劇場公開日 2012年4月13日

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ジョン・カーターのレビュー・感想・評価

全38件中、21~38件目を表示

3.5古くて綺麗なセピア色の超大作

2012年4月29日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

この日は『ジョン・カーター』と『バトルシップ』の2本をハシゴ見したのだが、 考えてみると2本ともT・キッチュ主演。 あまり濃い顔では無いが、同じマッチョ俳優を日に2度も観ると 流石にげんなりするような満腹感が。 T・キッチュは日に1本で十分ですね。ゲープ。 この映画には予告編でかなりの不安を抱いていた。 まず……デジャヴ感。 どこかで観たような画やキャラや物語だなあと考えた途端に鑑賞意欲が減衰。 これはしょうがないんだけどね。 『スターゲイト』『デューン 砂の惑星』『SW』とか、 こういうSFってなんで砂漠が舞台になる事が多いんだろと思っていたが、 本作の原典がイメージの源だったとは知らなんだ。 (初版1917年ってマジすか) 独創的な映像が無ければ、次に目が行くのは役者。 T・キッチュはカッコ良いが、知名度は……。 “生身”で出演している中で多少でも有名なのはM・ストロングくらい? あと、タイトル。 『ジョン・カーター』はインパクト弱いよね。 日本語で言ったら『中村孝一』的なタイトルだよね。 (全国の中村孝一さん、ゴメンナサイ……) ンがしかし! 実際に観てみるとこれが予想以上に面白い。 膨大な世界観をストレスなく見せる軽快なテンポが◎。 それにもっと単純な話かと思いきや、 何気にヒネリの利いた敵(神官“サーン”)も登場してワクワク。 ラストのどんでん返しにもニヤリですよ。 そしてキャラの魅力。 主人公の超人ぶり・我関せずを貫こうとしながらも抑えられない正義感・ 暗い過去の呪縛から再生してゆく姿がカッコイイ。 埋葬と戦闘がダブるシーンには涙が出た。 火星のプリンセスも、顔はさておき(←コラッ) 自分の気持ちを殺してカーターを地球に帰そうとする健気さが素敵。 忠犬ウーラもブサカワイイ(笑)。 が、描写不足な部分があるのも否めない。 主人公の過去やサーク族の族長と娘の関係がイマイチ不詳。 どちらも匂わせる程度しか描写されないのは残念だ。 あとはやはり、もっとダイナミックな画も欲しかった。 けれど断じて駄作なんかじゃないですよ。 そりゃ対抗馬の『バトルシップ』には画力もインパクトも圧倒的に負けてるが、 本作の方が話術は上だし、何よりユーモアと親しみ易さがある。 両作品とも3.5判定を付けたが、どちらかと言えば、僕はこっちが好みかな。 全米でヒットしなかったのが本当に残念。 <2012/4/15鑑賞>

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浮遊きびなご

4.0古典SFの香り、なかなかの風格でした

2012年4月26日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

古典SFの香りを大事にしているという印象。なかなかの風格で、じっくり楽しめました。 座席位置に恵まれたのもあって、奥行きのある3Dを充分楽しみました。火星の赤い荒涼とした大地の広さが印象的でした。 残忍で自己主義に徹する緑のサーク族の中に、芽生えていた変化の兆し。ジョン・カーターの孤独な心と響き合っていくのが良かったです。冒険の中で上手に描かれていましたが、いつの間にかな感じは良し悪しでした。 人物名が憶えにくく、状況がわかりにくい時がありました、可愛い狂言回し役がいるとよかったかもね。 意思疎通の解決は上手いね、できたらいいな、でした。 火星犬ウーラの登場はけっこう衝撃的、馴染むとすごく可愛いかったです。 プリンセスは庶民的、高貴で浮世離れしたお姫様の方が、古典っぽかったかもと思いました。 主演のテイラー・キッチュ、姿も良いですが声が好き。吹替えで残念でしたがさすがはディズニー、声優さんが上手で違和感はあまりなかったです。 僧侶姿のサーン達も気になるし、続編あれば観たいです。

