クローバーフィールド HAKAISHAのレビュー・感想・評価
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クローバーフィールドシリーズ1作目
怪獣SFパニックアクション。
今作は一人称視点でドキュメンタリー風な撮り方をしているので怪獣ものとしては新しく斬新で良かったです。
没入感があり世界に入り込める感じや
緊迫感等がヒシヒシ伝わり恐怖感出てました。
【総合評価】
個人的に一人称視点が苦手で乗り物酔いに近い感覚に陥るのでそこはキツかったです..それ以外はSFものとして十分楽しめたので良作でした。
タイトルなし
JJエイブラムス製作で期待していたがハンディカム映像で見にくく、酔う。モンスターもよくわからず、ヘリから墜ちたのになぜ生きてるの?ハンディカム回してる奴はうるさいし、なぜ危険が迫るのに回し続けるのか。ラストの救いもないし、酷い映画。
なかなか面白かった。
WOWOWで吹替版観ました。
最後まで観る気はなかったけど、気づいたら終わってた、って感じ。最後まで気持ちを引っ張る力はある作品でした。
知らなかったけど、今年続編が映画館で上映されてたのね・・こっちはまったくノーチェックでしたけど、機会あれば観てみよ。
胸毛.comはゲイ向けのリンク集だった
酔い止め薬を忘れた~などと心配しつつも、ハンディカム映像による酔いは起こりませんでした。それよりも一般市民の目で体感できるアトラクション映画に大いに満足できました。
TVドラマ『LOST』や映画『M:i:III』のクリエーターJ・J・エイブラムスがネット中心に仕掛けた宣伝効果もあり、全貌が掴めぬままの鑑賞となった人も多いハズ。『ブレアビッチ・プロジェクト』のような手ぶれ映像という評判もあったようですが、映し出されるリアルな迫力には『ユナイテッド93』を思い出してしまいました。日本の『ゴジラ』にも影響受けているようですし、日本が被爆や空襲の辛い体験があってこそ生まれたのと同様に、9.11テロを被ったニューヨークだからこそ生まれた怪獣映画だったかもしれません。
中心となるのはロブという青年。ビデオカメラには4月27日と5月22日の日付の映像が交互に映し出され、録画した数週間前の映像の上に被せてあるという凝った作りとなっています。パーティシーンで人間関係を理解しようと努力しているうちに突如大きな爆発音が鳴り響く。同時多発テロでもこのように何が起こっているのかわからない雰囲気だったのでしょう。逃げなきゃ!と思っても、一体どこへ逃げればいいのやら・・・映画自体が謎につつまれていたのも効果大でした。
ロブが一度だけ関係を持ったベス、ロブの兄貴とその恋人。そして、まさしく“死ぬまでカメラを離さない”ドキュメンタリーカメラマン根性のハッド。彼は緊迫した場面でもおバカなことを言ってのける、ある意味超人であります。恋人の関係、兄弟などといった4人にオマケのように付き添ってしまうのです。もしかすると日本へと旅立つロブのためにクソがつくほど真面目にドキュメント作りしてたのかもしれません・・・
『GODZILLA』をも手掛けたローランド・エメリッヒ監督にも通ずるような、自虐的なディザスタームービー。最後には怪獣をやっつけて平和に終わるような映画だったら、魅力も半減してしまうところだったのですが、期待通りの展開になってくれました。途中の台詞には、怪獣を作ったのも政府の策略・・・などと社会派を思わせる部分もあったし、隠ぺいのためにニューヨークごと攻撃するという疑念も想像させるところが上手い。
残念だったのは、巨大怪獣の他にも小さいエイリアンが登場して、噛まれると感染するのか繁殖するのかわかりませんが、アメリカ映画ならではのエイリアン・ゾンビ映画の要素まで取り入れてしまったことでしょうか。できればデカい奴だけで押し通してほしかった。ラストのセントラルパークの橋の下、これは良かった。『魔法にかけられて』を思い出しちゃいました。
【2008年4月映画館にて】
船酔い
撮影手法を売りにするPOV映画ということを除いたら無意味どころか苦痛を強いる拷問映画だった。タブーを破る取組みは若者には受けるのだろうが映像のもたらす不快感と恐怖感を混同しているようだ。
