シャッター アイランドのレビュー・感想・評価
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最後のセリフに全てがある
序盤から漂う違和感が観ている側からするとぞわぞわというか、変な居心地の悪さがあった。
主人公は失踪事件を調べに来た保安官だったんだけど実は本人が患者だった…という結末。
途中から主人公の行動がおかしくなっていって
「あれ、この人もしかして…?」と主人公が患者なのか?というのは想像がついたけど、
てっきり全て主人公の妄想だと思っていたので島ぐるみで主人公の妄想を実現させていたことまでは想像つかなかったなぁ🤔
相棒が実は主人公の主治医でずっと傍で見守っていたのを知らされるところ、自分が探していたのは患者の自分だったと知るところは何故だか切なくなった。
最後には主人公は正気に戻っていたものの、ロボトミー手術をあえて受けることに。
モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか…主人公は後者を選んだけど、自分をモンスターと見てしまうの辛いなぁ…。
主治医の先生が最後止められなかったのなんか分かる気がする。
期待してなかったけど
よかった。
なるほどなの結末。
絶対悪い奴だと思っていた所長がすごくいい人で拍子抜け。
ラストは気が触れたままだったのか、正気に戻っていたのか。
いや、正気に戻っていたからこそ手術を受ける決断をしたに違いない
悲しすぎて、辛すぎて。
よく出来た作品
オチのあるミステリーとしては、ベタなオチではありますが、なかなかよく出来た内容だと思いました。
特に夢から醒めても夢だったり、観ているうちに何が真実で現実なのかよく分からないといった演出の仕方がとてもうまく、視聴者側が不安定になるような感覚すらありました。
特に、夢の中で床に子供の死体があり、隠してほしいと懇願されるシーン。
あそこは「主人公が妄想して見てしまう夢」として、とても奇妙で良い描写だと思いました。
ただ個人的には勘繰って観てしまう癖があるせいか、序盤で大体のオチが読めてしまいました。
そのあたまで観ているので、「そりゃディカプリオの思惑通りにはならんよなあ」の連続でした。
最後の最後の魅せ方と台詞は、バッドエンド?と思わせつつも少し含みを持たせる感じでかなり良かったですね。
これすき
ベントレー院長好き
落ち着いてて優しさが溢れてる
周囲の人たちの「こいつまたなんかやってる‥」っていう視線が表現されてて怖い
記憶と妄想混同してるシーンは初見じゃ分かりにくいけど、だからこそ不安定な状態なんだな
洞窟の女の人は妄想だった説を推す
ブラピにとって都合いいこと言ってたので
この二日間のセラピーは意味のあるものだったか?と考えた時、ちょっとは意味あったと思う
まあでも妄想強すぎるよね
警備長が暴力励行しててわりいやっちゃなってなった
ドロレスさんうつで子供3人殺すか?って思ったけど、まあ色々あったんかな。死体シーンは残酷
ジョージさん殴られてかわいそう
夢中になれるサスペンス。うわあ〜って言う感情
明るい映画を見る元気がなかったのでサスペンスで明るくはなさそうなこの映画をチョイスしました。
おもしろかった!ふーんくらいで見始めたのですが謎が徐々に明らかになるあのワクワク感と誰が真実なのか分からなくて前後不覚になるあの感覚。
ずっとおもしろかったです、飽きずに夢中に見られました。
真実が明らかになるシーンではあのレベルの出来事があると精神壊れても仕方ないよなと胸がぎゅっとなりながら見てました。
あとは院長への好感度が後半爆上がり!優しい…辛抱強い…人とあんなに長期間向き合えるって仕事でもすごい。
内容が内容なので鑑賞後の感情は明るくはなりませんが良い映画でした
全ての謎が解けるまで、この島を出ることはできない
犯罪を犯した精神病患者が収容されるシャッターアイランド。
そこで失踪した1人の女性を捜査すべく、保安官のテディと相棒のチャックが島へと踏み入る。
誰一人として真実を話さない島の人間たち、どこかが軽んじるような様。
情報を得ていくにつれて少しずつ綻びが生まれてくる。
過去のトラウマから過去や現在を捏造し、形成された人格。
それを治療するため、あえて妄想を実現させ精神病の新たな治療法を提言する。
モンスターのまま生きるか、善人として死ぬか。
現実を受け止められない男の演出か、全てを受け入れた上での現実逃避か。
最後の一言とその後の表情は、とても精神異常者のそれには映らない。
ん~、難しい😅
かなり前に1度だけ見た記憶があり、主人公が実は、、、というオチは知っていたが、それ以外はさっぱり覚えていない状態での観賞。
ラストのセリフで、結局主人公は妄想から抜け出せず、それを受けて医師も「治らなかった」と判断してロボトミー手術を受けることになったのかなと思いましたが、自ら「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか」と言うということは、最後の最後で主人公は正気を取り戻した(自分の置かれてる状況を全て理解した)ってことですよね?
