最高の人生の見つけ方(2007)のレビュー・感想・評価
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余命宣告されたジャック(富豪)とモーガン(工員)のおじいさんが、残...
余命宣告されたジャック(富豪)とモーガン(工員)のおじいさんが、残りの人生を楽しむためにバケットリストを作成し、世界中を旅に出る。2回目の視聴。
富豪のお金で行ったことはスカイダイビング、入れ墨、レース、北極上空、フランスのレストラン、サバンナ、ピラミッド、インド、万里の長城をバイクで疾走、香港(モーガンフリーマンに女性との情事はなし)、日本には来ず、妻を思い出してアメリカに帰国、その途中、ジャックを娘に会せようとしたことから二人は仲互いするが、モーガンが瀕死になり再び会うことになる。ジャックは娘に会いに行き、孫にも会うことができる。モーガンは亡くなるが、しばらくしてジャックもなくなる。その骨を秘書がエベレストの頂上に置きに行くところで終了する。
正直、最後にやりたいことがこれかという印象は一回目に見たときにあった。信仰深い、歴史に詳しい人間であればもう少ししたいこともありそうだが、ハリウッド映画ではこれが限界かな。私が最後に何をするか、体力があるなら旅をするのか、家に引きこもって本や映画をみるのかゲームをするのか、インターネットに書き込むのか。いずれにせよ、やり残したことがないようにしたい。
ゆったりしてていい感じ
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余命半年と宣告されたジャック・ニコルソンとモガちゃん。
同室だったが、二人はある意味正反対だった。
ジャックはその病院の経営者で大富豪だった。
しかし見舞いに来るのは秘書だけで人々から恐れられていた。
一方モガは家族に愛されていたが、
人生が平凡すぎて色々やり残したことを考えていた。
ジャックは金にものを言わせて、二人でやり残したことをやろうと誘う。
で、片っ端からすべきことを書き出し、実行に移す。
スカイダイビングや刺青、エジプト旅行など・・・
が、モガが余計な気を使い、ジャックの家庭に手出しをしたことから、
親友となっていた二人はケンカ別れをしてしまう。
そして家庭の大切さを改めて感じ、帰るべきところへ帰る。
結局モガはジャックへの手紙を残して先に死亡。
2人は短い時間を過ごしただけだったが、心は通じ合っていた。
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2人が役にハマっていて、心温まる映画だった。
ワンマンで何でもガンガン押し進めるジャック。
周囲に対して優しいが決して人付き合いが好きではないモガ。
僕はどっちかと言えば後者だろう。
そしてどこかで前者のような親友を求めている。
でも一般社会にそんな破天荒な奴は滅多にいないし、
いてもむしろ付き合いを避けたいタイプだろう。
モガが一緒に旅をしたのは余命が宣告されていたという状況から。
逆にワンマンで人に優しさや弱みを見せないジャックが、
モガを旅に誘ったのもやはり余命宣告されていたからだろう。
ある意味究極の付き合いと言えると思う。
家庭思いのモガが旅行に行くと言い出した際、
妻の理解が得られずにガッカリしていたが、
僕が同じ立場でも同じ選択をして同じ衝突をするだろう。
でもどうせ死ぬならこういう最期を飾りたい。
最期は自分らしく死にたい、きっと誰もがそう思うんだと思う。
死を目前にしたことがないから想像だけど。
似たようなシチュエーションを描いた映画は他にも見たことがある。
どう死を迎えるかは人間にとって永遠のテーマなのだろう。
『いまわのきわの疑似体験』も良し。だが、スカイダイビングは元気な内に
実はこの映画は見ていた。
この映画の中でやっている事は、全部生きている間に出来る事。
食欲や性欲や物欲などの基本的な欲望は生きている間に出来る。と言うよりも、生きていなけりゃ欲望は湧いてくるものではない。つまり、死ぬ前にやらねばならぬ事は生きる事だと思う。
