ダークナイトのレビュー・感想・評価
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守ること
ダークナイトからビギンズを観た。
「あの時のキャラだ、ここは繋がっている」
と思いながら、分かりやすく観れた。
(ここはビギンズの感想ですな 笑)
さてダークナイト。
アクション、キャラ、映像は文句0!
バットマンは人を殺さない
それがどんなイカれた野郎でも。
今回の敵であるジョーカーは本当に
イカれたキャラだった。
殺す、殺さない間でのバットマンの
怒りにはヒヤヒヤした。
ラストで彼はヒーローではなく
「ダークナイト(暗黒の騎士)」だと言われていたが
まさにその通り、彼は全てを背負い
闇から街を見守る。
次回作『ダークナイト ライジング』
では彼がこの現状からどうなるかを
思いながら観ればラストはとても感動できるだろう。
『by me!!』正義とは何か?一味違うヒーロー映画
正直この作品を見る前までは、『バットマン面白いでー』と知り合いと話している時、言われたのですが、バットマンなんて、所詮アメコミでしょみたいに思っていました。ファンのかたすいません。ヒースレジャーって、誰だよと思っていました。本当にすいません。しかし、この作品をみて、こう思っていた、自分を恥じらいました。やはり、どんなジャンルの映画であろうときちんと見ることは、大切だと、改めて、思いました。個人的なところは、ここられんにして、この作品は、ただのヒーロー物では、なく、ヒーローの苦悩や葛藤、正義とは何なのか?という所が、描かれています。今作では、ヒースレジャーさん演じるジョーカーのインパクトが、強かったせいか、主役なのに影が、薄かったクリスチャンベイルさん演じるバットマンとマイケルケインさん演じる検事とゲイリーオールドマンさん演じる刑事、この三人のそれぞれ違う正義をぶつかり合わせることにより、上記でも書いた、正義とは、なんぞ?をより強く、描いていて、良いと思いました。また、ジョーカーという完全な悪を表すところで、正義と悪を完全に反映しているとおもいました。また、ジョーカーという悪により、マイケルケインさん演じる検事が、変わってしまう所は、正義は、時にして、とんでもないものにもなるところは、良いと思いました。簡潔に言うと、この作品は、正義とは?を見ているものに語りかけていると思います。
また、ヒースレジャーさんの演技が、完璧に素晴らしかったです。さすが、命をかけて、演じたと噂されていると思いました。個人的には、あの笑い声や『by me』というセリフなどの独特の喋り方や声が、良かったと私は、思います。
どうでもいいことですが、故ヒースレジャーさんは、この映画は、冒頭の銀行強盗シーンしか、見ていないそうです。
故ヒースレジャーさんの演技は、これから、先も多くの映画人や我々一般の映画ファンやこれから、生まれてくるそう言った人たちに多く語られると思います。
ヒースレジャーさんが、安心して、天国に行ってくれていることをねがいます。
奥深い傑作
傑作中の傑作
アメコミのヒーローとは思えないクオリティ
何度見ても面白い!!
ジョーカーの演技を見ても楽しめるし、バットマンもかっこいいです!少し長め。
ジョーカーは人の本当の本性を暴き出すために犯罪を起こしてると思います。その結果があのラスト!!
歴史に残る神話!
本作は、最初の空撮で大作を予感させ、銀行強盗のシーンでそれを確かなものとし、ジョーカーの初登場で神話へと変貌した作品だと思います。冒頭からすでに大傑作なんですよ!
