「実話に基づく作品であることがすべて。派手に脚色しすぎると事実から乖...」ワルキューレ M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
実話に基づく作品であることがすべて。派手に脚色しすぎると事実から乖...
実話に基づく作品であることがすべて。派手に脚色しすぎると事実から乖離してしまうため,どこか淡々とした雰囲気が作品全体を包んでいる。よってトム・クルーズの映画らしいスリルと派手なアクションは相当抑え込まれていると言える。ヒトラーを暗殺してまで実現しようとする「ドイツへの忠誠」をもっとドラマティックに描いていれば,より見応えある作品になったのではないか。素材は良いだけにもったいない。
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