「初心者でもなんとなくわかるようになる三国志!」レッドクリフ Part I サトラレさんの映画レビュー(感想・評価)
初心者でもなんとなくわかるようになる三国志!
三国志のことをまったく知らない状態で見たのですが、名前が難しくて最初は顔と名前を一致させるのが難しかったです。
とにかく「この名前の人誰だったっけ?」とついていくのが大変でした。
でも、とにかく人物名をスーパーで何度もだしてくれたので、徐々にそれぞれのキャラクターが明確になっていって、結果的にはけっこう楽しめました。
でもこれが、三国志の中でも「赤壁の戦い」にしか焦点を当てていないということに驚きですね。
なんせこのPart1ですら、その「赤壁の戦い」が始まる直前で終わってしまうのですから!
じゃあ一体三国志全体を映画化したら、どんなことになるのか・・・。
ただちょっと感じたのが、金城武演じる諸葛孔明があまり天才軍司っぽく見えなかったのと、劉備の影が薄いところが残念でしたね。
でも、劉備の影が薄い分、彼に仕える趙雲を始めとする三人の武将がかなりかっこいい!
忠誠心に厚く、たった一人敵に囲まれ、敵のボスを目の前にしても、まったくひるまないその勇猛さにしびれました!
そして、ラストの「八卦の陣」。
映像的にも迫力がありましたが、その陣形の動きといったらすごいこと!
圧巻の一言で、「おぉ~!」と食い入るように見てしまいました。
クライマックスの「赤壁の戦い」はPart2ですが、Part1だけで終わっても、それはそれでいいかなと思いました。
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