「Faith is a gift... that I have yet to receive. トム・ハンクスのロバート・ラングドン第2作目」天使と悪魔 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Faith is a gift... that I have yet to receive. トム・ハンクスのロバート・ラングドン第2作目
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原作ではこっちが先なのですが、流行した「ダ・ヴィンチ・コード」が先に映画化されてしまったので映画ではこちらが2作目になります。原作を読んでた時には「これも映画にしやすそうなストーリーだなぁ」っと思ってたら見事に映画化されましたね。
今回は(ツッコんではいけない)タイムリミットがあるので、前作よりも慌ただしくトム・ハンクスがヴァチカン/ローマの街をかけ回ります。謎が出てきてもスイスイ解いてしまうロバート・ラングドン。普通の人なら1時間どころか何日もかかりそうな謎をドンドン解いていくのは観ててテンポが良くモヤモヤせずに済みます。アクションが多目になってますし、映像的にも楽しく観れました。
でも本当にスゴいなっと思ったのがそのセット。勿論現地で撮影した分もあるみたいですが、色んな教会で撮影NGだった模様で、かなりの数のセットを造ってるらしいです。システィナ礼拝堂とかの作り込みは半端なく、映像のマジックに入り込めます。映画を観てて「イタリア行ってみたい」っと思ってたら特典映像でセットと知ってビックリ!美術スタッフさん頑張ってますわ。
ロン・ハワード監督は流石にそつない仕事をしてますね。攻めてるカンジはなくても誰もが楽しめる娯楽映画作りは上手いです。宗教などに秘められたの謎を一級の娯楽作にしたてあげる作家のダン・ブラウンとは相性良さそうです。基本的に「宗教vs科学」っていう主題はあるものの添え物程度なので難しく考える事なしに楽しめる作品でした。
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