「知的ミステリーに身を任せて見ました。」天使と悪魔 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
知的ミステリーに身を任せて見ました。
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前作「ダヴィンチ・コード」は、前評判ほどおもしろくなかったけれど、今作は、怒涛のミステリーツアーの展開で、推理好きの私にとっては、面白かったです。
余計なことは考えず、疑問は気にせず、ストーリー展開に、身を任せて楽しみました。
1時間毎に殺人が起きるのだから、次から次へと休む暇もなく展開する。
動き回る。
走り回る(車がすごくイイな)。
ローマ市内の観光名所を次々と回ってくれて、それが珍しくもあり、興味もあり、見る者をあきさせない。
犯人かな?!と思わせる、アヤシイ人物が3人ほどいる。
誰だろう? この人か? あの人か? と思いつつも、深く考えず流れに身をまかす。
宗教も階級社会なのねと思ったり、聖人でもやっぱり人間なのね?!と思ったり。
科学と宗教、相反するもののようで、実はとても近しいもの。
イルミナティが考えたアンビグラムという文字はとても美しい。
ラングドンとヴィットリアが、恋人関係になったりせず(たった1日のことなので、無理ね)、良かったと思う。
ハンス・ジマーの音楽は、荘厳で、ミステリアスで、それでいて、進歩的で、良かった。
彼の音楽って、好きだな。
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