「本人にしか分からない孤独と闇」イントゥ・ザ・ワイルド now loadingさんの映画レビュー(感想・評価)
本人にしか分からない孤独と闇
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この映画を見て自殺した同級生を思い出した。
成績優秀、容姿端麗、仲間に囲まれ徳のある、一見、順風満帆の同級生。
本人にしか分からない地獄がある、というニュアンスの発言をしたのは宇垣美里さんだったか。
本作の主人公にも深い孤独と闇があったのだろう。give me truth という何と切ない響きか。頭にこびりついて離れない。
元々、ほぼ死に片足を突っ込んだ状態での旅の始まりだったのだろう。初めて自由を手にした青年は最も人生が輝いた季節に悲しい死を遂げる。
青春と孤独と純粋無垢な心が旅を終えた。
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