あらかじめCGでのコンテで製作後、撮影に臨んだらしいがその割には苦労が報われていないようだ。着想は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999)」からだろうし、手持ちカメラで臨場感を売りにするのは香港映画「恋する惑星(1994)」でも話題になったので斬新と言うほどの新しさもない。
ホラー映画では低予算がもてはやされるが気味悪がせるのにはあまりお金がかからないということなのだろう。まして疑似ドキュメントだから辻褄など蚊帳の外、やりたい放題の暴挙は怪獣ではなく監督の方だろう。低予算の魅力はあるだろうが皆が真似をしないのは製作者の良心というかプロとしての矜持があるからだろう。
ずいぶん電源長持ちなカメラね
手持ちカメラで撮影していたら偶然怪獣出現に居合わせた、という体のいわばワンアイデアで押し切る映画。
ドキュメンタリータッチが狙いでそれは成功しているが、画面が揺れまくりで相当に疲れる。長さが90分以下なのは賢明な判断。
カメラは揺れるが最後まで映画的視点はブレないのが偉い。ラストにみせるシーンも用意してるし。意欲作としグッジョブです。
面白いとか面白くないとか、それ以前の問題…
「クローバーフィールド」「タグルアト社」といった共通のワードが世界観を結びつけている、謎の多いシリーズ「クローバーフィールド・ユニバース」の第1作。
巨大怪獣の襲撃を、市井の人の目線で描くパニック映画。
製作を手掛けたのは『アルマゲドン』(脚本)、『ミッション:インポッシブル3』の、SF映画の大家J・J・エイブラムス。
全編にわたりモキュメンタリーの技法を用いて製作されている。
また、第三者の手により発見された映像であるという、ファウンド・フッテージという形式の作品でもある…らしい。
あるグループがマンハッタンでパーティをしている最中、突如として怪獣が襲撃。
その内の1人が、パーティの様子を撮影していたビデオカメラで街の様子を撮影することに…といった映画。
そのため、映画はカムコーダーを用いて撮影されている。
これが強烈に酔う!マジで酔う!
85分という短尺だが、この時間が限界…これ以上の上映時間があったら死んでいたかも…
映画の内容も正直つまらない。最初の20分くらいは全然知らない人達のパーティー映像を見させられ、いざ怪獣が襲撃してきても怪獣のルックが見えないためフラストレーションが溜まる。
そもそも、モキュメンタリーで作られたパニック映画という企画自体、個人的には賛同しかねる。手の加えられていない本物のドキュメンタリーで、もっと衝撃的な映像が沢山あるのですから。
2001年9月11日の映像の方がよっぽど衝撃的かつ教訓的である以上、この手の作品の存在意義はあるのか?
やはり、怪獣映画はデカい化け物がドーンと現れてバリバリ街をぶっ壊して最後はシーンと消えていくという様式美が大事だと実感しました。その方がスカッとするしね。
怪獣への愛
エンドロールの音楽で製作者の怪獣たちへの愛が垣間見える。完全に伊福部サウンドでちょっと笑ってしまった。
そして本編だが、前振りがとにかく長い。全84分と短い時間の中でくだらないゴシップに20分弱も使ってしまっており、耐えるのが辛かった。
怪獣が出てきてからは、POVならではの一市民の視点から見た焦燥感や絶望感が伝わってきてなかなか面白く観ることができた。ただPOV独自の手ブレや暗い映像も多く、これが味にもなっており、マイナスにも働いていると思う。
そしてオチの「愛してる」というセリフは少しチープ過ぎではないか。
撮り方についてはちょっとガチャガチャしている。逃げ惑う人々とモンス...
撮り方についてはちょっとガチャガチャしている。逃げ惑う人々とモンスターの見せ方がうまい。
画面酔いは避けられないかな
テーマーパークのアトラクションみたいな作品。
これをVRや椅子が振動する4DXで見たらより楽しめそう。
少し変わった映画が見たい人にオススメ、最初の15分は退屈なのでそこまでは流し見程度でいい。
ゴジラがいたから誕生した力作
"クローバーフィールド" シリーズ第1作。
KBS京都「新春シアタースペシャル」で2回目の鑑賞。
突如、混乱と破壊の坩堝に陥ったマンハッタン。はじめは何が起こっているのか分からず、主人公たちと同じ目線で出来事に対峙するしかないと云う感覚がとてもスリリング!
