幸せの1ページのレビュー・感想・評価
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子供と一緒にどうぞ!
まず、大人の方はジョディ・フォスターの映画だと思って見に行かないこと。
今までのシリアス・ジョディ・ムービーではありません。
また、日本ではジョディ・フォスター主演となっていますが、原題「Nim's Island(ニムの島)」とついているように11歳のニムという少女が中心です。
来日したジョディ・フォスターがインタビューで「自分の出演している映画を初めて自分の子供たちと一緒に見ました。」と答えていたように小さな子供たちと一緒に見に行く映画です。
私は結構、楽しめました。
出てくる動物たちも良い味出してます。
でもなぜ邦題が「幸せの1ページ」になったのかよくわかりません。
出てくる役柄が作家だからでしょうか?
最後に、この役はジョディ・フォスターでなくてもよかったような・・・。
でもジョディ・フォスターでなければヒットしないかも・・・。
ジョディ・フォスターはこれでいいのか?
対人恐怖症で、ひきこもりで、極度の潔癖症のベストセラー冒険小説家を
コミカルに演じる最近ではあまり観れないジョディ・フォスターを、
アビゲイル・ブレスリンと動物たちの頑張りを、楽しむ作品。
描くヒーローは、豪快で逞しい理想の男性像であるが、
大人気の冒険小説家なのにアレクサンドラ(ジョディ・フォスター)は
対人恐怖症で、ひきこもりで、潔癖症。
ネタに困った彼女は、たまたま見つけた孤島で暮らす
海洋学者ジャック(ジェラルド・バトラー)の記事に興味を持ち、
彼に協力を求めていたが、連絡を取り合っていた、
学者の娘ニム(アビゲイル・ブレスリン)から、
ある日、SOSのメールを受け取る。
ニムを救うために、アレクサンドラは勇気を振り絞って家の外へ、
南太平洋へと旅立つ。
他の出演作もあるけど、最近のジョディ・フォスターは、
パニック・ルーム、フライトプラン、ブレイブ ワンと、
タフな女性、タフになっていく女性の印象が強く、
そんな作品ばかりをあえて選んでいるように感じる。
しかし、今作は何度も書くけど、
対人恐怖症で、ひきこもりで、潔癖症である。
そんな女性が家を出て少女を助けに行こうと決意する過程は、
説得力を持たせようとはしているが、正確な場所が分かった時点で、
自分から行こうと思うか?と思っちゃって納得は出来なかったが、
自分が作り出した冒険家で正反対の性格のような
アレックス・ローバー(ジェラルド・バトラー・2役)と共に、
励まされながら、面白おかしく、飛行機を乗り継いで、ヘリに乗って、
ボートを漕いで、何とか島に辿り着こうと努力してる姿は面白い。
ドタバタのコメディであります。
家を出る前のダンスシーンなんて、ビックリで必見。
でも、それもジョディ・フォスターに持ってるイメージがあるから
面白さが増すわけで、
今まで全くジョディ・フォスターの出演作を観ていなかったら、
どうなんだろうな。
それなりには面白いだろうけど、それは僕には分からないし、
どこかの番組じゃないけど、点じゃなくて、線で観ると面白い、
ということか。
それは面白いのだが、家を出るまでに結構な時間を使い、
辿り着くまでも時間がかかるなぁ、もしかして、と思っていましたが、
案の定でありました。
完全なコメディ作品として、締め括るならあのオチは弱い。
もっと強烈な一言が欲しかったか、呆然としたような表情が欲しかったか。
邦題は 幸せの1ページ ですから、あれでもありなんでしょうけどね。
この邦題にもう一文字付け加えたら、そのままだったね。
何度も書くように僕は、
ジョディ・フォスターのコミカルな演技は面白かったし、
原題が NIM'S ISLAND であるように、
ホントの主人公であるアビゲイル・ブレスリンは、
