「根競~べとカメル連合。」天使と悪魔 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
根競~べとカメル連合。
原作は読んでいないけれど、なんでもこっちの方が一作目で、
ダ・ヴィンチ~の方が後だったらしい^^;映画では前後させたのね。
まぁしかし核となる問題はまったく別で、特に前作を観てないと!
ということはないし、どちらかというと今回の方がエンタメしてる。
しかし、観る前にチラリと読んだチラシ云々~の部類には、
科学と宗教の対立!というのがガリレオの研究なんかを交えて
かなり面白く書いてあったのだけど、実際に蓋を開けてみたら、
そういう描写より内部問題^^;って感じで、しかしラングドン教授は
走るわ!走るわ!そうか、トムってこの撮影で痩せたんだ!?と
思うくらい、展開が足早に過ぎ去っていく…。まぁタイムリミットは
24時間ですからね。そりゃ暗号も急いで解かなければ!だけど、
これを観る限り、トムものすごく頭が良いんだ!?としか思えない。
(あ、スイマセン。良いんだと思います。実際。)
なにしろこちらときたら、「コンクラーベ」が「根競ーべ」に聞こえるし、
「カメルレンゴ」が「カメル連合」とか、いやユアンの名前か?とか、
そんな風に勘違いばかりする難聴客なもんだから、参った参った^^;
いや、でも、面白かったです。うん、特にラストは。
いったい誰がイルミナティなのか…。という疑問符をいかにも~?
なところへ投げかけておいて、エェ!あ~やっぱりね。的なところへ
着地させたというか…。勘のいい人はまぁ分かるとは思うんだけど、
俳優たちがとてもいい演技をしてくれてますね。
私はあまり主役達には興味がなくて(ホント、さっきからスイマセン)
ユアン、ステラン、刑事に暗殺者、そしてアーミンさんの枢機卿。。
いいですねぇぇぇ。見応えありました。皆さん上手いんだもん~。。
しかしアーミンさんは幅広い^^;ギャングやったり枢機卿やったりと…。
「あなたは神を信じますか~?」というカメルレンゴの問いに、
ラングドンが何とか交そうと蘊蓄を捏ねるところが面白かった。
ガリレオも、もとは敬虔なローマ・カトリック教徒だったそうだ。
研究してたら…それが分かっちゃったんだから、もう仕方ない。
とりあえず、私達はこの地球上で生きているのだから、
人間達は仲良く相互いを認めあって平和な人生を全うしないと。
(神々しいヒトって、実は内面的に悪魔なのかもしれないぞ~。)