イントゥ・ザ・ワイルドのレビュー・感想・評価
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アメリカらしい映画
とある友人が、この映画が人生ベストと押すので鑑賞。
実話なのか、本がベースになってる話なんですね。
そこそこの大学出て貯金もあるリア充クリスが、大学のあるアトランタからアラスカを目指す旅に出る。手段は何もない中で、様々な人たちと出会い別れ、ひたすら突き進むクリス。
先ず、アトランタから西へ向かった様だが、地名を言われてもピンと来ない人は地図を見ながら話を追う必要があります。終盤で出てくるソントンとか初めて聞いたし。アラスカ目指す割に中々北に進まねえな、とか思ったり。
途中会う人々や移動手段が如何にもアメリカらしい。一つ例を挙げるなら、麦畑の収穫とか、あんなのアメリカか北海道の映像でしか見たことないバカでかい作業車なんかや、キャンピングカーとかもそうだし、ヒッピーや敬虔な信教者たちもアメリカっぽい。
ロードムービーとして楽しめる映画です。
クリス(アレックス)が何故旅立ったかとかは少し乗れないけど、冒頭からフェアバンクス(アラスカの街だと地図見て分かったw)に居て、不思議なバスでの生活は苛酷なロケを思わせる。実際すごく痩せてたし。
ただ人生ベストか、と聞かれるとそうでも無いかな。
クリス役の人はディカプリオによく似てます、よね?
ショーン・ペンは俳優の方がいい
生きるということ
【2回目】
昔服屋の店長から勧められた映画 その時は全然内容が入ってこなくて引...
昔服屋の店長から勧められた映画
その時は全然内容が入ってこなくて引き込まれなかったから序盤で寝てた
数年経ってもう一度観てみると、あの時観てればと思う
若いうちに観たいと思う映画
自由を求めて現実逃避してひたすらアラスカを目指す青年の実話
旅の途中で出会う人達のストーリーはどれも心温まる
物語は不思議なバスのシーンから始まり、大学の卒業式から不思議なバスまでの道のりを、過去を振り返る形で交互に描かれてる
絶妙なタイミングでの不思議なバスと過去の切り替え、自然の描き方やそれに立ち向かう主人公の姿、更には居なくなった息子を思う家族のシーンと妹の心の声がとても印象に残る
旅に出たくなる映画
実話を元にしてるからストーリーはリアルでフィクション映画と違い不満な箇所をツッコミたくならない
何か壁にぶつかった時、目標がある時、旅に出る前、これから頑張ろうと思えるような気持ちになる
人生という名の旅路
彼は崇高か我儘か
原作は読んだ事ないが、エミールハーシュという役者が好きなため。
この主人公については賛否両論上げられているが、彼の行動を論理的な尺度で見てはいけない。
ロードムービー好きならこういった、自分の思考や精神を第一にする主人公は好きな人が多いだろう。
その為に、彼が犠牲にした事も多々ある訳で、犠牲にされた人間は当然「なんで!?」と思う。
ただ、この作品はその犠牲にされた側にもスポットを当てることで彼のしていることは自己満足かもしれないという可能性を観ている者に訴えている。
「内なる自分」に正直で、自分で実行できる精一杯の反抗をして犠牲にするものと訣別しようとする。
彼の中でもそれが正しい事なのか迷いはあるが、何もせず終わるより実行するしかない!という思いに駆られたのかもしれない。
この思考プロセスは全く論理的でなく、自己陶酔とも思えるが、僕は大いに共感できた。
正しいかどうかでなく、その未熟さが先走る感じが人間臭くて好きだ。
映画自体はとても丁寧に作られているし、答えの無い葛藤をよく描けていると思う。
ロードムービーの大大大傑作
イギリス友人のオススメで
Happiness only real when shared.
雄大な自然の風景、映画館で見るべきだった。
ドキュメンタリーとして真実に迫るという形の原作だったが、映画ではもっとシンプルに、原作から余計なものをそぎ落として、話の筋・人物の本質を丁寧にすくい上げている。それに映像を肉付けしたという感じ。
映像が訴える力なのかもしれないが、原作以上に、主人公の生の躍動と、逆説的にその愚かさとが、照らし出されていく。
ここでいう愚かさとは、自然に体一つで向き合っていけると信じた主人公の愚かさ、そして、誰かを悲しませることの愚かさ。
一人では、生きていくことはできない。
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