ラスベガスをぶっつぶせのレビュー・感想・評価
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ブラックジャックというトランプゲームは簡単なルールだが奥が深そうなゲームというのがわかった気がする。というのは、この映画でのブラックジャックの勝ち方があまりにも分かりにくいという事と、勝ちの見せ方が単純かつスピーディーで観客を置いているって事。 ハラハラドキドキもないし上手さもない。ケビンスペイシーの役どころも似合っているがあまりピンとこない。ラストの展開も読めるし。ラストのラストは個人的には考えさせてくれたので良かったと。 原題が21なのにラスベガスをぶっつぶせってちょっと・・・。後、なんで同じ店でばかりやるんだろう。あの店しかこの方法で勝つことできないの? 期待してただけに少し残念でした。
カードを読め、賭けをするな
映画「ラスベガスをぶっ飛ばせ」(ロバート・ルケティック監督)から。
私には、その仕組みがどうもわからなかったけれど、
ラスベガスのカードゲームで儲けるには、
掛けてはいけないようだ、「カウントする」らしい。(汗)
(本当に、最後まで理屈がわからなかった)
ラスベガスへ行って「賭けをするな」ってフレーズが
どうも気になって・・。
どうやら、ご法度を破った戦法らしい。
「負けは許す、失敗は許さん」この言葉が、裏付けている。
勝ちっぱなしもおかしいし、相手のカードによっては、
いくらカードを読んでも、負けてしまう。
だから「負けは許す」。
しかし、儲けるために組織で動いているのだから、
感情に左右された個人の「失敗は許さない」。
「ブラックジャック」の深さが、ちょっとわかってきた。
ラスベガスで荒稼ぎ。
マサチューセッツ工科大学の数学の天才学生がラスベガスで荒稼ぎ。 夢であるハーバード大学医学部進学資格を得られたものの、 30万ドルという多額な学費を捻出することが出来ずに悩んでいた マサチューセッツ工科大学に通うベン(ジム・スタージェス)は、 天才的な才能を見込まれミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)から ある研究チームに誘われる。そのチームは優秀な学生を集めて、 ブラックジャックでのカード・カウンティングを教え込み、 ラスベガスに乗り込んでは大金を稼いでいた。 気が進まなかったものの学費の為にチーム入りを決めたベンは、 天才的な数学力を発揮して荒稼ぎするが・・・。 この作品では天才的な才能を ギフト とされていました。 最近見たものでは 奇跡のシンフォニー もギフトでした。 僕の中ではこの作品も結構好きですが、 一般的な評価はそのギフトを家族の為に、再会の為に使った 奇跡のシンフォニーの方が、 私利私欲のために使ったこの作品よりも高めでしょうか。 優秀ではあっても貧乏なオタク学生が、 持てる才能を活かしてカジノで荒稼ぎしながら、スマートに変貌する。 当然、昇っては堕ちる、波乱万丈な経験をする。 主人公が成長し、成功していく、サクセスストーリーであり、 成功により自分を見失っていき、親友たちと、恋人とすれ違い、 カジノ側の追求も加わり、青春モノとして、ツッコミどころは多くても、 何も残らないと言われればそうかもしれないが、面白かった。 一番面白いのはラストのあの間抜け面。 それが、実話を元にしている。まぁどこまでが実話かは分かりませんが、 ラスベガスというギラギラの街を舞台にし、 一攫千金の夢を見せてくれるか、全てを失うかというような街で、 運ではなく、数学で、記憶力で攻略していく。ワクワクです。 カード・カウンティングについてはこの作品を観ても、 分かったような気になるぐらいの感覚しか得られませんでしたが、 詳しく説明しているサイトを見ると、凡人には無理なのは分かるし、 作品中でも言われているようにギャンブルとしてではなく、 熱くなったらダメで、ビジネスとしてチームを組めなければ始まらない。 そのぐらいの才能がある人は多くいるでしょうけど、 違法じゃなくてもカジノ側にはマークされ、追い出されることもあると。 その辺も上手くやらなければいけないわけです。 オタクな3人組がイケてない具合もなかなかいい感じで、 ラスベガスでの華やかな世界との対比も面白く、 そんな3人組がオチでも活かされているのがいい。 ジム・スタージェスの変貌振りもなかなかで、 ケイト・ボスワースも結構好みで、 カジノの監視人役のローレンス・フィッシュバーンと、 ケヴィン・スペイシーは役についてはこの2人の行動には、 ちょっと納得できないところも多かったですが、 演技的には作品を引き締めてくれていていい。 一番突っ込みたいのはカジノ変えろよ、と言いたいですけど、 そこは何か理由があるのかと思ってたんだけどね。教授にはあったのか? もう一捻りあってもよかったけど、やっぱりラストが好きだから、 好きな作品。
楽しめました(^^♪
ケビン・スペイシーが好きなので…
彼が出てるからには絶対に面白いハズって気持ちで見てました。
しかし…邦題、誰が考えたんだろう(@_@;)
ちょっとイケてないよね。
んでもって映画は確かに面白かったけど…
結局、彼らはベガスで大金をせしめたのか…?
