「久しぶりに見てやっと理解できた」アリス・イン・ワンダーランド よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
久しぶりに見てやっと理解できた
子供が小さいころ一緒に見て、わけがわからんかった思い出しかない映画です。
「不思議の国のアリス」の実写化かと思いきや、13年後の話だったんですよね。
で、下の子供と再び観て、やっと理解できました。
理解できると「不思議の国のアリス」と違って意外とちゃんとストーリーのある内容で、現実世界で不思議ちゃんで周りから浮いていたアリスが、ワンダーランドでの冒険を通して成長するという話でした。
面白いのは、「不思議の国のアリス」ではふつうの女の子だったアリスが、「不思議の国のアリス」の出来事を通して不思議ちゃんになってしまったこと。
アリスは不思議ちゃんになったため再び訪れたワンダーランド(のことを忘れていたの)に特に驚くこともなく、この状況を受け入れて柔軟に対応し、一つ一つ解決していきます。
「不思議の国のアリス」の時のように困り果てて泣き出すようなこともありません。
アリスは妄想好きな不思議ちゃんになっていたため、アリス自身がワンダーランドのおかしな住人たちのようになっていたのです。
次回作の「時間の旅」では、アリスは強い意志を持った大人の女性に成長しているため、三部作としてアリスの成長の物語としてみればより楽しめるかと思います。
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