「殺された人が天国に行く瞬間はいつか」ラブリーボーン muckpikoさんの映画レビュー(感想・評価)
殺された人が天国に行く瞬間はいつか
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とても深く考えさせられました。
一通り観てまず思ったのは、吹き替えで観るべきじゃあなかった。
いいところで私の愛する骨たちてなんじゃそりゃ。
声はかわいらしかったんですけどね。
内容は、ありがちな死後の行動でうんちゃら…的な物語かと思いきや
なかなかうまくいかずにとても複雑で考えさせられました。
何よりヒロインが可哀相で可哀相で…
犯人が穴に落とすときに、あの金庫に入っているんだと思うと
胸が痛くてしょうがなかったです。それだけで泣ける。
あんまりいい涙じゃないけど。
パパの気持ちもママの気持ちもわかる。
そして妹がいい子&勇敢すぎる。この映画では妹一番好きです。
決死の思いで帰ってきた後、ママとパパが元通りになるのを見て、
一瞬証拠を出すのをためらうあたりで、
ああ、この子はなんて家族思いのいい子なんだろうと思いました。
無事で本当に良かった。
犯人が豪快に死ぬあたりはちょっといらなかったかな。
ただ捕まってくれた方が話の流れ的には良かった。
水平線の世界の描写はファンタジーでいいし綺麗で感動したけど、
「悪いことを重ねた人は必ずこんだけ痛い目みるのよ!!」
って言うような教訓を押し付けられた感が若干ありました。
この作品はそのへんリアルだからこそ考えさせられる映画だと思うので。
気持ち的にはすっきりしますけどw
全体的に言うと、とても良かったです。
キスができて本当に良かった。
ただ、可哀相すぎて何度もは観れないかも。
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