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グッドラック

3.0バスルームなら毎日行くのに。

2012年4月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

前評判があまり芳しくなかったですよね、これ。 本国だと惨憺たる興行収入だったとか。 壮大なスケールなのにつまらない、て最悪じゃないですか。 それで急速に興味が薄れてて、うん、正直観るの億劫になってたんですよ。まあでも観に行きました。 イヤ何ですかね、全然、まなかなか楽しめましたけど? 画的にしっかり派手で、兎に角インパクトがあれば良いじゃん!ていう、そのお手本みたいな映画というかね。 物語の中身は置いといて、スクリーンに広がる壮大な異世界に飽きは来なかったです。て、云うと“物語は駄目”みたいに受け取られるかもしれませんが、自分はこの程度のさじ加減で良かったんじゃないかと思ってます(監督のアンドリュースタントンがどんなさじ加減のつもりだったかは知りませんけど)。 元々が荒唐無稽な設定なのにリアリティ路線で行かれても仕方ないと思うし。地球から火星に飛ばされるってんだから元々無理がある。 CGでも何でも、世界観をしっかり提示してくれれば、ハッタリ堂々とかましてくれれば、何も不満はない訳ですよ。 そこの問題は自分の中ではクリアだったんで、全くオッケーでした。 楽しかった。 まそんな感じです。

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ロロ・トマシ

4.0わたしは、楽しめた。

2012年4月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

本国アメリカでは、大コケだったとのことだけど、私は結構楽しめた。 100年も前の原作なのだから、今とは情報量を比べるべくもなく、火星についての違和感はぬぐえず。 そんな原作を、今になって映画化するのが間違いだったのか。 で、火星以外の見知らぬ星にすれば良いじゃんと一瞬思ったけれど、それじゃ、「スターウォーズ」になっちゃうのものね。 でも、夢のあるジョン・カーターの大ジャンプを見ていると、火星であろうが、水星であろうが、どうでも良くなった。 火星についての状況説明があるのだけれど、カタカナが多くて・・・私はしっかり覚えることができず、作品の中盤までややこしかった。 人間と同じ容姿の赤色人種の国が2つ。 「ゾダンガ」と「ヘリウム」で、対立している。 「ゾダンガ」の≪サブ・サン≫が悪いヤツ。 「ヘリウム」のプリンセスがデジャー。 長身で緑色・4本手が「サーク」族。 彼らは、赤色人種より文明が劣っているようだ。 その分、勢力も弱い。 そのサーン族の皇帝タルス・タルカスを演じていたのが、ウィレム・デフォー。 お顔はすっかりご本人とはわからないけれど。 後頭部パカ~ンは、良かったな~。 僧侶姿・坊主頭3人は「サーン」。 怪しげで、女神の使いだというけれど、とても信じられない。 その首領がマーク・ストロング。 不気味で、狡猾で、頭の良い悪役として、うってつけ。 とても良かった。 このあたりのカタカナをしっかり頭に入れておくと、楽しめるかも。 高性能飛行物体があると思えば、剣で戦ったり。 また、赤色人種が人間に似すぎている。 ここでも英語かい。 などど、ツッコミどころは多々あれど、 まあ、それもご愛敬ですかね。 何といっても、火星の犬ウーラ。 オオサンショウウオもどきのブサイクなお顔に、最初はびっくりしたけれど、≪超≫高速走りや≪超≫人懐こいしぐさにメロメロ。 めっちゃ可愛い。 とても気に入った。 また、ラストの展開も好き。 甥っ子のエドガー・ライス・バローズという名前は、原作者の名前。 自身の経験を本にしましたという設定。 私は、楽しめた。 「ウルヴァリン」のガンビット役だったテイラー・キッチュ。 アニメ「ハンター×ハンター」のヒソカのごとくカードを操り、棒術も冴えて、ステキだった彼。 「バトルシップ」「ジョン・カーター」と記念作品に主役で登場だけど、作品としてはあまり評判は良くないみたいね。 ヒース・レジャーも亡くなり、ブラッド・レンフロも亡くなり、悲しかった。 テイラー・キッチュ、応援するよ!!

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りりー

4.5夢に見た映画化!

2012年4月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

原作のファンです。 つっこみどころ満載の映画ですが すごく楽しめました。 決してアバターのパクリではありませんよ。緑色人も空飛ぶ船も 100年も前に書かれた小説に あのまんま きちんと描かれています。 ぶさカワ犬のウーラは 原作でも実にキュートな存在です。野蛮で残忍なことが大好きなサーク族に飼われているウーラは 自分がいじめられているときに助けてくれたり、思いっきりかわいがってくれたりするジョンに ぞっこんになります。 サーク人にしては バランスのとれた判断力と 旺盛な知的好奇心を持つタルス・タルカス。サーク人にあるまじき 美しい心を持つソラ(彼女の気質は母親から受け継がれているらしい)。 ディズニーさん、がんばって原作に忠実に描いてくれてます。 ジョンは ちょっとやんちゃだけど かっこいい!! ただ デジャー・ソリスが・・・。 リンはとても素敵な女優さんだけど、武部本一郎先生の挿絵の印象が強すぎて やっぱり違和感が・・・。 挿絵のイメージに近い女優さんで 剣術にも秀でている、とした方が ギャップも楽しめてよかったのでは と思います。 ウン十年前に 初めて原作を読んだとき 『ああ、ぜひぜひ 映画化して欲しい!!』と 興奮し、 『あっ・・・  でも緑色人がこんなにいっぱい出てくるし・・・絶対無理だ・・・』と 意気消沈したことを 思い出します。 ディズニーさん ありがとう!!!

