「微妙としか言い様が。」ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
微妙としか言い様が。
ちょっとだけ怖いオープニングに,
「おっ,夏だけに怪談か。「墓場鬼太郎」か?」
と,期待した思いは,
展開が進むにつれ,ゆっくり確実に打ち砕かれていく。
楽器集めが淡白。
アクションが単調。
グダグダのストーリー,
抑揚の無いテンポのおかげで,
退屈という名の眠気が襲う。
そこを締めてくれるのは,
濡れ女(寺島しのぶ)と,ぬらりひょん(緒形拳)。
人間の狭い心への喝,恨みが,
二人の存在感とともに伝わり,悲しみと怒りを感じました。
鬼太郎より,彼らを応援してしまうほど。
あらゆるドラマが中途半端で,
前作と変わらず,キャラクターに頼りすぎ。
期待に応えてくれなかった実写第二弾・・・。
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