「ご注意」ミルク 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
ご注意
今大流行の主題に対する関心の有無によって評価は大きく異なります。
有る人は絶賛し、無い人には何ら訴えない、制作年度を考えても一種の「運動映画」です。
主題には触れずに映画として評価すると、良くも悪くもペン選手の圧倒的演技に感心する作品で、脚本、演出に特筆すべき点はありません。70年代らしい雰囲気を出すための粗い画面とベタ照明には工夫を感じましたが。
この手の伝記映画はマルコムXやJエドガー同様、同国人には超有名人なので説明を省くことが多く、他国人には???のことがしばしばです。
この作品でいえば、ミルクの直前にSF市長も暗殺されるシーンが省かれてます。
故にWIKIなんかで調べてから観るのが、作った人に対する礼儀でしょう。
尚、ホモシーンが多いので耐性に自信のない人はご注意。
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