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さくらもも

4.0良かった!

2012年4月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

話しの内容が今一つ掴めない部分はありますが、ディズニーらしい壮大な映像、そして音楽。 3Dならではの迫力で映画の中に入り込め十分楽しめました。

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たろ助

3.0“ウォルト・ディズニーに捧ぐ”じゃないの?

2012年4月19日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

主人公ジョン・カーターを演じるテイラー・キッチュの、なんとロング・ヘアーが似合わないことか。おまけに、のっけからワケもわからず店や砦で暴れまくる。この風貌と粗暴さだけで、カーターの一匹狼的な性格を表現したつもりなのだろうか。 舞台となるのはバスルームと間違えやすい惑星バルスーム。ここに登場する主な人間はカーターを含めて7人しかいない。あとはすべてエモーション・キャプチャーによるクリーチャーたちだ。 この7人が、なんとも魅力がない。せいぜいマーク・ストロングが演じた全宇宙の支配を企むサーン族教皇マタイ・シャンと、キーラン・ハインズ演じるヘリウム王国国王タルドス・モルスがしっくりくるぐらいだ。 ヒロイン、ヘリウム王国王女デジャー・ソリスのリン・コリンズは、スタイルはいいが演技が大仰で、そもそも華がない。 エドガー・ライス・バローズによる原作は、多くのSF作品に影響を与えたかもしれないが、映画としては後発で、その世界観とクリーチャーたちは「アバター」そのもの、スタントは「タイタンの戦い」で、随所に「スター・ウォーズ」のエッセンスを散りばめたような映像ばかりで新鮮さがない。 アニメではヒットを飛ばしたアンドリュー・スタントンだが、初めての実写映画で、いきなり超弩級の大作ではさすがに荷が重すぎたか? ラストは機転が効いているうえ、SFらしい辻褄合わせが面白い。 それにしても、ウォルト・ディズニー生誕110周年作品といいながら、“スティーブ・ジョブズに捧ぐ”ってどうよ。

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マスター@だんだん

3.0短い!

2012年4月18日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

面白かったけど、ストーリーが広く浅くで展開が早い。 色々と文明や文化について気になるけど、その辺りは省略されていました。 個人的にはあまりカメラワークは好きではない。 3Dだったけど、CGと実写の部分が混在してるとちょっとボヤける。 わざとかな?

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うさりーな

4.0ワクワクしませんか?

2012年4月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

批評が厳しいのが私にはよくわかりません?なぜって、観て楽しめたからです。この手の作品にはよく今回のように厳しい評価のつくことが多いと思います。しかし、忘れないでくださいエンタ作品です。しょせんゆめものがたりです。ひと時想像もつかない異空間に我々を招いてくれるのが映画の良さだと思います。そんな意味からいえばこの作品などねがったり、かなったりです。バルスームでの出来事すべてがワクワクしちゃうし、クリーチャー達の出来もなかなかだし、迫力もドキドキものでしたよ。最初の1800年のニュヨークのシーンからバルスーム星を経てまた、ラストでニューヨークにもどり驚くべきラストにもってくる、そのストーリー展開もなかなかうまくできていて楽しめましたよ。また、言いたいんだけどヒロインはも少し夢物語にふさわしく可愛い子ちゃんが良かったな! なかで、アバターやスターウォーズに似たシーンとか探してみるのも楽しいですよ。 何と言われても  楽しかったー!!!

