ダークナイトのレビュー・感想・評価
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最高のジョーカー
「ジョーカー」という映画が観たくて
その前にジョーカーってなんなの?ってことで、この映画で予習することに。
なんで、今まで観てなかったんだ!!と後悔。
なんと言っても、ヒース・レジャーが演じるジョーカーが素晴らしい。怖いのだけど、かっこいい。
なにか魅力があって、惹きつけられる。
悪役なのに目を奪われ魅了されていた。
ゲイリーオールドマンやモーガンフリーマンなどめちゃくちゃ有名な俳優が軒を連ねるなかヒース・レジャーの演技が際立つ。話し方や歩き方、笑い方、表情、振る舞い、仕草。演技だということを忘れるくらい、すべてがジョーカーそのもの。
ジョーカーが何かなんて私に正解が分かるわけはないんだけど、
これこそジョーカーだ。と思った。
演じたヒースレジャーはこの後亡くなってしまう。なりきるうちにジョーカーに心まで埋め尽くされてしまったのか。それほどまでに魂を込めて演じていたんだと思った。その狂気は伝わっていて、私は何故かやっぱり何度もこのジョーカーが見たくなる。
病院の爆破シーンは本当に爆破したのだそう。それも、爆破のタイミングは想定外で振り向いて何度もボタンを押すところはヒースレジャーのアドリブと聞いたことがある。すぐに爆発するよりも良い演技に見えた。
22.12.11
バットマンビギンズを観てからの感想。
なんでレイチェル役の人が変わっているのかと疑問。
レイチェルの手紙。
ハービーを選ぶという手紙、、、
バットマンはいつでもレイチェルを守ってきたのに、ブルースは平和な日が来たら結ばれるのを信じているのに、キスもしたのに、そんなのひどいよ、、、。
久しぶりに観たけどやっぱすごい映画。 ヒーローものなんてストーリー...
久しぶりに観たけどやっぱすごい映画。
ヒーローものなんてストーリーはどれも似たり寄ったりでこちらもそこまで期待してなかったりする。
でもこれはヒーローものとして最高のストーリー。
バットマンを描いた映画ではなくジョーカーという悪役を描いた映画に思える。
だからこそ綺麗事ではなく残酷なところは残酷に。
本当のクレイジーな悪ならこうするだろうというリアルな表現や展開。
アメコミ実写映画史上一番ストーリーがよく出来てる。
marvelよりも。
でも続編は期待しない方がいい。
続編はいつも通りのヒーローもの。
ランボルギーニが地味ですかぁ
今年もDCコミックがマーベルコミックに押され気味なのかな~と、若くして急逝したヒース・レジャー最後の演技だけを楽しみに、それほど期待もせずに先行上映を鑑賞です。ジョーカーが最大の敵であることはわかっていながらも、北京オリンピック直前に中国人のボス・ラウ(チン・ハン)の悪党ぶりにハラハラさせられた序盤。お、あれはエディソン・チャン?などと、呑気にスクリーンを眺めていました。
出演者全員が迫真の演技。ヒース・レジャーは今年のアカデミー賞助演男優賞が当確だと思えるほど(メイクアップ賞も獲るかな)。ゲイリー・オールドマンはいい感じの警官役だと感じつつ、ゴッサムシティへ新しく赴任した地方検事のハーベイ・デント(アーロン・エッカート)に部下の汚職について文句を言われたことによって、ある映画を思い出しました・・・その後に登場するジョーカーがコートに手りゅう弾を隠し持ってたことで、どこかにジャン・レノが出演してるんじゃないかと凝視してしまったくらいです。まぁ、そのくらい出演俳優が豪華だったということで・・・
かつてのティム・バートン版『バットマン』に比べると、かなり現実味のある世界観。それに、超ハイテク化していて、大金持ちならではの発想でそれらを駆使するところが面白い。特に指紋採取するからと、鑑識係が到着する前に弾痕のある壁を切り取るエピソードには驚き!。全体的には152分もあるのに、詰め込み過ぎ感と尻切れとんぼ感が随所にあるけど、そのおかげでサプライズ感もたっぷりでした。
中盤において、検事アーロン・エッカートが「俺がバットマンだ」と発言するシーンで涙がこぼれるほどだったのですが、そこで“二面性のある人間”という伏線によって思わぬ展開へと持っていく。復讐することは何も生み出さないというメッセージも聞こえてきそうだったし、闇のヒーローと光のヒーローとの対比、それにジョーカーの仕掛ける人間総悪人化に対して人間性善説というテーマに心揺さぶられました。二隻のフェリーに仕掛けられた爆弾・・・とにかくこのエピソードが最も印象に残ります。
