「そこに慰めはあるか?」007 慰めの報酬 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
そこに慰めはあるか?
クリックして本文を読む
ジェームズ・ボンド・シリーズ第22作。
"水曜プレミアシネマ" で鑑賞。
原作は未読です。
前作「カジノ・ロワイヤル」で愛する女性ヴェスパーを失ったボンドの復讐劇を軸とした、シリーズ史上初の続編作品。前作ラストから直結したストーリーが展開されました。
本作はボンドの知力をフィーチャーしていた前作と打って変わって、冒頭からダイナミックなアクションがこれでもかと繰り広げられ、ボンドの武の部分が強調された印象でした。
ロープが足に絡みついた状態で宙吊りになりながら、落ちた拳銃を拾いざま腹筋の力で起き上がると云うかそう云う動きしてからのズドン!が好き(語彙力無さ過ぎ)。
ヴェスパーを裏で操っていたミスター・ホワイトを探る内、その奥に潜む謎の大組織クァンタムの存在が浮上。巨額の利権を巡り英国政府すら絡んだ陰謀に立ち向かうことになったボンド。その胸には愛する者を奪った敵への復讐心が。
復讐心に駆られて人間性の一部を失ってしまったボンドが、その目的を達成したことによって、「Quantum of Solace」を得たことで、ボンドはようやく真のスパイとなった。
[以降の鑑賞記録]
2020/12/27:Blu-ray(吹替)
※修正(2023/09/21)
コメントする