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よことし

2.5全然ワクワクしない

2012年4月16日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

ジョン・カーターの火星ウルルン滞在記は, 驚きと興奮に欠けるエピソードばかりで退屈。 どうでもいい脇道ばかりで眠気。 映像にスケール感はあっても, ファンタジーとアドベンチャーは浅くて心が踊らない。 カーターが生きる意味を見つけた終盤だけが面白いが, やっぱり根本が弱くて共感不足。 消化不良・・・

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AKIRA

3.5ドラえもん のび太と火星人

2012年4月16日
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鑑賞方法:映画館

笑える

興行成績悪いらしいってことですが、前から行きたかったので劇場で見てきました。 最初の見せ場はインパクトないですし話しが思ってたより難しくなってきて 頭がピキピキしましたが、 途中のホンヤクコンニャクみたいなの出てきたあたりから なんかドラえもんっぽいなと感じ それからは足の速い異生物はドラえもんにしか思えなく(あくまでも見た目w)王女がしずかちゃんにしか見えません そうか実写版のドラえもんと思えばいいんだと自分なりに納得 N01映画になくてはいけない印象に残る見せ場...... 特になしw 白い怪物との死闘はよかった あと最後の終わり方はすごくよかったかな 音楽も印象なく残念。 この映画を企画してる会議ではすごく白熱したんだろうと思いますが、やっぱ脚本と監督が悪かったんだろうな あっそだ主人公は好きなんだけど 王女がなんかパッとしないってのも 敗因なんだろうな 戦士的な王女ってのは分かるんだけどね

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ヘイポー

4.5おとぎばなしの原点を観たような気がしました。

2012年4月16日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

萌える

インタビューにあるように、みなさんが大切に楽しみながら創った作品だということが確かに伝わってきました。 作品は、地球から火星にワープした主人公がそこで繰り広げるアクション&ロマンスなどを織り込んだファンタジー的物語で、テンポよく進み、ストーリーも面白く、ユーモアのセンスもあって楽しめる3Dだったのですが、これが100年前の構想というのはやはり信じ難く、まさにディズニー記念作品に相応しいですよね。 欲を言えば、もう少し色彩的に鮮やかだったらとか、異形のキャラが親しみやすいブサイクさ加減だったり、3人の僧侶風の登場人物の背景がわかったり、時差もあるだろうから、もっとしっかりとハッピーエンドの光景が見れたら・・・なんて思いましたが。 すでに世界各国で上映されており、興行面では記録的に振るわない状況のようですが、鑑賞した限りではよくできていて、楽しめる作品だと思ったので、何がそんなによくないのか、いまひとつよく理解できません。 主人公が生きる希望をみつけ、再生していく過程の奇想天外な発想、やっぱりおもしろいです。

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ちゅうみぃ

5.0予想以上に良かった!

2012年4月14日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

興奮

あまり期待していなかったのですが、 意外にもここ最近で見た映画の中で一番のヒットでした! スターウォーズ、アバターに確かに雰囲気は似てるけど、 充分楽しめます。 くすっと笑えるジョークもあったり、 ちょっと泣けるシーンもあり、 楽しめました!

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クレア

4.0100年を経てようやくスクリーンへ

2012年4月11日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

興奮

幸せ

どうせ原作なんて読まれてないよな…ってことはわかります。そして、「アバター」や「スター・ウォーズ」に似てると言われるものわかります。しょうがない…。 自分は原作愛読者。あの分厚い創元SF文庫の合本版を計4冊、全11冊を読みました。映画化の話があがってから何年も楽しみに待ったものです…。 だから、原作を全く知らないで見るのとでは、思い入れが違いすぎるだろうなあ…と思ってます。 宣伝のために(?)「ウォルト・ディズニー生誕110周年記念」とかうたっていますが、もっと大事なのは「原作発表から100周年」ってことです。この物語が描かれたのが実に100年前のことです。その世界観が、ようやくこうして映像化されたということが感慨深い。100年たって、ようやく映像化するだけに技術が追いついた。 100年前の作品ですから、内容はもはや古典。現代的にされたといえば、ヒロインの描写が少し強い女性になっていることくらいで、あとは原作をリスペクトしているのがわかりした。でも、だからこそ現代の観客は既視感を覚えるかもしれません…。「アバター」や「スター・ウォーズ」に先を越されてしまったのは事実かもしれませんが、でも、ここまで待ったから、やっと映像化できたというのも事実。 本を読んで想像していた世界が、このクオリティでスクリーンに広がっていることに感動しました。火星の荒涼とした風景はロケ撮影でうまく雰囲気が出されていました。「ロード・オブ・ザ・リング」がニュージーランドの風景を中つ国にしてみせたのと同じように。この手法はとてもよかったと思います。 飛行船や都市のデザインも流線的な美しさと未来感がミックスされてかっこいい。 原作ファンとしては、創元文庫の武部本一郎画伯の挿絵のイメージが強いため、サーク族やウーラのデザインが、少し違うなあ…というのが残念ではありますが。それにしてもウィレム・デフォーやサマンサ・モートンはほとんど役者として顔がわからない状態ですね(笑 注目のテイラー・キッチュはなかなかよかったです。デジャー・ソリス役のリン・コリンズも黒髪なところとかは原作リスペクトですが…うーん、やっぱりちょっと強すぎる?(笑 ま、原作に思い入れがあるぶん、そんなことも思ってしまいますが、あれこれ想像しながら胸ときめかせて読んでいた本が、期待を裏切らない(これが安っぽく出来上がっていたらガッカリでしたが、そこはさすがのディズニー)クオリティで仕上がっていて感無量でした。

