「言葉では簡単に語ることのできないバットマンとジョーカーの絆とも感じられる微妙な関係を見事に描き出した」ダークナイト Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)
言葉では簡単に語ることのできないバットマンとジョーカーの絆とも感じられる微妙な関係を見事に描き出した
ジョーカー役がどうなるか注目されショーン・ペンやジュード・ロウの名前まで浮上していたがヒース・レジャーに決定!!ショーン・ペンのジョーカーも観たかったけど出来上がったティーザーポスターのジョーカーが恐ろしくて結構期待していた☆しかし薬物の過剰摂取によりヒース・レジャーが急死してしまったことから違う意味でも注目されることとなった作品(>_<)
バットマンとジョーカーっていうのはスーパーマンとレックス・ルーサーのように一種の絆ともとれるような微妙な間柄があり、バットマンはジョーカーを殺さないし、ジョーカーもバットマンを殺さない。善と悪の秩序と言うべきか,,,この微妙な関係を見事に描いている☆口で説明しろと言われると難しい点もあるが映像を通してたしかに伝わってくる(>_@)
個人的に注目していたのはジョーカーの存在よりもハービー・デントの存在をどう描かれるかということだった(._.)原作ファンや「バットマン フォーエバー」を観たことがある人はハービー・デントがトゥーフェイスになることは知っているだろうと思うけど今回はそのハービーの描きかたが原作の筋にのっとたものではあるんだけどレイチェルの存在などジョーカーとのからみなどがからんでくるからどう変化していくのかが気になって仕方がなかった(>_<)
ヒース・レジャーが亡くなってしまったからどうしてもジョーカーに目がいきがちなんだけどハービー・デントを演じていたアーロン・エッカートも負けず劣らずの名演技で正義感あふれるハービーが闇に染まっていく姿を表現してくれていてそっちのほうがクギ付けになった(>_<)緊張感のあまり気づいたら映画館の座席で体育座りしてたからね(@_@)
トゥーフゥイスのデザインってどうしても「バットマン フォーエバー」のトミー・リー・ジョーンズの印象が強いからどうなるのかが気になっていたんだけど,,,創造以上だった(._.)まさか大好きなアーロン・エッカートがあんな風に料理されてしまうとは,,,ちょっとしたホラー映画だよ(O_O)
前作「バットマン ビギンズ」は悪役が魅力的ではなかったために正直言って個人的にあまり好きではなかったんだけど今回は創造をはるかに超える傑作となっている☆アクション満載な娯楽作が観たくてこの作品を観ると不満は残るだろうがそれはあたりまえで、もともと「バットマン」っていうのはアクションが売りではないのだ(._.)
政治やいろんな組織が絡み合うドラマで構成されているためにリアリティを追及してそこまでの過剰なアクションはワザとしていないからヒーローアクション映画としては観ないほうがいいと思うね☆あえて言うならクライムアクションかな??
撮影に参加したエキストラが口を滑らしたことから出る出ないと話題になった前作の敵スケアクロウは結局出てくるんだけどあっけなくやられてしまう(._.)ただえらいところはあれだけのシーンなのに別の俳優を使わず前作同様にキリアン・マーフィを使っているところだよ(>_<)
3部作構成ということで次回作は当然作られるのだけど気になるのはやっぱ敵なんだけど次回はリドラーが有力候補に挙がっている。リドラーと言えば今回のトゥーフェイス同様に「バットマン フォーエバー」でジム・キャリーが演じていたナゾナゾを出すジョーカーと似た雰囲気を持つキャラクターでジョーカー的役割を補うために出すといううわさもあるが個人的には一度も映画には出ていないキラークロックかマンバットを出してほしい(>_<)
気になった人も多いだろうけどレイチェル役はケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールに変更になった理由はズバリ言ってトム・クルーズ!!トム・クルーズとの交際でいろんな問題を起こしイメージの悪くなったためケイティ・ホームズは映画会社から降板させられたんだよ(._.)でもマギー・ギレンホールじゃなくてもよかったんじゃないの??イメージ代わりすぎでしょ!!