ラストシーンも考えさせられました。「悪いのはすべて俺だ」と言わんばかりに去ってゆくバットマン。歴史上にもこうやってヒーローとして祀り上げた人物が多いことでしょうけど、それが平和利用されるのならいいことなのか・・・答えが見つからないまま続編へと繋がるんだろうな。
まー、ジョーカーだよね
劇中のジョーカーの言葉
「善良なのは世の中がまともな時だけ、追い込まれたら文明人も殺し合いを始める」
「秩序を守る側はそれで人々をコントロール出来ると思っていやがる、ふざけた話だ」
「ルールは守らないのが賢い生き方だ」
「モラル、倫理なんて冗談じゃない」
ジョーカーの魅力は秩序を壊してくれること。特にこの秩序の中で下層に居る辛酸を舐めている人間には福音だ。
第二次世界大戦の時、体制に従順な国民が人を殺して殺された。自決まで迫られて。
今だってそうだ。支払われるか分からない国民年金を払いながら消費税10%になる社会に自分たちは生きている。
ジョーカーはみんなが守っている秩序、それに戦いを挑んでいる。皆んなが信じていることにあぐらをかいて暴走するかもしれない秩序をジョークだと言いながら。
この映画、善の側を見てるとムカつくのだ。特にヒロインのレイチェル。彼女は法という秩序の中で絶対的に正しく、立場が保証されている。だから、あの展開に実はちょっとスッキリしてしまった。そう思ってしまった自分も怖い…。
ここで面白いのがジョーカーが崩そうとしている秩序は法や憲法といった国家的なものだけでは無い。マフィアのルールといったありとあらゆる秩序に喧嘩を吹っかけて行く究極のアナーキストだ。
役の割り振りも面白い。
ハービィデントは信念を持って秩序を守り、それが社会的に認められている存在。
バットマンは秩序をただ信念だけで守ろうとしている存在。これは凄い変な話で体制側にいる人間はその体制が自身の社会的な地位や名声の保証があるから体制を守ろうとする訳で、彼はその恩恵が無いにも関わらず秩序を守ろうとしている。(だからジョーカーにアンタもおかしいと言われるのだが)
ジョーカーは先にも述べた通り道化ながら秩序を崩壊させる存在。唯一、ジョークでは無いのが秩序を破壊する為の信念だ。
この三つ巴の中でトゥーフェイスが生まれる。彼は秩序と混沌が半々になった男。秩序か混沌かそれを決めるのは運。ただ、ここで彼は決定的な決断をコイン任せにして自分で決めない。つまり信念が無いのだ。ここがバットマンやジョーカーとは異なる点。
こんな世界をぶっ壊してくれる魅力。それがジョーカー。
ただし、ぶっ壊した後の世界はどうなろうと知ったこっちゃないが…。
ヒース・レジャーによる圧巻の演技
「バットマン」シリーズでも随一の人気を誇るこの作品。
ニコニコ動画の嘘字幕シリーズでお馴染みの取調室のシーンもある。
上映時間は2時間半と少し長いですが、緊迫するストーリー展開と主要キャスト陣の圧倒的演技力で飽きや中だるみなどは一切感じられず、映画の最初から最後まで画面に釘付けになりました。
何よりも、ジョーカー役のヒース・レジャーの演技力は凄まじく、彼の登場するシーンでは鳥肌が立ちました。「演技を見て鳥肌が立つ」なんて経験は生まれてこの方初めてです。私は英語は分かりませんが、言語を越えて伝わる圧倒的な魔力のようなものが彼の演技にはあります。
この映画の上映を待たずに亡くなってしまったというのは本当に残念でなりません。彼の演技をもっと見てみたかったです。
最高のジョーカー
切なくて素晴らしい作品ですね。1作目のリーアムや謙さん達の考え方が納得出来るほど、ジョーカーが不気味で狂気過ぎる。一貫してゴッサムのために正義を貫くバットマンは男らしい。そんなバットマンが堕ちていく姿が悲しく辛いです。バットポッドの登場がカッコ良かったのが唯一明るいシーンでした。
とにかく怖いジョーカー
未だ悪が根絶されないゴッサムに地方検事ハービーが現れる。彼の正義の心にブルースは信頼を抱き始めるが街にジョーカーが現れ…。
ダークナイト・トリロジー2作目。ジョーカーの怖い部分のみを極限まで引き出した名作だが、以後のDC映画の雰囲気を決定づけた作品な気もする。
ヒース・レジャー(ジョーカー)の演技に引き込まれる!!
