「途方も無い革命の到達点」アバター(2009) yoshinodeboさんの映画レビュー(感想・評価)
途方も無い革命の到達点
自分の考えるエンターテイメント
◎映画は目を楽しませてくれなきゃならない!
◎見た事もないような映像を見せてくれなければならない!
◎物語を楽しませてくれなければならない!
今回は全部当てはまって、『スゴイ!』これに尽きます。
2,3分に一回は『スゲー』って唸っていた。(3D鑑賞)
かつての
エキスポ富士通館の半円球シアターで
360度の飛び出す映像3D体験から、25年。
『スパイキッズ3』のやらないほうがよかった2色3D映像から、5年。
ついにここまできたんだ。隔世の思い。感無量。到達感もあり。
周囲の観客が、あんまり驚いていないようなのでそれが意外。
『これはスゴイ映像なんだヨ!』
『この場にいることは奇跡に遭遇しているようなもんなんだ!』
って、ほかの観客に言いたかった。
それから
ディテールだってパーフェクト
惑星パンドラでの、植物や動物の形態の美しさと
必然性のある カタチ(マリアナ海溝やギアナ高地に居そう)
映像に特化すると、ストーリーが おざなりなこともありますが
人種、戦争、想い、繋がり、集団の絆、エゴ、とか、入れ込んで
伏線もいろいろはりめぐらせて、最後につないでゆく。
細かいところまで、本当に良く考え丁寧に創りだし
時間を掛けたことも分かる。
『 最高傑作!』
¥2000程度出せば、
映画館に行きさえすれば、
誰でも観られるなんて これは『革命』だと思う。
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