それとも…最後に彼が奨学金をもらうために
自分をアピールしてる場面があったけど……
ってことはお金無くなったってことなのか??
謎でした。
ベガスより曲者が怖い。
私はもともとギャンブルはやらない性質なんで^^;
当然ラスベガスにも行ったことはありません。。。が!
なんか映画で観るのは好きなんですよねー。損しないし^m^
今作にもすごく興味があって(実話というし♪)
とっとと観てしまいたかったんですが、時間がとれず…
待って待って、やっと大金?(違うって)時間を稼ぎました。
ちなみにギャンブルをやらない理由=数字にめっぽう弱い。
勘だけじゃ×。賭け金の計算すら出来ません、多分。^^;
だから、ここで語られる「カード・カウンティング」なる技、
なんとなく話の流れで理解したフリをしてましたが、
まったく分かりません^^;いやきっと、一生分からないな。。
でもすごいですね!確率であんなに当たるもんなの!?
MITの学生だからなせる技、だよね~と世の中にはなんて
アタマのいい御子さんたちがいらっしゃるのでしょう…♪
でも。頭は良くても中身はまだまだお子ちゃま。(爆)
ママに心配をかけないよう学費を捻出するための手段として
怪しいゲームに参加するものの、そりゃ~まだ若いんだもん!
蜜の味を覚えてしまったら、そこから離れられなくなるわな。
ハナシの展開は「こうなるだろう」の定番から逸れることなく、
よくあるギャンブルゲームの話に落ち着くのかと思いきや…。
意外な曲者。あ、意外じゃないな。^^;あのおっさんは。
一応教授役でしたけど…かなり捻ってありましたね。面白い。
彼がなぜ、主人公をそのゲームに誘い込んだのか…。
きっとものすごい企みがあるんだと最初は思ってたんですが、
アレ?えー?と思っているうちに、後半でズドン★ときます。
オチのつけ方はまずまず。じゃないでしょうかね~♪^m^
多分すべてがノンフィクションではないと思いますので、
映画的に上手くまとめた感があります。
実際にベガスってあんなに恐いところなんでしょうか!?
それとも、単にR・フィッシュバーンが怖いだけですか!?
いずれにせよゲームの方は、
確実に稼げる技を駆使して稼いでいるため、ドキドキ感は
いつバレるんじゃないか?(あの変装でバレないワケがない)
くらいでしかなく、あとは学生たちの心理戦の方を細かく
描いている感じになっています。主人公が一人の男として、
だんだん成長していく様子が見てとれ、ラスト、ほほ~ぉ♪
という感じで笑みが零れました。頑張れ!!学生諸君!!!
(モデルとなったジェフ・マーがディーラー役で出演してる!?)
何事にも引き際が肝心!?^^
ラスベガスへ遊びに行ったこともなく、ブラックジャックのルールさえも全く知らないこの私っ!!・・・っでもめちゃめちゃ楽しめました♪ それに何たって実話だってのがいいよね^^ 天才人間が集まると、突拍子もないことを思いつくんだなぁ~^^; 一般よりやや知能指数の低い私には、天才の思考はよく解らないけど、自分の能力をどこかで活用・発揮したい!って思うものなのかもね^^ 何よりこの映画で一番勉強になったのは、何事にも引き際が肝心ってこと! こればかりはいくら天才でも、気が付かなかったかぁ^^; でもその引き際に主人公が気が付かなかったからこそ、こうして映画にもなった訳だしぃ(笑) ケビン・スペイシーの善だか悪だかの演技が、この映画を余計に引き締めた感じです♪ ラストはど~なることやら・・・ってヤキモキしたけど面白かった♪
鑑賞前にBJのルール確認をば!
