「絶大な力を持つ者の葛藤」マン・オブ・スティール かつさんの映画レビュー(感想・評価)
絶大な力を持つ者の葛藤
さすがは、クリストファー・ノーラン監督!世界的な完全無欠のヒーロー:スーパーマンも、彼にかかると、単純なヒーローものではない深みのある物語になりますね。
絶大な力を持っているからこそそれを考えなしに使うことが生み出す負の感情にテーマをあてる発想が素晴らしい。他の作品でそういう力を思うままに使うヒーロー、ヒロインにうんざりしていたので、その力の行使に悩み、堪えるクラークは偉大です。そして、クラークの生い立ちや考えを聞いて、真相の追求をやめたロイスにも好感持てました。
そして、後半のこれぞスーパーマンという展開。ゾット将軍との超人vs超人の戦いは、トレーラーや高層ビルが簡単に吹っ飛ぶド迫力な映像!さながら、ドラゴンボールの戦いを実写で見てるような感じでした!
よく練ったストーリーとド迫力の映像とメリハリの効いたいい作品でした。
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