劇場公開日 2009年7月15日

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「タイトルの“謎のプリンス”という意味がピンとこない」ハリー・ポッターと謎のプリンス マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5タイトルの“謎のプリンス”という意味がピンとこない

2009年7月23日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

このひと月、ILMが視覚効果を担当する作品が続いているが、トリを務めるのが昨年末から公開が延びたこのスーパー人気シリーズ。ILMは時折、昔の映画製作者が観たら「どうやって撮ったんだろう?」というカットをさらりと挿入してみせる。今回は列車のシーンだ。あるボックスから窓の外に出て列車をやり過ごし、後ろの車両の窓からハリーたちのボックスに入り込む。
前作同様、最終決戦に向けての谷間にあたる部分を、ヴォルデモートの誕生秘話を底辺に、学内の恋愛騒動とダンブルドア校長の連続暗殺未遂という明暗を巧く絡ませて飽きさせずに進行している。ただ、原作を読んでいない私にとって、タイトルの“謎のプリンス”とは何を意味しているのか、少し解りづらい。映画が端折っているのか、私がピンとこないだけなのか?
ニコラス・フーパーによるエンディング・テーマは楽しいアレンジだ。

マスター@だんだん