「すばらしい最高傑作」ツリー・オブ・ライフ abba200さんの映画レビュー(感想・評価)
すばらしい最高傑作
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キリスト教的という評価もあるが、じつは反キリスト教的な要素も多く含まれているのではないか。
正反対のものが、渾然と境界をはっきりしないまま同居する。抽象と具象。自然と人工。慈悲と無慈悲。生と死。
「恐竜のCGがいまいち」と思うのは、「生きている恐竜が実在しない」というわたしたちの知識がそう思わせるのであり、土星や木星、太陽、溶岩、、、などについては、CGの可能性があるとは考えずに見てしまう。
見るものに深く問いかける映画である。
音楽もいい。わたしは、モルダウの出だしのところや、何回か繰り返されるシチリアーナで思わず涙が出てしまいました。
ショーンペンは、こういう少年が大人になったときの役に◎。
評価を満点にしなかったのは、プロモーションの内容が、あまりにも違うため。
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