「世界観はよいけれど、、、」アリス・イン・ワンダーランド おたけさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観はよいけれど、、、
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全体的に世界観に没入でき、1シーン、1シーンが美しく、それだけで楽しめる。
ただ前半の完成度が高いあまり、後半の世界観には違和感も。
マッドハッターが走り逃げるシーンは、パイレーツにもこんなシーンあったなあという既視感。
ある意味、パイレーツなどの他作品を思い出させることでワンダーランド感はあるのかもしれないけれど。
白の女王の城の前に、なぜ桜?
桜は一気に散るのでどちらかというと儚さのようなイメージがある。
このラストシーンの後に白の女王の時代が来るので、これからくる白の女王の時代も儚く散るというイメージを感じてしまった。
色のイメージでは、白に近い薄いピンクの桜が広々と咲くことで、真っ白な女王が、ほのかに赤を含み、姉をどこかで想う、というイメージにも感じられた。
赤白はっきりさせない色を使うことで、白の女王が純白=自分が最も正しいと考えていないことを表現しているようにも見えた。
上記2点については好意的にも受け取れたが、ラストの戦闘シーンでは、モンスターハンター?ハリーポッター?となってしまった。
急に日本のゲーム感を強く感じてしまい、世界観への没入から弾き出されるような感じ。
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