銀色のシーズンのレビュー・感想・評価
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スキーヤーとしては史上最強!!
スノボの時代にあえてスキーをチョイスしたセンス(『私をスキーに連れてって』に憧れたんだろうなあ ^^;)。冬に見ると面白い作品だからスノボにすれば盛り上がったに違いない。ちなみに海猿シリーズの監督だから仕方ないのか雪猿はないでしょうに(海猿は海の警察官なる海上保安庁だが雪猿は雪の警察官とは対局する『雪山の何でも屋』を自称するフリーター)。最後に雪猿なら北海道警察山岳遭難救助隊にすべきだった(でもそうなれば予算が足りなかったかな ^^;)。
スキー場ロマンスはベタな方が好み
白馬のスキー場を舞台に挫折した元ワールドカップのモーグル選手、銀(瑛太)と訳ありの女性、七海(田中麗奈)のちょっとひねったメロドラマ。
かっては地元のヒーローだった銀だが今では落ちぶれてちょい悪のスキーフリーク、似たような仲間と終始悪ふざけのコメディ担当、別にヒロインを訳ありにしなくてもスキー場のロマンティックな青春群像劇で通るのだが、それではありきたり過ぎると、とんでもないシチュエーションを被せましたね。それが仇になって二人のロマンスに酔う気分にはなれません。ここぞ感動の場面ですよと言わんばかりのもったいぶったひっぱるカットが多すぎ、素人臭い演出も鼻につきます。
どうせといったら失礼ですがフジTV映画ですからベタな白銀ロマンスに徹した方が気楽に愉しめる気がしました。
みんな若かったね。
若気の至り、ってシーンがたくさんありましたね。
今更ながら、観ました。
やんちゃぶりが炸裂してた。最後スノーモービルが火花散らして疾走するのがちょっと機械的に心配になったけど、滑走に間に合ってよかった。最後は、失敗で終わるパターンだったけど、成功させてあげるパターンでも良かったのかなと思いました。
田中麗奈がかわいい
製作は今日本で一番まともに見れる映画を作るROBOT。たしかにスキーのアクロバットや派手なアクションは素晴らしかった。冒頭の空撮などはちょっと感動してしまったくらい。
ただ、ストーリーには詰め込み感がいっぱいで、主人公である城山銀と一人で結婚式にやってきた七海だけをメインにしても良かったのではないか。なんでも屋の3人組の過去の出来事にしても町の人たちがモーグルの天才として銀を煽ったという事実にしてもどうもしっくりこない。
手すりを滑るとか川を渡るという夢を追いかけるのはいいとしても、水道管に穴をあけてしまったり教会を壊してしまったことには責任を感じないのはまずい・・・これだと、期待をかけすぎた人々に甘え切ってるのと同じ。半年前に恋人を交通事故で亡くしていたというサプライズも弱くなってくる。
もっといい脚本はなかったのか。もっと演技指導が必要だったんじゃないか。國村隼人や杉本哲太が瑛太に対する親心を見せるいい演技をしているだけにもったいない。特に佐藤江梨子の演技はラジーものだ。
ラブシーンで誤魔化さない、淡い恋心が心地いい作品。
元気が出る物語だと思った。瑛太と田中麗奈がすごくいい。ラブシーンで誤魔化さない、淡い恋心が心地いい作品。「雪山の何でも屋」3人組にまた会いたくなる。
コブクロのWhite Days とシンクロ!
「愛と希望」がなければ人は生きていけない。
主人公の城山銀は幼い頃に親をなくしながらも、桃山町で有望なスキーヤーに成長する。銀の挫折(ある大会での失敗と怪我から立ち直れない)には、この孤独な生い立ちが背景にあるのだが、この映画は多くを語らない。エンディングの「White Days@コブクロ」の歌詞に「僕(銀)」の孤独の影を見出すだけである。
桃山町で出会った仲間と共に野放図な日々を送る銀の前に、綾瀬七海が現れる。彼女もまた愛と希望を失い、心の闇をさまよっていた。しかし映画の後半までそれは語られることがない。
ホワイトウエディング企画に乗ってきた七海を軽蔑していた銀が、いつの間にか七海に惹かれ、その唇にひきよせられていく(キスは成功せず…)。
この映画はこれまでのエンターテイメント映画とは異なり、等身大の愛・希望・優しさとの出会いの喜びを描いた穏やかな作品である。登場人物は皆、不器用だがあたたかい。何度か見ているうちにそれが心に沁みてくるヒューマンな映画である。
雪山猿歌~。
これを「海猿」に対し「雪猿」というのはどうなの~?(;一_一)
という感じが否めない雪山映画でしたが、スキーやスノボを
される方には、けっこう楽しめる場面が多いんではないかしら。
私はまったくやらないもんですから^^;その醍醐味は分からずxx
ただ予想していた「かなりくだらない映画」の印象はなくなって、
案外ネガティブな若者たちの(ホントに)暗く切ない群像劇でした。
雪猿こと雪山のなんでも屋三人衆のもとへ、山の教会で結婚式を
あげる予定の、まったくスキーが出来ない花嫁さんが到着する。
彼らと絡むと、ろくなことがないと考える町の皆さんは、彼女の
保護に努めるものの、元・モーグル選手の城山銀(何だこの名前^^;)
にコーチを頼むことになってしまった。。
すでにこの時点で「あれ?」と思う部分が出てくるのですが、
種明かしは中盤以降になります。彼ら雪猿の過去なども追々…。
どちらかというとこの辺りまでは、スキー場や雪の教会など、
レジャーシーンが占めているので気軽に観られる感じでしょうか。
彼らの悪ふざけが高じて起こした事件が、真実を招く中盤以降、
人生の挫折(とはいえ君らはまだ若い^^;)を乗り越えようともがく
若者像が延々と語られて…特に田中麗奈が演じる寡黙な花嫁は
良かったですね。彼女の気持ちも何か分かる気がしました…。
まぁただ、なにも雪山でやらなくてもいいんじゃないか。と(爆)
…あ、それを言っちゃ映画になりませんね^^;
スキーもそうらしいですが、とにかく下を向いてちゃダメ!
そういうことなんでしょう、この映画が教えてくれることは。
彼女が初めてちゃんと滑れた時に、晴々と彼に言う言葉。
当たり前のことでも、分かりきっていることでも、自身が
その立場にならないと分からないことって沢山ありますから…。
いつか必ず晴れるから大丈夫、頑張って乗り越えて欲しいな。
(かの九ちゃんだって、上を向~いて歩こう~と唄ってます♪)
見事にスベッた。
スキー客と町に迷惑をかけまくる
主役の城山銀とその友人,
祐治,次郎の三人がオープニングから感じ悪い。
いくら過去の挫折があったとしても,
その行為の数々は,道徳的に失格。
決して許されるものではない。
彼らに感情移入できないし,
なかなか進展しないストーリーが退屈。
感動なんて皆無。
「後ろじゃなく前を向こう」は,
上辺を救い取っただけの空虚なメッセージ。
雪山の景色は綺麗だし,
吹替えだと分かってはいても,
スキーシーンはかっこよく撮れてるんやから,
ストレートなスポーツもので良かったんじゃあ?
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