「アリスは悪の女王と対決し、恐怖で支配されるワンダーランドの救世主となる?」アリス・イン・ワンダーランド Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
アリスは悪の女王と対決し、恐怖で支配されるワンダーランドの救世主となる?
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元アニメーターでバットマン等監督のティム・バートン監督による2010年公開の米国映画。脚本が美女と野獣やライオンキングのリンダ・ウールヴァートン。配給はディズニー。主演がオーストラリア出身のミア・ワシコウスカ。他、ジョニー・デップ、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム=カーターらが出演。
19歳アリスの、不思議の国ワンダーランドへ再訪しての、恐怖で支配している赤の女王との戦いを描いていた。アリスは、白の女王アン・ハサウェイや代々王宮に仕えてるジョニー・デップの助けを借りるが、自ら剣で恐ろしい怪獣と対決し倒し、赤の女王の支配からワンダーランドを救う救世主となる。勧善懲悪そのもので、戦いの描写が壮烈で、実にアメリカ的。
今や女の子も昔と違って、ディズニー映画の中でも、主体的に強敵と肉体的に日々闘うことが要求されるのだ、現実社会の反映とは言え大変だなあ、との感慨を覚えた。
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