自分の判断でロボトミー手術を受ける覚悟を決めたと🤔
至るところに伏線が張り巡らされててサスペンス映画として十分に面白いが、1個だけ、女性患者を尋問するシーンで患者が"RUN"とバレないように教えてくれたのはなんだったんだろう?
ドグラマグラっぽい。85点
というか絶対ドグラマグラに影響されたっしょ!?
と思ったら原作があるのね。
閉塞感のあるロケーションや湿った空気感がとても良い。
オチは割と早めに予想できちゃうんだけど、それまでの流れとか演出がいいよね。
マルホランドドライブとか、こういう演出に弱いなぁ俺。
閉ざされた世界
過去の出来事に対して、自己防衛のための解釈を行うことは私たちも日常的に行なっていることではないだろうか?その出来事の心に与える傷の大きさに応じて妄想の度合いも大きくなる。今回の場合、その解釈の中で自身を英雄化したところ(そうしなければ保てない)がその罪の深さを表してるように感じた。ロボトミー手術自体は反復的な思考パターンを起こす神経回路の遮断が目的。主人公はそれを異なる解決法として選択した。やるせないがどうしようもない結末だったと思う。
触れ込み通りの面白さ
最初から医師たちの狂気が凄い、と思っていたらなんと
映画の展開と筋書きがしっかりしているけれど分かりやすいのでミステリーをあまり見慣れていない私でも楽しく鑑賞することができました
主演のディカプリオの最後の30分の演技にはとても迫るものがありました。プレッシャーのかかる役で主に恐怖を伝えるのではなくその向こうにあるもっと細かい部分を伝えるのはとても難しそうですが、ディカプリオが出ている他の映画ももっと見てみたいです
どのシーンでも音楽がとても効果的で一昔前のホラー映画を彷彿とさせるものがあり、それだけで怖めな雰囲気が漂うので夜に見る方は注意されてください
妄想オチが先に見たビューティフルマインドと少しかぶったのですが、精神的な疾患を映画で表現する手法として効果的な描き方なのかなと思いました
ネタバレの解説見ると面白さが増します
Netflixで鑑賞しました。
なんとなく、テディが精神に異常をきたしていて、子供と妻を殺害したのだろうというのは想像がつきましたがなるほど、そういうことなのね。
最初の船に乗ってるシーンがあるがあれも幻覚なのかな。
ネタバレの解説など見ると、様々な伏線が隠されていてさらに面白さが増します。これ解説できる人凄いな!!
どんでん返しレベル1
精神病の犯罪者を収監しているシャッターアイランドから1人の患者が消え、その調査にやってくる男の話。
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最初にネタバレすると、捜査員と思っていた主人公は実はこの島に収容されてる患者でしたってオチ。でも日頃から映画をよく見る人、特に私みたいに邦画のご都合主義警察してるようなめんどくさい人なら割と予想はできる。
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主人公の妄想を見せられているので、終盤の灯台へ入るところだいぶおかしいし、恐らくなんだけどタバコを吸うシーンでタバコの煙が戻っていってる気がした。
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私的にはもう1つのどんでん返し、主人公は自ら狂っている演技をすることでロボトミー手術行きの死を選ぶっていうラストの方がおぉってなった。
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このロボトミー手術、当時は頭を開いて脳に直接刺激を送るなんて狂っていると思われていたものの、現代の精神医学では有効な治療法らしい。なので、主人公この後実は妄想癖治るんじゃないのか?と思っている。精神病の犯罪者を収監しているシャッターアイランドから1人の患者が消え、その調査にやってくる男の話。
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こんなのありですか?