面白いですね。 でも教訓めいたものは特に無し、うすっぺらですね。 数学的な部分もいまいちピンとせず、何やってるのか分かんなくて・・・何も考えず流されるまま観るのが一番なのかもしれません。 ブラックジャックのルールは事前に調べとくと良いですよ。 映画内では余り詳しい説明をしてくれていないので。 パンフレットにルールと映画で使われているカウンティングの手法が読みやすくまとまっているページがあります。映画観る前にこのページだけでも読んでおくと良いと思いますよ。
ラスベガスでのカウンティングは、違法です。
卓越した数学力を持つMITの学生ベン(ジム・スタージェス)。彼は、一つ問題を抱えていた。進学先の学費を捻出しなければならないのだ。そこへ、ベンの卓越した数学力に目を付けたミッキー・ローザ教授(ケヴィン・スペイシー)が現れ、ベンをブラックジャック攻略チームへと誘う。それは、彼の数学力があるからこそ、成し遂げられる技だったが・・・。実話を下にした映画。MITには時として、本当の天才が現れますからねぇ。 この話は、ケン・ユーストンの話をモデルに描いているのだと思いますが、現代にデフォルメされています。劇中にGoogleという言葉が出てくるのも、その一つ。しかし、実際にケン・ユーストンが活躍したのは、今から20年ほど前。しかしながら、Wikipediaによれば、その勝率は映画ほどではなく、 60%程度であったらしいです。 突っ込みどころとしては、映画では舞台をラスベガスに拘っていますが、アメリカで合法にカジノを楽しむことが出来る都市は他にも多数ありますし、東海岸にもアトランティックシティがあります。こちらの方が、ボストンには近いんですけどね。ラスベガスは、世界的にも有名な都市なので、こちらに絞ったと言うことでしょうか? ベンをこの行為に誘い込むミッキー・ローザ教授ですが、教育者とは思えないほど憎たらしく、且つ、お金に汚く・冷酷に描かれていますが、それをケヴィン・スペイシーが上手に演じています。 日本では、親が子供の学費を出すのは普通ですが、アメリカにおいては大学の学費を親が出すことは少なく、多くの大学生が大学生ローン(学費ローン)を組んで、学費を工面しています。その為、卒業してからローンの支払いに苦労すると言う例は少なくありません。この映画は、その辺りを知っていないと、ちょっとわかり難いかもしれません。 原題の”21”とは、ブラックジャックのこと。邦題からは、余りにもお気楽な学生のお遊びと言う印象を受けてしまいますが、内容的には必ずしもそう言うことでも無いので、原題の方がいいタイトルかもしれません。なお、今現在、ラスベガスでブラックジャックのカウンティングをするのは違法らしいので、実際に試したりしないように。
世界のナベアツには、絶対無理(^^;!
全米2週連続NO.1!。原題は「21」←ブラックジャックで最も強い点数のことなんですと。で、ブラックジャックって何…?(^^; ブラックジャックとは…トランプを利用したゲームの一つである。世界のほとんどのカジノで人気が高い。カードの合計点数が21点を超えることなく、できるだけ高い点数を得ることを競う。バカラやおいちょカブと似たスタイルのカジノゲームの一種。…Wikipediaより引用。 要は、合計が21点を超えず、近い点数が勝ちっていう単純明快なカードゲームな訳です。けれども、それに必ず勝てる方法ってのがあるんですね。で、これが実話をベースにしてるっていうから凄いですね。でも映画で観てると簡単そうですが、この方法は相当難しいですよ。“カード・カウンティング”っていう、既に使われたカードを記憶して、残りの札を予想するっていう方法なんですが、まあ常人(吾輩も含めて)には無理です。更に『答えが3の倍数と3が付く数字の時だけアホになる』そんなコトしてる“世界のナベアツ”には絶対にムリ(^^;!! でもこの方法、映画では“違法”って言われてるんですけど、そうなんですか?別にイカサマをやってるわけじゃなく、ただカード数えて分析(しかも機械とか使ってるわけじゃないし)するだけなら、イイんじゃないのかな~?と思ってしまったのですが…。まあ、カジノ側からすればそんなことされたらたまったモンじゃないでしょうね。 映画としては、ブラックジャックのルールを知らずに観ても、充分楽しめました。カジノ側(警備担当のローレンス・フィッシュバーン)とのやりとりなど、なかなかスリリングでしたし、ルール知ってる人が観たら、もっと楽しめると思います。オタクなベンが、カジノで段々洗練されていく様も、“逆プリティ・ウーマン状態”みたいで、観ていて面白かったですよ。 主演のジム・スタージェス君。なかなかのイケメンですね。コレを切っ掛けにブレイクするんじゃないでしょうか?あと、ケイト・ボスワース!キレイだとは思うが、アンタ絶対大学生には見えんて(^^;!!