この映画の中での台詞『全く、心臓発作で死ねる奴が羨ましい』そして、96%の人間が自分のいまわの時期を知りたくないとしている。まぁ、人それぞれだが、いまわのきわを知るのは直前が一番だと思う。そして、どんなに苦しくとも生きる事が大事だと思う。なぜなら、苦痛も五感の一つで、生きている証。
この映画見て、そんな事考え、長らく見た事を忘れていた。
言っていることは当たり前で、当然の予定調和だ。
この映画には2点間違えがある。
第1 『病室に2名』って僕の時代には絶対に無かった。また、カーテンの仕切りと個人用のテレビが無い。
第2 骨を放置するのは違法だろうが、粉にすれば、違法にはならない。
樹木葬や散骨は日本でも出来る。我が父はそうした。その方がお金もかからない。それに出来れば、まいてもらって、海流に流したり、風の流れに任せたほうが、輪廻転生を促すと僕は感じる。
もっとも、死んでしまったら、そんな事されても分からないだろうが。だから、元気な間に色々な埋葬場所を探しに世界を回れば一番幸せな事。但し、そんな事しなくとも、図書館へ行って、世界地図見て知識を深めるとか、本読んだり、映画を見るとかでもいいんじゃないかなぁ。要は結局は知識欲だと想う。何をやって良いか分からない人は。
僕は死ぬまでに『旧約聖書』を読みたいのと、もう一度『ラジャアンパット』の海に潜りたいのとモスクワの赤の広場に行って、レーニン廟を見たいと思っている。
世界一の美女とキスをする。
余命を宣告されたら、残りの人生で自分なら何をするだろう、、、このふたりのようにお金があれば色々できるのですが普通の人はそうもいかない。そういった意味でこの映画はファンタジーのようでした。
でも一番大切なものはお金で買えないものというオチは良かった。そうでないと普通の人には悲しすぎますものね。
「世界一の美女とキスをする」のリストのクリアの仕方が一番お気に入りのシーン。
二大オスカー俳優、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの 演技がさすが素晴らしかったです。
そしてロブ・ライナー監督、さすがいい映画を作るなぁ~。
正反対のキャラだからこそ魅かれ合う。
黒人で決して豊かではない修理工と、一代で10億もの財産を築いた白人が、二人とも余命宣告され、病室が一緒になることから話が始まる。
正反対な性格で反発するところもありつつ、次第に意気投合し、世界中を旅していく。
それは棺桶リスト(死ぬまでにやっておきたいことリスト)を1つ1つ実行していくためであった。
スカイダイビングからはじまり、けんか別れした娘に会うまで実行し、修理工の方が先に亡くなる。
でも、それは永遠の別れというだけではなく、それからまた会える、もしくは心の窓を開いていく1歩でもあると考えると、死は1つの通過点とも思えてくる。
羨ましい。
物語の起伏は少なく、ほのぼのとした作品。
ただ余生はこのように過ごしたいという夢を詰め込んだ
ものなので、見ていて幸せな気持ちになれる。
2人はお互いに余命宣告を受けたことから人生に悔いを
残さないようにリスト化した夢を実現する旅に出るのだが、
まさに豪遊。世界中を旅しながら、各名所を堪能し、
プライベートジェットで快適に旅をする。
モーガンフリーマンとジャックニコルソンの豪華共演だけで
見る価値はあるが、物語自体も目に優しいものとなり、
97分という短い時間だからこそテンポ良く進むため、
楽しんで最後まで見れる。
カーターの死後、多少思い描いた形と違えど、
達成できなかった棺桶リストの項目をエドワードが
回収していくのは美しかった。
最後の壮厳な景色を見たいという項目は2人の死後
遺灰をエベレスト山頂に置くことで伏線が回収された。
個人的には世界一の美女にキスをするという項目を
仲違いした娘と仲直りし孫娘にキスをすることで達成にした
のは1番良かった。
この映画は幸せを感じる2人を見て幸せな気持ちになる、そんな作品。
面白い、ただ最後のオチが・・・
冒頭でエベレスト?に登っているのはモーガンフリーマンと思い、結局死ぬのはジャックニコルソンの方だけで、モーガンフリーマンは奇跡的に生き残り、棺桶リストの残りの項目を一人で実現していくのだろうと思って見ていたら、意外な結末だったのでややショックだった。ただ、棺桶リストを実行することよりも、老人二人の友情に感銘を受けた。死を宣告された二人なのに冗談を言い合う生き方は見習いたいですね。