ヒーロー映画の面影を残しつつ、シリアスで社会的なメッセージが多く込められた脚本。"正義"を貫くバットマンをあざ笑うなのように颯爽と現れるジョーカー。彼の目的は"犯罪で遊ぶ"こと。その一つとして、善人を悪党に落とすことができるかを試そうとします。
ジョーカーの台詞が観る者の心を突き刺し、今まで信じてきた"正義"に対して疑問を抱かせます。ヒース・レジャーの演技は神業。亡くなってしまったのが本当に残念です。
さて、まるでジョーカーが正しいと言っているみたいですが、それは間違ってはいません。実際、バットマンも"正義のため"にヒーローの掟を次々に破ります。ある意味で、ジョーカーは正論を語っているのです。むしろ間違いを犯しているのは、バットマンたちなのです。しかし、我々にとってのヒーローは彼らであり、敵はジョーカーです。この"矛盾"が本作の重要な鍵になっています。
そして混乱の果てに生まれてしまったのが…
キーワードは"正義"という"矛盾"です。ここを突いた点が、今なお評価される要因だと思います。
ノーラン監督のCGに頼らない映像も、本作では大成功をおさめました。あの重々しい雰囲気は、実写でしか表現できません。
はじめに書いたように、まさに神話です。大傑作です。
ヒースレジャーは凄かった。
ヒースレジャーが凄いと聞いて観て、やはり凄いのだからこれはヒースレジャーのジョーカーの映画だと思う。しかし映画のテーマはトゥーフェイスが背負っており、バットマンの影は薄い。
ヒース・レジャーとゲイリー・オールドマンが対峙してるだけでゾクゾクすり。
内容、ストーリー展開はライジングの方が好きだけど、キャラクターは圧倒的にこっち。
演技の事なんかてんで分からないけど、こんな奴現実にいたら浮きまくって変でしかないのに、映画だと変わり者のぶっ飛んだ奴に変わりはないけどリアリティがあるのだから、ヒース・レジャーのジョーカーは凄い。
邦画の漫画原作なんて全くリアリティなく見る気も起こらないのに、この違いは何なのだろうか?
ヒース・レジャーのジョーカーは映画史に残るキャラクターだと万人が認めるところだと思います。
バットマンバイクにも乗ってみたい。
ヒーロー映画最高傑作
毎年のようにアメコミが原作のヒーロー映画が上映される中でこの映画は他とは違う。
迫り来る「悲しみ」・「恐怖」
きっとヒーロー映画のあの明るく興奮する感じが好きだという人にはあまり向いていない。
アクションシーンもそんなに多くはないが、
人間心理を描写しているシーンには魅せられる。
バットマンがいるからこそのジョーカーの存在、善と悪の対比がとても素晴らしい。
ジョーカーとは何なのか?
必要悪なのか?
人間の本性を表しているのか?
ジョーカーを通じて色々なことを感じる。
また、
クリストファー・ノーランの演出
ヒース・レジャーの怪演、アドリブ
豪華なキャスト
サウンドトラック
などかこの映画をさらに魅力的にしている。
子供は無理だろうが大人が楽しめるヒーロー映画だ。
ぜひ一回観てほしい。
最後に故人であるヒース・レジャーにご冥福を。
素晴らしい俳優だった。
これを凌ぐ映画は生まれない
映画を語るのは
正義と悪:秩序と無秩序
前作のダークヒーロー的なバットマンから一変。
ただのヒーロー映画ではなくなった。
前作では“恐怖”や“肉体や精神”などに触れていたが
本作では“正義と悪”“秩序と無秩序”を軸に描かれる。
人間の内面的な、汚くて醜い部分がジョーカーによってあぶり出されていく。
秩序を立てて、正義を全うしようとするバットマンと、それをあざ笑うかのように真逆な存在のジョーカー。
そして、その間に位置し、揺れ動くのがハービー・デント。
本作では正義と悪がコインの裏表に見立てられてる。
ラストのハービー・デントのように簡単にひっくり返るのだ。
正義と悪のあり方、そしてその複雑さを、クリストファー・ノーランはとても上手く描けていると思う。
また
原作のキャラクターを上手に使うのは見事だと思った。
前作『バットマンビギンズ』よりも哲学的要素が強くなり、「難しい」「つまらない」と思う人もいるかもしれないが、もう一度言う。
これはただのヒーロー映画ではない。
何度もジョーカーに叩きのめされ、自らのルールを破り、悪の道に進みそうになるバットマン。正義と悪のあり方に何度も苦悩する主人公は、他のヒーロー映画の主人公と比べものにならない程リアルで人間的だ。
上手く説明することが出来ないがとにかくスゴいのだ(笑)
これは観てもらった方が早い。
なんとも言えない余韻。素晴らしい。
最後の最後に出る
『DARK KNIGHT』
なぜダークナイトなのか…?
