ダークナイトのレビュー・感想・評価
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ノーラン監督の思惑!
先程 大阪エキスポシティIMAX4Kレーザーで観てきました。ノーラン監督がなぜ実写にこだわるのか?なぜ IMAX
フルサイズ(1.43:1)にこだわるのかが分かりました。
要所要所がフルサイズになるのですが その途端第三者として観ているつもりが いきなり その場に掘り込まれた様になるのです。
第三者ではなく演者と一緒の空間で体感しているのです。3Dメガネをつけているわけでもないのに 立体に そこにあるかの様に感じるんです。凄い❗️半端ない感覚❗️
CGではこの感覚にはならないでしょうね。
実写と視野角いっぱいに広がるスクリーンサイズだからこそ体感できるのではないかと思います。
ダンケルクはまさに戦場に掘り込まれるのでしょうね。
映画の概念が変わりました。
私は前から6列目中央よりで観ましたので大迫力でした。
素晴らしい作品を有り難う御座います。
次作のテネットが楽しみでしょうがないです。
暗い、重い
バットマンシリーズ最新作のジョーカーを観た時もそうだったけど、悪役...
最後ちょっとモヤモヤする。バッドマンの良いことをすべて晒さず隠し、...
宿敵ジョーカーとの闘い!心理戦!
どこまでも深い闇
バットマンから名作が生まれた
監督の手腕はとでも大きいと思う一作。勿論出演者全てパーフェクトな演技で何度でも見れる。
個人的にはクリスチャンベール好きなので推しなんだけど、主役を食ってしまったヒースレジャーが凄すぎ。
映画はまさに狂気と正義が絡み合い、見事えたっぷりな名作です。
画面にはヒースの狂気が画面一杯に溢れ、初見の時は怖かったそれ程リアルでヒースは凄かった。
見応えあった!苦しいくらい
ジョーカーの絶対悪に魅了される
疾走できる者だけにとどく『ダークナイト』
『ダークナイト』には、人は描かれていない。描かれているのは、ゲームだ。
人の行動原理になぞらえたキャラクターたちが、あたかも人のように振る舞う。正義とか悪とかという観念がゲームの進行させるアイテムだが、なぜバットマンは体も心も傷つきながらも正義を貫き通すのか、なぜジョーカーは残虐に悪を楽しむのか、それは描かれないし描く必要もない。
そして見る者は、怒りや恐怖への共感ではなく、ストーリーと共に疾走できるかどうか、が試される。残念ながら、私は走り始めて間もなく振り落とされました。
映画『ジョーカー』を観て、『ダークナイト』にさかのぼったのだが、改めて『ジョーカー』の特異さを感じる。それは狂気へと至る心の変遷を見事に描いた作品だ。
ただ、『ダークナイト』が秀逸な点は、映像の美しさだ。ブルース・ウェインのパーティーのシーンでは、レンブラントの絵画が思い浮かんだ。ライティングと画質(ビデオではなくフィルム?)の妙だろうか。
1966年から68年に作られたテレビドラマ『怪鳥人間バットマン』では、牧歌的な勧善懲悪が描かれていた。
すでにアメリカはベトナム戦争の泥沼にはまっていたのだが、1939年に作られたコミックの映像作品『怪鳥~』には、その影はみじんも感じられない。人々はアメリカの正義を信じ、あるいは信じたいと願い、バットマンにそれを投影していたのだろう。
しかし、2008年の『ダークナイト』では、バットマンの姿に痛々しさすらある。
時代背景はイラク戦争とアフガン紛争。終わりがない戦いの渦中でアメリカ軍は、アメリカが言うところの正義をなせばなす程、誤爆とやらで民間人を犠牲にし、テロを誘発し、混沌をもたらし続けていた(過去形では語れないのだが)。
まさしく、バットマンは悩めるアメリカの体現だ。いや、それどころかジョーカーへの憧れまでも・・・。
作り手にそうした意図があるか、否かに関係なく、人々に受け入れられるものを作る時、それは時代の状況を反映せざるを得ない。アメリカのみならず、世界は価値観の行き詰まりに苦しんでいる。
トロッコ問題
レジャー氏の怪演で有名な映画。でも、それだけじゃない。
誰を助けて、誰を犠牲にするのか。
そして、その”誰”の中に、自分が、自分の大切な人がいたら…。
何がトリガーなのか。
すべてのカードが手元にあるわけではない。
相手が持っているのは?
まだ伏せられている山にあるのは?
誰が信用できて、誰が罠を仕掛けてくるのか、誰が勝ちを急ぐのか…。
そんなゲームの中心にいるのは”ジョーカー”。
”正義”そんな言葉が上ずってくる。状況によって変わる?変わらない?
誰が決める?それが正義だと。
”悪”。”悪””悪”…。それでさえ、状況によって変わる?変わらない?
ジョーカーの狂気。
バットマンの実像をさらして、脱価値したいんじゃない。
バットマンすらおもちゃ。バットマンを使って、人々が右往左往する姿が面白い。追い詰められていく姿が面白い。
誰かが苦しんでいる姿が面白い。そう追い込むことが面白い。
反社会性パーソナリティ障害。程度の差こそあれ、パワハラ…身近にもいる輩。
そんなジョーカーの作り出した設定の中で右往左往する人々・もがき苦しむ人々。
バットマン・ゴードン・デント然り。
渋めのおじさまーアルフレッドとルーシャスのスタンスは揺るがない。二人の信念は対極にあるのだが。
目的のためなら手段を選ばぬアルフレッド。
目的のためとはいえ、”その”手段に異を唱えるルーシャス。
そんな人間模様が、確かな演技力を持つ役者によって展開される。
レジャー氏があれほどの怪演をしていなかったら、よくある人間ドラマになっていただろう。
ベイル氏が、エッカート氏が、オールドマン氏が人間臭くなかったら、ジョーカーの異質さが際立たない。
ケイン氏の、フリーマン氏の飄々としながらも落ち着いた演技がなければ、騒がしいだけの映画になっていただろう。
そして、名もなきゴッサム市民、ジョーカーの部下でさえの、普通の狂気が、町全体の混乱を際立たせる。
おっと、こんなところにマーフィ氏が…。
だが、人間模様だけではない。
息の根が止まるような激しいアクション。爆発。
それでいて、車上に着地するときや頭から落下するときのバットマンの美しさ。
次から次に展開していって、あっという間と感じるか、盛りすぎで食傷気味となるかは、体調もしくは好み次第。
そんな緊迫した物語の舞台。高層ビルが林立する雲の上。宝石箱をひっくり返したような煌びやかな夜景。
なんて映画だ。
きたージョーカーやべぇー
ヒースレジャー最高!
痺れる!!!
三つ巴
2019年の「ジョーカー」を観て、いてもたってもいられず、再三の視聴。
豪華俳優陣による人気コミックの映像化は、圧巻の一言です。
今作の主人公は、バットマンであるブルースはもちろん、彼と敵対するカリスマ的悪役であるジョーカー、街を平和にするために奮闘する新米検事のハービーの三人であり、彼らのそれぞれの行動を追うようなストーリー構成には、すこし見逃すと混乱してしまいそうになりますが、俳優陣の熱演がそれをさせないほど見入ってしまう、紛れもない傑作でしょう。
とくに、ジョーカーを演じた、今は亡きヒース・レジャーの演技は最高です。大胆不敵、という言葉を体現したような存在であるジョーカーの狂気や軽妙さを、ものの見事に表現しています。彼の撮影における裏話(アドリブやメイクへのこだわり)を知るにつれて、この作品の魅力が増していき、いつ観ても、何度観ても飽きることがありません。
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