あと、邦題はオシャレだが映画の内容とちょっとずれているし、製作者の意図を尊重して、原題の日本語訳「棺桶リスト」のほうがよかったと思う。
ティッシュ必須
めっちゃ良かった。
道徳的にも大きくずれずにストーリーが進んで、後味スッキリ。
------以下ネタバレ------
最期を奥さんと過ごさないのは悲しい。奥さんのことを考えると胸が痛い。そこが引っかかったので満点にはできなかった。
でも、お誘いを断って「奥さんは幸せね」と言われたのに対し「僕が幸せなんだよ」と返したところで第一大粒涙。
「世界一の美女にキスをする」で、女好きのグレてたおっさんが孫にキスできたところで第二大粒涙。
最後に、口答えの多い秘書は、結局最後までグレたおっさんのわがままに付き合って、エベレスト登って骨を置きに行ったところで第三大粒涙。
最高の証人
《人生の価値など容易には量れない》
《家族や友人によって量れる と言う人》
《信仰心による と言う人》
《愛だ と言う人》
《人生に意味などない と言う人もいる》
《私はー
自分を認めてくれる人がいるか で決まると思う》
このラストに繋がるオープニングが好きです
お互いの人生に喜びをもたらし合った友人が
最期にできた2人は幸せだと思いました。
非日常的な体験をして世界を堪能する2人を見てるいると自分の悩みがちっぽけに思えました。
やりたいことリストの意味合いが主人公の価値観と共に大きく変わってしまう仕掛けに泣いてしまいました。
その時どこにいようとも、どんな状況であろうとも
幸せは自分の心がいつも決めるのだなと思います。
人生はあっという間に過ぎた
社会に出て45年、子育てに仕事に全てを捧げてきたカーターは突然余命宣告をされる。不安を和らげるためにおまじないとして、やりたいことリスト(棺桶リスト=the bucket list)を病院のベッドで作っていたところに、隣の億万長者がリストを全て叶える旅に誘う。
そして最期の6ヶ月をこれでもかと楽しみ、他者の人生にも良い物に変えて物語はプロローグに回帰する。
物語の中ではお金が無いと出来ない世界旅行ばかりが描かれるが、どんな人でも実践できるメッセージはいくつも伝えられていたと思う。
人生の中で楽しみを見つけたか。Have you found joy in your life?
あなたの人生は周りの人に喜びを与えたか。Has your life brought joy to others?
やりたいことを書き出すことで、実は自分が何をしたかったのかが明確になる。今月から自分のリストを作ってみたけれど、全て大金が必要なことでは決してなかった。映画のように、一つ一つ着実に完了できるように、能動的に動いていきたい。
そして最後、自分だけのやりたいことだけではなく、大切な人と同じリストを共有したいとも思った。
人生とは
誰かに喜びをもたらし、誰かに認められること
カーターが手術室に入る時の奥さんのキスの仕草がとても素敵
心に残る台詞
I believe that you measure yourself by the people who measured themselves by you.
Have you found joy in your life?
Has your life brought joy to others?
余命宣告を受けたら、どうする?
一人は会社経営の大金持ち、一人は自動車の修理工。
そんな二人の出会いは病室が同じだった事。
二人が余命6か月を告げられ、Bucket List に書いた事を一つずつクリアしていく話です。
2年前に主人の父親が癌で余命宣告を受け、その宣告通りに亡くなりました。
当時に色々と考える事はありましたが、癌で余命宣告を受けると治療をしても
かなり厳しい状況は変わらないという事。
最後手術をして少し元気になった時に、本人のやりたいことを聞いて少しでも楽しい時間を
過ごすことが出来た方が良かったのではないか…など色々な気持ちが交錯しました。
本当にそうなった時、自分ならどうしたいかな?
