「映画で在るべき作品」潜水服は蝶の夢を見る keitaさんの映画レビュー(感想・評価)
映画で在るべき作品
上から見下ろすカットをほとんど使わないのが特徴的。
どん底から始まり華やかだった過去へ戻って行くストーリーと要所要所のドミニクの想像力はジュリアン・シュナーベルの詩的映像と最良のパートナーとなった。
ドミニクの心情を広大な自然の情景を用いる表現は素晴らしかった。
作品の冒頭で崩れ去った氷河がエンディングで巻き戻されるのも印象的だ。
まさに映画でしか表現出来ない芸術性があった。
コメントする