「青春ドラマのラストで」ラスベガスをぶっつぶせ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
青春ドラマのラストで
ハーバードの天才が、医科大進学の学費を稼ぐ為にブラックジャックにのめり込んでいく様子を描いた人間ドラマ。
話題(?)のケヴィン・スぺイシーが脇を固める青春ドラマです。
ケヴィン・スぺイシーは本当に良い役者さんですね。それだけに、彼が起こしたと言われている事件は残念でなりません。もう、彼の新しい映画を観ることは出来ないのでしょうね。
さて、映画は青春ドラマ。頭は凄く良いけど、「真面目過ぎて」「面白みに欠けて」「女性に奥手で」・・・そんな主人公がラスベガスの成功で豹変する様子が、とても良く描かれています。
浮かれて、自分を見失い・・・そして・・・
ただ、「青春ドラマ」と「サスペンス」のバランスが少し悪いように思います。終盤は、カタルシスを盛り上げる為に無理にサスペンス要素をぶち込んだ印象。「青春ドラマ」のラストで良かったようにも思うのですが、そこは好みの問題かもしれません。
私的評価は普通です。
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