難しいテーマだけど、笑いありの構成でとても楽しめます。
お勧めです
あと、映画のタイトルが日本語と全然違いました。
英語のタイトルは、The Bucket List です。
意味は、a list of things that you want to do before you die となっています。
最期の前に、見つけた最高
Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕,レンタル)。
死ぬまでにやりたいことを綴った「棺桶リスト」を元に、世界中を旅して回るふたり。たくさん楽しみ、たくさん笑いながら、リストの項目を実現させていく中で、それぞれの人生を振り返った時、見えて来たものとは?
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン、ハリウッドを代表する名優が初共演。余命宣告を受けた男たちが織り成す人生賛歌を、心に沁みる名演で魅せてくれた。
リストの項目が違った意味合いを見せて来る後半の展開が正直、否、かなりズルい。だって泣くしかないじゃないか。
※修正(2024/06/30)
色んな場面が伏線だった……
「部屋を取ってあるの」からの
『幸せな奥様ね』
『僕が"幸せな夫"なんだ』
のやりとりが大好きです…
最後のカーターの手紙はずるい。
からの、
『世界一の美女にキスをする』のくだりで泣きました。
あと「猫に言えよ」。
コピ・ルアクの回収(?)も見事。
トマスがなんかいいなぁと思いながら観ていたが、いい奴だった、ほんとに…。
字幕版で観ましたが、日本語と英訳の音が同じ箇所が結構あり、そういう点でも楽しめました。
おじさん二人の人生最後の旅。
棺桶リスト。幸せに生きている男と金持ちで鼻持ちならない男。
自分の人生を謳歌しているように見えるふたりが、人生の最後の数ヶ月を共に過ごすことで心のしこりを解きほぐしていく。
よくある病に侵されて残り人生が少ない人がどう生きるか、その短い時間の中で素晴らしい時間を過ごす話。
その境遇なのが一人じゃなくて二人いるのが良い。全く違う人生を歩んできた二人が妙な友情でもって繋がれ、旅を始める。
とにかく二人のキャラクターが良い。ジャック・ニコルソン演じるエドワード。モーガン・フリーマン演じるカーター。
博識で家族に包まれ幸せに暮らしているカーター、一見何も後悔などない人生を歩んでいるかのように見えるが実は歴史学者になりたかった夢破れ、今の生活があることを吐露する。自由が欲しいと旅をすることに。
一方、複数の病院を経営する事業家エドワード。お金には困ってはいないが、四度の結婚に加え、愛した娘からは嫌われ、既にもう何年も会っていないという。
残り少ない人生とわかった時、二人がどうその時間を過ごしていくのか。旅を始めるまでもそうなのだが、二人の友情が少しずつ深まっていく様がとても心地いい。金しか興味がなく、人に対しても横柄な態度をとるエドワードが、カーターに対して思いやる気持ちをはっきりと示すところは、もともともっていたエドワードの人間味が非常に感じることが出来、とても良い。やっぱり、こういう「不器用な男」は好きだ。
エドワードが娘にきちんと会いに行くところは、まぁ、素直すぎる感も否めないけどやっぱりそのシーンみたいよね。世界一の美女が孫娘なのも良い。
秘書にもきちんと最後に見せ場が用意されているところも好き笑
ニコルソン&フリーマン!この競演が見られるだけで大満足!