是非、是非一回は観てもらいたい。
究極の映画だ。
満足
ヒース・レジャーの代表作
これぞ本物の"JOKER"です。
ラストのフェリーの爆破失敗は賛否両論を醸し出していますね。
JOKERはあそこで本性を起こしてヒス起こすのかと思いきや、ケロッとした感じでした。
最後まで人間味を出さない演出だったらあれはあれでOK。
新シリーズになって一気に質が上がった
総合:80点
ストーリー: 80
キャスト: 80
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 70
旧シリーズのティム・バートンのファンタジー路線はすぐに飽きた。だがこの新シリーズの真剣な演出はなかなかかっこいい。バットマンという漫画からきた設定とは思えないほどで、この作品は活劇として十分楽しめるし、娯楽として物語もしっかりと練られている。バットマンをただの一般市民なのに勝手に正義の味方を名乗るようになったちょっと変なだけの人から、自警団と設定することによって、物語に現実性が出ていて随分と大人の物語になっている。
ゴッサムと香港の高層ビルをかっこよく映像に取り入れる撮影がまた上手い。ジョーカーは評判通りの迫力だったし、当初は犯罪防止に情熱を持ちながら心身共に傷つき変わっていくデント役のアーロン・エッカートも良かった。
実は新シリーズになってから最初に見た作品で、一作目の「ビギンズ」はまだ見ていない。だがこの作品の質を考えれば期待出来る。新シリーズの他の作品も見てみたいと思わせる内容だった。
こりゃあ、続編とか次回作のレベルではない。
実はかなり前に観ていたのだが、ここにきて
最終作ダークナイトライジングが公開され、
やっとクリストファー・ノーラン全3部作が
出揃い、この作品も改めて見直ししました。
まず、冒頭にもある通り、二作目というものは
得てして駄作および失敗作と評される物が多い。
通常、次回作というものは一作目のインパクトを
踏襲してグレードアップを意識して作らものだが、
この主役は過去何度も映画化されたバットマン
だけにかなり難しいテーマだったと想像出来る。
それを素晴らしい作品に作りあげた
クリストファー・ノーラン監督には素直に敬服する。
しかも敵役には、敢えて過去何度も登場した最も
有名なジョーカーである。はっきり言って??で
あったろう。
新しい敵役が初物出会った方が話題性は高いはず。
その状況を大きく覆したのース・レジャーの
鬼気迫る演技であるが多くの人がレビューして
のここでは割愛する。
また、バットマンに欠かせぬギミックの数
今回のバットモービルやスーツは最高の興奮を
与えてくれた。
ドキドキワクワクは増している。
だがだが・・三部作の最高の殊勲者は音楽だと思う。
ダークなヒーローを奏でるこのテーマミュージックは
素晴らしい効果を出している。
今でも目を閉じると、テーマ曲と共に暗闇の中、
暗黒騎士=ダークナイトが登場する。
このシーンがハイライトとして多くの観客の
心に刻まれる。
最後にこの作品の裏の主人公でもある
故ヒース・レジャーよ、永遠なれ。
ありがとうヒース・レジャー。ありがとうクリストファー・ノーラン
自分もそんなに映画を観ているわけじゃないけれど、まさか自分の中で一番考えさせられ、一番教訓に溢れ、一番知的な映画が”バットマン”になるとは思わなかった。
このバットマン・ダークナイトは単純な勧善懲悪モノとは全く異なる”正義とは何か、悪とは何か”を考えさせられる映画である
特にこの映画が公開された2008年はイラク戦争のまっただ中であり”正義の名の下に悪に制裁を加えることが必ずしも問題の収拾にはつながらない”というアメリカ自信が抱えるジレンマを、特にアメリカの人たちは思い起こさざるを得なかったんじゃないだろうか
また、ジョーカーの目指す本当の悪とは”善良を装う人々の中に巣食う悪をさらけ出すこと”であり、もしラストの船のシーンで囚人の乗る船を一般市民が爆破していたらゴッサムシティは本当の意味での終わりを迎えていたのだと思う
結局ジョーカーを止めたのは”船を爆発させないこと”を選んだ市民自信の善良な心であって、バットマンでもましてや警察でも無かったことが、ある種の正義に対する強烈なアンチテーゼであった
日本人である自分は”正義”というものに対して考える機会の少ない平和な環境に生きているけれど、”Justice”を振りかざし、戦争に突っ走るアメリカという国の人々にとっては捉えられ方もより強烈だったに違いない。
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あとヒース・レジャーかっこ良すぎ。
個人的には”机に突き立てたペンを一瞬で消すマジック”が好き
この興奮と感動を~
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