石垣を演じた竹中直人は当たり役で、こんなに詐欺師を胡散臭く、もっともらしく演じられる人は他にいないなと思いました。
変装シーンでは、テレビ朝日の「特命係長 只野仁」シリーズを彷彿させるものがありましたね。その辺を器用に演じ分けられるのですから、皆さんがバッシングしているほど山下は演技力ないとは思いませんよ。
さらに、冒頭の杉田かおるが演じる車泥棒の女詐欺師を食めるシーンは、ノリもよく面白かったです。
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