今年の公開された映画の中でNO.1!
28日試写会にて。アメリカで大ヒットしているので期待していましたが、文句なく面白い作品です。カジノとブラックジャックを扱うギャンブラーものの映画は過去にも沢山ありますが、脚本が素晴らしいので、マンネリさを感じさせません。ところで、私自身、ブラックジャックをやったことはありませんが、レインマンでダスティ・ホフマンが演じたように、数字に特別に強い才能があれば、必ず勝てる勝負なのでしょうか?(好きな友人に聞いてみると、「カードを記憶したからって、必ずしも勝てないよ」というのですが、彼は天才ではなく、凡人なのであまり参考にはならないのですが。)最後のオチはなんとなく予想された通りですが、若手主体の映画の中で、ケビン・スペイシーが重石となり、いい演技をしています。皆さんにオススメします・・・。
展開がいまいち、ついでに小地蔵が書くこのレビューもいまいちでした(^^ゞ
原題は「21」。「24」とは毛色が違います。まずはラスベガスのカジノのゴージャスな雰囲気に酔わせてくれる作品です。そこに天才的な数学知能を持った学生が、知識を活かして挑み一時は大金を射止めるというお話しなんですが、これが実話に基づくと言うから驚きです。 どうもブラックジャックに関しては飛躍的に勝率をアップさせる数学的な統計手法が存在しているようですね。 でもそれをまともにストーリーにしたので、数学とブラックジャックのルールに知識がないといまいち主人公たちがむいまどんなゲームをしていて、どんなテクを使って勝ち抜いているのかがよく解りませんでした。 この物語の核は、ベンたちカジノプロ化した数学チームとカジノのルール違反を取り締まるコールの息詰まる対決を期待していたのですが、どうも通り一遍の描き方で期待はずれでした。 なんといっても、コールが簡単にベンのカードカウンティングを見抜き過ぎるし、なぜかベンたちが来店していることがわかっていても、すぐに排除せず、物語の都合のいいところで登場しているところが気になりましたね。 驚愕のクライマックスを除き、ストーリーもほぼパターンどおり。貧乏学生が窮余の策で飛びついたカジノ必勝法で大儲けして、すっかり贅沢な暮らしにのめり込む。美女も手に入れて逢瀬を楽しんですよ。けれどもそれは長続きせず、元の木阿弥に行き着くところまでは、予想通りの展開です。イレギュラーな方法で大金を手に入れ、学業や友情よりもお金が全てと思ってしまったことに対する反省も教訓もあまり強調されていません。 但し、前後の流れから濡れ手にアワのような儲け方をしたものは、報いを受けるのだというチラリと必罰を感じさせる説教じみた展開ではなかろうかと臭いましたね。 そういうメンタルな方向でなく、エンタティメント志向であったら、オーシャンズシリーズのようにテクニックをもっとスリリングに演出するとか、もっと変装に力を入れるとか手を入れるところはあったでしょう。 ただこの作品の主人公は、やはり天才。転んでもただでは起きませんぞぉ!一見破滅へと向かいつつも、自分の得難い経験を活かして大逆転します。まさに苦難や困難を肥やしにすれば、人生に敗北などないという見本ですね。このラストは見物ですよ。 主演のベンを演じているジム・スタージェスは当たり役で、貧乏くささが漂うバイト生活時代とカジノで大金を獲得して、スーツに身を包み自信溢れる様をメリハリをつけて演じておりました。 結論としていまいち面白くないけれど、退屈はさせない微妙な感じです。
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