劇場公開日 2009年5月15日

  • 予告編を見る

「【”アナーキー・イン・ザ・ヴァチカン”今作はローマ教皇が突然亡くなり、コンクラーベの最中に有力枢機卿4名が誘拐される中、ラングドン教授が”悪”と対峙する宗教サスペンスアクションである。】」天使と悪魔 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”アナーキー・イン・ザ・ヴァチカン”今作はローマ教皇が突然亡くなり、コンクラーベの最中に有力枢機卿4名が誘拐される中、ラングドン教授が”悪”と対峙する宗教サスペンスアクションである。】

2025年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

幸せ

ー「ダヴィンチ・コード」のレビューに引き続き、敢えて記すが原作既読である。そして、ご存じのように「天使と悪魔」は「ダヴィンチ・コード」の前作であるが、名匠ロン・ハワード監督は、それを感じさせずに上手く纏めている。
  そして、私は原作と映画は別物であると考えるので、気にせずに鑑賞したが、「ダヴィンチ・コード」が可なり原作に忠実に描かれていたのに対し、今作は可なり改編されている。
  更に言えば、映画「ダヴィンチ・コード」は”宗教サスペンスミステリー”であるが、今作は”宗教サスペンスミステリーアクション”と、呼んだ方が相応しいかな、とも思ったのである。ー

■ヴァチカンの教皇が突然亡くなり、新教皇選挙「コンクラーベ」が行われることになる。だが、有力候補4人の枢機卿が次々に誘拐される事件が発生する。
 その手口には、科学者ガリレオ・ガリレイが所属し、ヴァチカンの弾圧により消滅したとされる”秘密結社イルミナティ”の存在が感じられるのであった。
 依頼を受けたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は、真相究明に乗り出すのであった。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・冒頭から、スイス衛兵隊のリヒター隊長(ステラン・スカルスガルド)の、ラングドン教授と相棒である欧州原子核研究所所員で、研究中であった”反物質”を盗まれたヴィットリア博士(アイェレット・ゾラー)への態度が冷たいのである。分かり易いなあ。

・そんな中、有力候補4人の枢機卿が次々に誘拐され、”土“”火””空気“”水”をキーに殺害するというメッセージをラングドン教授は読み取り、それを防ごうとするが、”土“”火””空気“までは実行され、3人の枢機卿が殺されてしまう。
 その過程でローマ教皇が毒殺された事も明らかになり、犯行は内部の人間の仕業である可能性が濃くなっていくのである。
- この辺りの謎解きとアクションシーンが、この映画の見せ場の一つだと思う。とにかくハラハラするのである。-

・そして、ギリギリ”水”の殺人は防ぎ,バージア枢機卿だけは助け出すラングドン教授たちであった。

■だが、有力候補がいない中、コンクラーベは延々と続き、煙突からは黒い煙が上がり続けるのである。
 バージア枢機卿から拉致されていた場所を聞き出したラングドン教授たちは、”そこにいた”、教皇の秘書官であるカメルレンゴ(ユアン・マクレガー)を助け出すのである。
 そして、カメルレンゴは、”反物質による爆破が近い!”と言い、自らその反物質と共にヘリコプターに乗り込み、上空で爆破させ、自身はパラシュートで脱出し、英雄視され、一分から”新教皇にすべきだ。”と言う声が上がる中、ヴァチカン内部には多数の隠しカメラがあり、そこに映されていた”出来事”を観た、ラングドン教授とヴィットリアはそれをコンクラーベを司るシュトラウス枢機卿(アーミン・ミューラー=スタール)に見せ、教皇になる期待を持ちながら場内に来たカメルレンゴを、他の枢機卿たちと共に冷たい視線で見つめ、カメルレンゴは、自身が秘密結社イルミナティを使いながら野望を果たそうとした事が、見破られた事を悟り、自らの身体に火をつけるのである。

・そして、その事実は民衆には隠され、新教皇には生き残ったバージア枢機卿が、選ばれるのであった。

<今作はローマ教皇が突然亡くなり、コンクラーベの最中に有力枢機卿4名が誘拐される中、ラングドン教授が”悪”と対峙する宗教サスペンスアクションなのである。>

NOBU
PR U-NEXTで本編を観る