劇場公開日 2009年6月20日

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「ミーガン・フォックスの顔がまったく化粧崩れしない件」トランスフォーマー リベンジ あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ミーガン・フォックスの顔がまったく化粧崩れしない件

2011年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

興奮

寝られる

2009年アメリカ映画。150分。2011年31本目の作品。人気シリーズ第二弾で、主要キャストは前作からまったく同じメンバー。

内容は:

1,運命の男、サムもいよいよ大学進学。
2,そんな彼はひょんなことからキューブに触れてしまう。
3,彼の頭の中に世界を滅ぼすコードが刻まれ。。。

150分とは長い。でも、観ていて飽きなかったのはやはり特撮がすごいのと、アクションがスケールアップしてさらにテンポが良かったから。ただし、マイケル・ベイ監督特有の展開の粗さは相変わらずで、とにかく雑なつくりの作品です。

ベイ監督の映像はけっこう骨太な印象。それは一つ一つのカットにおける被写体が大きく撮られていて原色の効いた色彩感覚にあるのだと思う。ここに、色とりどりなトランスフォーマーのアクションになると、もはやなにが起きているのかが分からなくなってくる。

それでも、1つ感心したのは、あれだけぐちゃぐちゃな展開でもストーリーの骨子ががっしりしているので、とりあえず物語がどこに向かっているのか分かる安心感があるところ。

本作は前作にましてベイ監督の美男美女にたいする執着心が強くなっていた気がする。ブサイクなのは全員笑い担当って感じの徹底した扱いぶりです。ミーガン・フォックスは、その中でも異彩を放っており、彼女が走る姿がスローモーションになるのは監督の狡猾なサービス精神でしょうか。

とにかく長く、こってりしていたので正直、観終わった直後は食傷気味だった。
でもやっぱり3作目は観たいな。

あんゆ~る