劇場公開日 2012年3月31日

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「政治の裏舞台をシビアに描いた、優れた政治ドラマだ。」スーパー・チューズデー 正義を売った日 瀬戸口仁さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0政治の裏舞台をシビアに描いた、優れた政治ドラマだ。

2024年10月26日
PCから投稿

若き選挙スタッフが、政界の汚点に直面するポリティカル・ドラマ。民主党の大統領予備選。モリス陣営の若き副本部長マイヤーズは、対立陣営から移籍を持ち掛けられる一方、自陣営の若き女性インターンと関係を持つ、、、。

原作者ボー・ウィリモンは、民主党の選挙スタッフの経歴を持ち、本作の後に、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(英国BBCのドラマ『野望の階段』を米国に置き換えたリメイク・ドラマ)の企画・脚本を手掛けた。

感傷的な所が無く、冷静でシビアな映画だ。といって、雰囲気が重すぎることは無く、最後まで見ることができる。特に俳優陣の演技が素晴らしく、非常に巧みな演技で、本作を大きく支えている。

政治の舞台裏は、誰にも分からない。あくまで架空のフィクションだが、政治的な駆け引き、秘密、裏切り、どんでん返しを興味深く描写した、優れた政治ドラマだ。

瀬戸口仁
everglazeさんのコメント
2024年10月27日

フォローやコメントどうもありがとうございます。Filmarksへのんびり引越中で、まだしばらくお世話になりそうです。こちらこそ宜しくお願い致します🤲

everglaze
小町さんのコメント
2024年10月26日

フォローとコメントありがとうございます。
少しだけですがレビューを読ませて頂き、「スピード」や「女王陛下のお気に入り」には共感しまくりです。
よろしくお願い致します。

小町