「同性愛者の権利獲得の過程」ミルク a0064さんの映画レビュー(感想・評価)
同性愛者の権利獲得の過程
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アメリカの公民権運動の歴史の一部として、同性愛者の権利が獲得されるまでの過程がリアルに描かれていると思う。ゲイがレズを当初は差別的に見ていたことや、黒人のゲイが全く登場しないことにも、よく注意を払ってみると、すごく現実に沿った描き方がされていると感じる。
ミルク氏は、まさか個人的な恨みを抱く精神不安定者に殺されるとは思っていなかっただろう。事実は、人の想像を超えて展開するものだ。
宗教的に同性愛を受け付けないという感覚を認めたとしても、杉田水脈氏の見解はやはり理解しがたいと言わざるを得ないのではないか。彼女の同性愛に関する見識は、事実誤認と根拠のない偏見のなせる技であろう。
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