「日常に問題を抱えた女性たち」ジェイン・オースティンの読書会 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
日常に問題を抱えた女性たち
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総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70
それぞれがとってつけたような事情があったりして、それが読書会を通してあっさりと物語が進むのは安直にも思うが、庶民的で親近感はある。基本的には若い人から中年を過ぎたくらいまでの大人になって問題を抱えている女性たちの話であり、特に女性が見ると共感できる映画だと感じる。
いいかげんな母親とうまくいかず旦那よりも生徒に魅かれフランスに劣等感があり、そしてそんな自分を制御できずに感情的になる。そのように屈折しているフランス語教師のプルーディの話が個人的には一番良かった。
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