バットマンの事前知識無し、前作の「バットマン ビギンズ」を順番がわからず見ずに今作を鑑賞したが、十分話に付いていけた。
MARVELと聞くと、スーパーパワーや爆発的な強さをイメージすると思うが、「バットマン」に関しては、そこまでの強さは無く、MCU等と比べると地味な戦闘シーンが多い。
それでも終始目が離せないアクションの連続で、特にジョーカーの仕掛ける罠や巧みな話術には何度もゾッとさせられた。
そのジョーカー演じるヒース・レジャーの、噂以上のサイコっぷりに引き込まれること間違いなし!
今作は、「ヒーロー」というものについて深く考えさせれられる内容だった。
何も知らない人にとっては、「え?バットマンがヒーローなんじゃないの?」と思うだろうが、それは果たしてどうなんだろうか...?
是非実際に見て考えてほしい。
DCコミックスと聞くと、「地味」だとか「根暗」(どっかの赤い二刀流の不死身によって笑)というイメージがあると思うし、実際自分もそう思うが、これは単なる「大人向け」作品であるからなんだろうな、と今作を鑑賞して納得出来た。
最後に、ジョーカーの名台詞で締めよう。
「混沌の本質がわかるか?それは公平(フェア)だ。」
極限のクオリティ
これも、そろそろ、レビューしときます。
「名作」でいいんですけど、ちょっと個人的にこの言葉では物足りない。「極限のクオリティ」の追求とでも言おうか。
はじめて見たとき、寒気のようなものを感じたのをおぼえている。ほんとにすごい作品に出会ったときにのみ、本気で圧倒されたときのみ、感じられるもの。
そこまで突き詰める必要ある?というくらいのところまで、踏み込み人の心の深淵に強く訴え掛けてくる。「バットマン」でそれを仕掛けてくるとは思ってもいなかった。
この作品を機にして映画の質はまたひとつ変化していったと感じている。(ノーランとキャメロン作品群はやっぱりターニングポイント)
たぶん、これでもまだ言葉が足りていない。。
まあ、見て感じた人ならわかることだし、メモ書きなので別にいいのだが。
ヒース・レジャーのジョーカーがカッコいい‼︎
久し振りに見返しました。
私的にヒース・レジャーのジョーカーが唯一無二の歴代最高のジョーカーです。
というか、アメコミ史上1番魅力のある悪役です。
この方がジョーカーでなければダークナイトはこれ程までに評価されなかったかもしれません。
比較するのは宜しくないですが、スーサイドスクワットのジョーカーはスタイリッシュなタトゥいっぱいのお兄さん(若返った⁉︎)で、小物感半端なくてジョーカーが雑魚になってしまったとガッカリしました。
あの映画はただただハーレイが可愛いだけの映画でした。
同じDCコミックであれど一緒にしてはいけないですね。
私はMarvelより断然DC派なのですが、このダークナイトはアメコミとして考えるにはチープ過ぎる‼︎と思うくらい最高傑作です。
アメコミ興味ない方でもバットマン知らない方でも楽しめるのでお勧めです。
(バットマンも人間、ジョーカーも人間なので人間しか出ないです。)
惹きつけられる魅力が沢山あるヒース・レジャーのジョーカーは鳥肌ものです。
最上級のヒーロー映画
法律は守らないけど人間としての倫理観は持っているヒーローも、それすらない悪人の前では何かに縛られた者になる。
ヒーローが凄いから悪も栄える。逆もまた然り。
ここら辺はプロレス的。
バットモービルからバットポッドが出てくるところがめちゃカッコいい!!
やっぱこの映画おもしろい!
マイベストの1,2位を争う
完璧。何度観てもいい。
冒頭から夢中。
笑っちゃうくらい非道くて鮮やか。
病院の爆破シーンも大好き。
あとでもバットマンが螺旋の上からひゅーーーーー…ばんっ!って車の上に飛び降りるシーンも好き。
とりあえず、ジョーカーが好き。
口角炎になった時は絶対にジョーカー思い出す。笑
あと絶対しゃべりかたを真似してしまう。
長さはまったく感じない。捨てるところなし。
レイチェルは現実派だなぁ。
ブルースウェインは確かに伴侶に出来ないもの。
この映画を初めて劇場で観た時に、着ていたワンピースを憶えている。
そういうことだ。
ババ抜き
画面のアメコミ具合は笑ってしまう程忠実で、絵コンテが目に浮かぶ。
しかし、ハービーの悪堕ちやゴッサム市民の選択など陳腐なドラマは健在で、アニメなら兎も角人間が演じるとむず痒い。
加えてバットマンの声が鬱陶しく、キャラクターの幅を狭めている。
唯一ジョーカーだけが、コミックの境界を飛び越えて光っていた。
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