入院先の病室で偶然出会った2人の老人が、死ぬ前にやりたいことをリストにし、それを実行していくというハートフル・コメディ。
監督/製作は『スタンド・バイ・ミー』『ミザリー』のロブ・ライナー。
主人公の一人、我儘な大富豪エドワード・コールを演じるのは『シャイニング』『ディパーテッド』の伝説的名優ジャック・ニコルソン。
主人公の一人、真面目な自動車整備工カーター・チェンバースを演じるのは『ショーシャンクの空に』『セブン』の伝説的名優モーガン・フリーマン。
ハリウッドを代表する2大俳優、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの競演が見どころの一作。
やはりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンのパワーは凄く、この2人が画面に映るだけで、何やらとんでもない傑作を観ていると脳が判断してしまいます。
ジャック・ニコルソン扮するエドワードは、皮肉屋で嫌味な大富豪。この様な役をやらせればジャック・ニコルソンの右に出るものはいないでしょう。
モーガン・フリーマン扮するカーターは妻を愛し神を信仰する、博識で温厚な修理工。この様な役をやらせればモーガン・フリーマンの右に出るものはいないでしょう。
…とまあ、いつものジャック・ニコルソンと、いつものモーガン・フリーマンが、不治の病を罹ったことでそれぞれの人生を見つめ直すという、非常にありきたりな脚本の映画。
ありきたりな脚本ではありますが、老いと病、家族と孤独、理想的な生き方と死に方という普遍的なテーマを誠実に描いており、クライマックスの展開ではしっかりと感動させてくれます。
「棺桶リスト」に書かれた「荘厳な景色を見る」や、「世界一の美女にキスをする」といった何気ない「やりたいこと」が、後半で大きな感動を呼ぶことになるという構成が上手い!
性格、生き方、思想、肌の色まで何もかも正反対の2人が、不治の病という共通の不幸により繋がり、親交を深めて様子は微笑ましい。
お互いの心の内をさらけ出し、最高の人生を生き抜く為に思い悩み、奔走する姿に共感。
凸凹コンビが最高の相棒になっていくというバディ・ムービーとしても一級品です。
やはりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンは素晴らしい役者であると再認識。この2人の共演を観られるというだけでも十分に価値がある映画。
時間も97分と丁度良く、気軽に観ることができ、しかもしっかりと感動できる良作👍
最高の人生の目撃者
結局、12個のBucket Listの幾つか(1,2,3,5,12)はダブルミーニングで、それが泣かすネタなんですよね。いやダブルミーニングって言うより、和訳が恣意的って言うべきか。
1.Witness something truly majestic
2.Help a complete stranger for a common good
3.Laugh till I cry
4.Drive a Shelby Mustang
5.Kiss the most beautiful girl in the world
6.Get a tattoo
7.Skydiving
8.Sit on the Great Egyptian Pyramids
9.Go on a Safari (previously “Hunt the big cat”)
10.Drive a motorcycle on the Great Wall of China
11.Visit the Taj Mahal
12.Get back in touch
「Get back in touch」(娘との仲直り)
「Kiss the most beautiful girl in the world」(孫娘とのキス)
「Help a complete stranger for a common good」(見ず知らずの人の前でのSpeech)
「Witness something truly majestic」(尊厳のある人生の目撃)
「荘厳な景色を見る」と訳されている"Witness somthing truly majestic". 「真に厳かな何ものかの証人となる」って意訳できます。その「証人」となったのが秘書。それが主題。日本版ではムロツヨシさんが重要ポジションですね。
2人の名優に心からの拍手。日本版リメイクを前に、再見しましたが、日本版はスルーしよっかなと思いました。さっすがに、この二人の名優の絶演の後じゃ、満足できない気がします。それくらいにニコルソン&フリーマンが良かった!
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自宅(CS放送)にて鑑賞。原題は"The Bucket List"でR.ライナーが製作・監督。主演の“エドワード・コール”のJ.ニコルソンと“カーター・チェンバーズ”のM.フリーマンは説得力のある演技に加え監督はこのテのヒューマニズムを擽る作品が巧い。人が減ってもリストを消化して行く(特にお気に入りは「世界一の美女にキスする」と云う)シーンが良かった。ラストもスッキリして後味が良い。一見荒唐無稽なキャラクターを違和感無く見せるJ.ニコルソンの豪快な演技は流石だがこの人の笑顔には狂気が宿る。75/100点。
・鑑賞日:2011年9月25日(日)
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