ジョディ・フォスターよりも体を張って冒険し、動物たちとの触れ合いも、
助け合いも可愛く、それほど出演時間はなかったが、
2役のジェラルド・バトラーは、タイプの違うワイルドな男性を、
お得意そうに演じていました。
詰め込まれてる要素はさらっとしたもので、少女と作家の交流も、
作家が自分の殻をやぶる過程も、親子の自然を大切にする想いも、
それほど深いメッセージを、深く描いているようには思えないが、
島の美しい自然を楽しんで、コメディ要素を楽しんで、
童心に返って可愛らしいお話を楽しめるなら、アリか。
子ども向けだけど大人も楽しめるかと・・・
ジョディ・フォスターが出ているというだけで何の情報もいれずに見ました。
「幸せの1ページ」という題名だけで、大人のほんわかハートウォーミング
ストーリーなのかと思っていたら全然違いました。
原題がNim's Islandなので後で納得。日本のメディア宣伝がジョディ・フォスターに
スポットを当てている関係で彼女が中心かと思いきや、原題の通りニム(アビゲイルちゃん)の島なので彼女が主役でした。
ニムと動物たちの活躍で島を守るというが主たるストーリーとなり、ジョディ・フォスターの方は準主役?かな。
ジョディ・フォスターの役柄が潔癖症で家から一歩も出られない
(郵便受けすら行けない)というような状況から、ニムのいる島まで行く
努力をする過程の面白さとニムが島に人を入れない奮闘の面白さの
2つが楽しめます。
完全に子供向け、大人はジョディの寒いコメディ演技を見よ
ジョディ・フォスターが来日したので彼女が中心の映画と思うが、実際には引きこもりの作家が島に到着するのはかなり遅いし、彼女は役に立たない。そしてコメディ演技は失笑もの。
原題にあるニムつまりはアビゲイル・ブレスリンちゃんが主役、彼女が動物とたわむれ、火山に登り、侵入者から島を守るなど活躍。彼女と動物とのやり取りが多いのでドリトル先生的に楽しむのがいいのかも。
父親はジェラルド・バトラー、あの島で娘ひとりを残す設定はやはり無理がある。父親と作家が創造したキャラクターの二役を演じるのは良い。
子供と楽しむ為の古典的B級無人島アドベンチャー映画
27日九段会館にて試写会。ジョディ・フォスターは私の好きな女優です。「パニックルーム」「フライトプラン」「インサイドマン」といったシリアスな作品とはうって変わり、今回はハチャメチャ中年女流作家を演じています。本作の内容は非現実的でリアルさには程遠いものといえますが、アドベンチャー映画ですから細かいことは無視しましょう。前半はいささか退屈ですが、後半になると結構ワクワク、全体を終えると「意外と面白い作だったな」という感想です。夏休みは今週で終わりですが、親が子供たちを連れて行くにはうってつけのファミリー映画だと思います・・・。
中途半端なテーマ設定とエンディングにちょっとガッカリです。
ホントに『幸せの1ページ』のタイトルのまま、エンディングを迎えてしまい、さあこれからいいシーンになるぞと期待していた小地蔵は、期待のハシゴを外され、ガッカリしました。
だってそうでしょ。原題の『ニムのアイランド』からわざわざ思わせぶりな『幸せの1ページ』と変更したからには、何かハートウォームなメッセージを期待するではありませんか。それは、皆さんの想像にお任せにされては、いささか消化不良は否めません。
やはりシナリオの詰めに問題があると思います。その辺は、同じ監督・脚本の10月公開『センター・オブ・ジ・アース』でも共通しています。
そもそも主役がジョディさん演じるアレクサンドラなのか、天才子役アビゲイル演じるニムなのか、はたまたニムのむ父親の海難脱出なのか、どっちつかずなのです。
そしてテーマは、アレクサンドラが南の島への向かうアドベンチャーなのか、彼女の引きこもりが治されていく心の軌跡なのか、ニムとの交情なのか、またまたラブストーリーなのかもはっきりしません。
