「テンポが悪いながら面白いが、デッドプールは絶対許さない」ウルヴァリン:X-MEN ZERO 太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
テンポが悪いながら面白いが、デッドプールは絶対許さない
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このシリーズ、かなり不思議だ。
このシリーズは、キャストは良いが、正直テンポも悪く何よりキャラデザインが原作を無視していて、中身はどうであれ見た目は原作を守ってほしいと思っている僕にとってはあまり好きではない。
今作は3回見たが、3回目はなんと寝てしまったくらいに超展開でも関心が湧かない。
が、しかし、なぜか面白いのである。
つまらないはずなのに、どうしても観てしまうのが今シリーズの不思議な力だと思う。
相も変わらずローガン(ウルヴァリン)役のヒュー・ジャックマンはもはや原作そのものの顔なので良い。
アクションも1と比べればまだ物足りないながら良くなっている。
作品そのものは、まぁ良い出来だとは思う。
だがしかしだ。
絶対に許せない部分がある。デッドプールだ。
序盤に登場する姿は良いのだが、問題はラスト。
まぁ、メタ発言はしょうがないとするが、なぜ真っ赤な全身タイツでなくチノパン一丁、そして、スパイダーマン並みのおしゃべり・・・・のはずがなんと口が塞がっている!!!
もはやデッドプールですらない。唯一同じなのは超再生能力くらい。
デップーには爪も目からビームもいらない。ただひたすら喋ってふざけて、首がもげようが再生して、銃や剣(あとハイパーコンボゲージ)を振り回して戦ってくれればいい。
今作はラスト以降(エンディングは除く)はかなり駄作だと思った。
しかし、軽い気持ちで楽しみたい、原作版のキャラクターを知らない方にとっては楽しめると思う。
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