揺れる主観映像がリアリティーを醸し出していて、実録映像を観ているような臨場感がハンパなかったです。恐怖が直に伝わって来て、ハラハラ・ドキドキが止まりませんでした。
着想元はJ・J・エイブラムスが来日した時に見つけたゴジラのソフビ人形だったそうな。劇中でもオマージュが捧げられていたし、劇伴も伊福部サウンドのような重厚感があって感無量。ゴジラ・シリーズがあったからこそ誕生した怪獣映画と云うことで、ファンとして誇らしいです。
※修正(2024/04/07)
字幕を修正してほしい
好きな映画を上げろと言われたら必ず入れる映画です
子供の頃怪獣映画を見ていて、襲われている町の人はどんなに怖いだろう、どのくらい生き残れたんだろう、家族や友達と再会できただろうかなどと想像していたタイプの人にとっては最高の映画でしょう
そうでない人にとっては意味のない退屈な映画だと思います
それにつけても、字幕に致命的なミスがあるので直してほしい
冒頭のパーティーのシーンで、主人公の元カノ(ベス)が今彼?(トラヴィス)と一緒に来ていて、帰ろうとするとき
字幕
元カノ「がんばってね」
主人公「君もな」
英語
元カノ「(よく聞き取れないけど)日本で云々」
主人公「じゃあなトラヴィス」(ベスを丸無視
まったく逆なんですけど!
この時主人公はベスを無視してさらに連れにだけ挨拶するという嫌味を言っている
だからベスもこのときはなによ!という顔をしている
主人公はすぐに日本に転勤するので、ただの別れのシーンではない
そしてこの後怪獣が街を襲い、多くの人が死に、みんな必死に逃げている中、ベスから「助けて」とメッセージが入る
本当はまだ好きなのに、最後にあんなひどい態度をとってしまったことを悔やんでいるから、恐ろしい状況の中命がけでベスを助けに行く
なのに字幕があれだから、日本では主人公がなぜ別れた彼女を命をかけてまで助けに行くのかわからないという情けないことになっているんですよ…ひどすぎない…
初見だとイマイチ
カメラ視点。
公開当事はブエアウィッチとかRECとかが流行っていたんだろうか・・・
この作品単体でみても、
緊迫感が有るけど何か良くわからない。
という、作中の登場人物となんとなく同じ心情しか沸かない。
それは有る意味成功しているんですが、
なんとなく引き込まれない。
他人の映像を見ている(まさにそうなんですが)印象。
KAIJYU
今となっちゃどういう映画か知られているが、公開前は一体どういう映画なんだろうと興味津々。
予告編も、ホームパーティーが開かれていたら、何か異常な事件が起き、自由の女神の頭が吹っ飛ばされてくる。
自由の女神の頭を吹っ飛ばす“何か”って…?
怪獣? え、これ、怪獣映画なの??
J・Jが極秘でハリウッドでゴジラを作り直したんじゃ!?…とさえ胸躍らしたもんだ。
まあゴジラではなかったけど、怪獣映画であった事は事実。
突如NYに巨大不明生物が現れ、逃げ惑う主人公たちをフェイク・ドキュメンタリー・タッチで描く。
冒頭20分は退屈。惚れた腫れたの男女関係。
最初の20分は我慢して、何か起き始めたら俄然面白くなってくる。
チラッチラッと映る巨大な何か。あ~、もっとよく見せて~!
フェイク・ドキュメンタリーなので臨場感は日本の特撮怪獣映画の比じゃない。真っ暗な地下鉄で小型の何かに襲われるシーンはバクバク緊迫感!
フェイク・ドキュメンタリー×怪獣映画というのが、怪獣映画としては新しいユニークな見せ方。
要所要所の日本怪獣映画へのオマージュがまた心憎い。
そもそもの本作製作のきっかけが、ゴジラ。J・Jが日本に来日した時、おもちゃ屋に必ずゴジラのおもちゃがある事に感激して、ハリウッドでもゴジラのように愛される怪獣映画を作りたいと思ったんだそうな。
主人公の栄転先が日本。
小型生物に襲われるシーンは、あれ、絶対デストロイアかレギオンだよね!?
OPロゴの足音は第一作目の『ゴジラ』。
また、EDに流れる音楽はかの巨匠の音楽を彷彿! 日本の怪獣映画でもそのまんま使えそう。
私はこの映画を見た時、必ずED曲を繰り返し聞いてしまう。
まあ、難点もあり。
フェイク・ドキュメンタリー故、画面が揺れまくって見辛い。
話の展開上仕方ないとしても、都合よく主人公たちに危機が訪れる。
後、怪獣のデザインが、ゴジラのように愛されはしないかな…(^^;
何にしても、ハリウッドで新しい怪獣映画を作った心意気に万歳!
今ハリウッドでは怪獣映画が密かなプチブーム。
その立役者は2013年の『パシフィック・リム』や2014年の『GODZILLA』だが、最初のきっかけを作ったのは本作だと思っている。
なので、今年公開予定の『クローバーフィールド』第3弾もまた怪獣路線にならないかな~。
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