なんとも後味の悪い映画だった。
なにが一番考えさせられるかって、精神病患者の妄想を延々と
2時間も見せられ、挙句に正気に戻ったかと思えば
狂っているふりをして施術を受けるというなんとも言えない気持ちになるよね。
全編に漂う雰囲気や謎のメモも大して意味もないし、
崖で会ったレイチェルは妄想だったし、見ていて事が
全て意味がないとか、なんかズルイと思う。
もしエドワードの病状を知りつつ見たら、2回め見たら
痛々しい精神障害者のひとり芝居で周りが付き合って上げてるんだなあ。
って思いながら見ることになるよね。
面白いといえば面白いのだけど、やっぱ納得行かないな。
レビュー読まずに見れてよかった。
いつも通りの癖で視聴前にレビューを読みにここに来たところ
「ネタバレ厳禁タイプ」をまず目にし、
これは読まずに見よう!と先に視聴できました。
レビューの皆様ありがとうございます。
ただ、ネタバレ厳禁ということは
なにかあるんだな・・という目線で見てしまいました。
それでも騙された感がとてつもなく!
ウマいな~面白い。とハラハラ引き込まれました。
伏線をあまり回収できていないと思うので、
暫く経ったらもう一度みたいなと思います。
ラストシーンに関しては、
ダメだったのに、わかってる・・・?
と、ハテナが浮かんだままでしたが
ほかの方のレビューに
“最後に少し残っていた理性”というコメントですっきりしました。
面白かった!!!
疑心暗鬼
ディカプリオが国家的陰謀に立ち向かうサスペンスものと思わせて幻想だったとは、後味の悪い、観客を欺いてなんぼという映画でした。
これほど観客を混乱に陥れる映画は観たことが無い、というよりもっともらしいシーンを並べておいてから否定するのではストーリーテラーとして行き過ぎ、邪道と矜持ある監督は使わなかったのだろう。別にスコセッシ監督を責めるつもりはない、疑似餌に食らいついた魚が馬鹿という釣り師の論理なのでしょう。見事ひっかかってしまいました。
シチュエーションも絶海の孤島、誰も信じられない孤独と閉塞感、映像もBGMも怖がらせ方を熟知している手練れが作っているからホラー映画としても半端ない。
ただ、子供の死体をおぞましい演出の道具に使うのは卑劣極まる、動揺させるためには手段を選ばずといった冷徹さは映画のテーマである人間の狡猾さと暴力性を語る資格すら無いように思える。
ラストの台詞
凄く面白かったです。精神病患者の苦しみを、主人公を通して追体験できます。
本人にとっては実際に目の前で起こっている疑いようのない現実なのに、周囲が理解してくれないという精神病特有の苦しみを、主人公視点で見事に描いている作品だと思いました。
意見が分かれがちなラストシーンについてですが、恐らく主人公はかろうじて正気を取り戻したので、例の台詞を吐いたのだと思います。「善人として死ぬ」とはロボトミー手術を受け入れ廃人として生きることであり、「モンスターとして生きる」とは、永遠に妄想に取り憑かれたまま生きることを指すのだと思います。
そして主人公は妄想に取り憑かれた振りをしてロボトミー手術を受け入れます。モンスターとして生きることに終止符を打つために。
見応えたっぷり
あらすじしか知らない状況で鑑賞したが、想像以上に見応えがあり、予想を裏切る結末だった。
途中から依頼じゃないレディスを必死に探したり、幻覚と現実が混じり合って何が本当か分からなくなる感じが個人的にすごく面白かった!
相棒が主治医だと分かった時がすごくスッキリした!
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