「マイノリティ」ミルク Tommyさんの映画レビュー(感想・評価)
マイノリティ
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やはりこういった同性愛者に限らずマイノリティで世間では生きづらい人はいるわけで、個人レベルでは認識していたものの大衆レベルではきちんと考えたことがなかったのでそのきっかけになった。おそらく、自分がそういったマイノリティに属する者だと感じる人にとってはまた共感の度合いも違うんじゃないかと思う。
はっきりとその気持ちはその人たちにしかわからないものだし、おそらく作中でミルクと関係をもった人は自殺未遂した者が多かったといったところも彼らにしか理解できない苦悩があったのだと思う。それこそ最後の遺言のセリフであった、希望がなければ人は生きていけないというもので、これはよく聞くような言葉ではあるもののこの作品を通して聞くと説得力が全然違ったものに感じられた。
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