それでも楽しめてしまうのは、ジョディさんを喰ってしまったアビゲイルの堂々とした演技とニムの愉快な友達の動物たちの存在です。
アビゲイルはまだ12歳です。けれども彼女ひとりのシーンでも、存在感溢れる演技をこなして、その場をちゃんと作り込んでいたのです。ロケ中には、萎縮するどころか演技することを楽しんでいたというから恐れ入ります(^^ゞ
噴火口を覗くシーンでは、垂直の絶壁をよじ登るロッククライミングにも体当たりしたり、水中のシーンもあって「都会的な女の子から、本物のアクション女優へと変化を遂げたよ」とスタント担当もベタ褒めだったとか。
そんなアビゲイルを見ていると、ジョディさんは、3歳でデビューした自分の子役時代のことを思わず思い出してしまうそうです。
ニムが島への侵入者を、追い払うために、トカゲや爬虫類のお友達を、次々空中に飛ばすところは嬉々とやっていて、楽しそうでしたね。空からトカゲがいきなり降ってくきて、島に侵入した「海賊」(ただの観光客)たちは慌てふためくところは、面白かったです。またニム親友のトドのセルキーやトカゲのフレッドの芸達者なところも楽しませてもらいました。あれなら子供たちも喜ぶでしょう。
但し本作で衆目の関心を集めるところは、ジョニさんのイメチェンぶりでょう。何しろ製作側でも、「ジョディ・フォスターとコメディなんて結びつくわけがないと思った」そうなのですから。それでも脚本を読んだジョニさんは、根底に流れるスピリッツに感銘し、「自分自身を本気で投げ込めるコメディなんて稀なこと。でもこれなら」と直感したそうです。
対人恐怖症で外出恐怖症、おまけに極度の潔癖症の引きこもりという注文の多いキャラを、顔面七変化で器用に演じていました。一歩下界に足を踏み出したときの引きつった表情は絶品もの。更にドタバタ喜劇シーンまでこなしています。笑えるジョニさんなんてねぇ~、これまでのイメージとは全然違う彼女に出会えますよ。
ただコメディばかりでは、ありません。呼びつけておいて、アレックス・ローバーではないと知るや、部外者は島に入るな帰れ!と言う身勝手なニムi、あなたをどんなことがあっても独りにはさせないと抱きしめる姿は、しっかりシリアスに感動させてくれました。
ニムの父親ジャックと、想像上の冒険家アレックス・ローバーの二役を演じ分けたジェラルド・バトラー。彼もニムとの優しい親子関係を描いてイメチェンしてたし、二役も別人と思えるくらい演じ分けていました。
アレックスは当初別な俳優の起用が決まっていましたがバトラーの提案で、二役にしたそうです。『幸せの1ページ』を開くきっかけとして、アレクサンドラが心に描く理想の男性像であるアレックスとジャックの風貌が二役で似ていることは、ラストでとても意味あることになっていきます。
ところで、撮影現場となった、オーストラリアの豊かな自然を美しくとらえた映像は、本作の大きな魅力の一つでしょう。見ているだけで南の島のリゾート気分に浸れました。 熱帯雨林や輝くビーチ、水中には美しいさんご礁といった美しいロケーションはもう一つの主役といってもいいと思うくらいです。
ちょっとまとまりが・・・
ジョディ・フォスターとアビゲイルちゃんは非常に良い演技を見せてくれています。コミカルですし、いいんですが、いかんせん、3人3様の奮闘のつながりがいまいちで、どこに焦点を絞りたいのかわかりませんでした。
ジョディは外出恐怖症の冒険小説作家というパラドキシカルな役。アビゲイルはその作家のキャラクターのファンで研究者の父親と無人島で暮らしていたが、ある日、事件が起こり・・・というお話。ジョディの演技はコミカルで笑えます。ファンの方にはおすすめです。
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