劇場公開日 2008年11月1日

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「初心者でもなんとなくわかるようになる三国志!」レッドクリフ Part I サトラレさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5初心者でもなんとなくわかるようになる三国志!

2008年12月3日

笑える

楽しい

興奮

三国志のことをまったく知らない状態で見たのですが、名前が難しくて最初は顔と名前を一致させるのが難しかったです。

とにかく「この名前の人誰だったっけ?」とついていくのが大変でした。

でも、とにかく人物名をスーパーで何度もだしてくれたので、徐々にそれぞれのキャラクターが明確になっていって、結果的にはけっこう楽しめました。

でもこれが、三国志の中でも「赤壁の戦い」にしか焦点を当てていないということに驚きですね。

なんせこのPart1ですら、その「赤壁の戦い」が始まる直前で終わってしまうのですから!

じゃあ一体三国志全体を映画化したら、どんなことになるのか・・・。

ただちょっと感じたのが、金城武演じる諸葛孔明があまり天才軍司っぽく見えなかったのと、劉備の影が薄いところが残念でしたね。

でも、劉備の影が薄い分、彼に仕える趙雲を始めとする三人の武将がかなりかっこいい!

忠誠心に厚く、たった一人敵に囲まれ、敵のボスを目の前にしても、まったくひるまないその勇猛さにしびれました!

そして、ラストの「八卦の陣」。

映像的にも迫力がありましたが、その陣形の動きといったらすごいこと!

圧巻の一言で、「おぉ~!」と食い入るように見てしまいました。

クライマックスの「赤壁の戦い」はPart2ですが、Part1だけで終わっても、それはそれでいいかなと思いました。

サトラレ