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α

4.0『スターウォーズ』の既視感がマイナス要因。せめて前後編に分けてエピソードの断片化を防ぐべきでした。

2012年4月3日
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鑑賞方法:映画館

 見た感じは、『スターウォーズ』を小振りにした感じ。当初はパクリかと思ったほど要所で酷似しているストーリーやキャラ設定だったのです。それもそのはずで、原作はSFヒーローの原点となった名著。『スター・ウォーズ』が似てくるのは当然ですね。それだけでなく『アバター』の分身の概念が、既に本作で織り込まれていたのには驚きました。これらのプロットを全く白紙から築きあげたエドガー・ライス・バローズは、なんと想像力のたくましいSF作家だったのでしょう。  ただ運の悪いことに『スターウォーズ』エピソード1が公開中の現在。どうしても比べてしまいます。比べると大銀河を舞台にした果てしない抗争と一つの惑星のなかの戦いを描いた本作ではバークボーンの大きさの違いが目立ちます。それと致命的なのは、内容が飛び飛びになっていること。原作の『火星のプリンセス』編にあたる本作でもエピソードは数多く、『スターウォーズ』なら2~3本の物量になっていたはず。本作もせめて前編・後編に分けて公開していたなら、展開上のアラが目立たなくなっていたものと残念に思います。  そんな飛び飛びの場面展開で不満なところはジョン・カーターが家族を失う重要シーンがワンカットで処理されてしまうのです。彼が人にこころを閉ざしてしまう原因だけに、もう少し丁寧に描いた方が、もっとジョン・カーターの孤独な感情に感情移入できたでしょう。  また死んだ妻に未練たっぷりのジョン・カーターと男勝りなヘリウム王国の王女デジャーが恋に陥る過程も、反発しあいながらも惹かれていく前半は良かったのですが、結婚を意識するまで気持ちが変わっていくところはあまりに急な感じがします。  最後にジョン・カーターとヘリウム王国を助けるキーマンとなるサーク族ですが。その部族王タルス・タルカスが、娘のために王位を投げ捨ててでもジョン・カーターを助ける決断をするところもいきなり気持ちが変わったように見えてしまいました。  また最後のソダンガ王国との決戦シーンで、サーク族も援軍に駆けつけるのですが、本来乗り物は苦手なアナログな部族なのに、なぜご都合よくヘリウム王国側のピンチに間に合わせることが出来るようになったのか、予定調和ではないかと思えるところがありました。  それと全宇宙を支配しつつあるマタイ・シャンという存在も謎のままでした。なぜこの存在は宇宙を拡大し、文明を創造する実験を行いながら、頃合いを見て戦争を起こさせて自滅に導こうとするのか。本作の世界観を支配している存在だけにもう少し詳しいポリシーを説明して欲しかったです。  さらに違和感を感じるのが、舞台となる惑星バスルームが火星であること。原作当時ならいざ知らず、天文学が発達した現代で、火星に高度な文明があることやそこへワープしたジョン・カーターが重力の違いにより、空を飛べるほどのジャンプ力を手に入れるなどちょっと常識外れな設定に違和感を感じてしまいました。原作に忠実に火星にこだわらず遠い銀河にある星にした方がリアルに感じられたのではないでしょうか。  とはいえ巨費を投じているだけに、アクションシーンは見どころいっぱい。ジョン・カーターがバスルームで飛び跳ねるところとかソダンガ王国の飛行艇との空中戦シーンなどきっと3Dで見たらゾクゾクするくらいの飛翔感を味わえることでしょう。  サーク族のコロシアムで、巨大なモンスター“大白猿”が二匹も登場し、ジョン・カーターと決闘するシーンも迫力ありました。  また、ジョン・カーターの木枯らし紋次郎的なニヒルなキャラも魅力たっぷりです。この役作りのために体を鍛えたというテイラー・キッチュの肉体は筋骨隆々で、ジョン・カーターの超人的強さに、説得力をもたらしました。  さらに王女デジャーを演じたリン・コリンズも、強さとセクシーさの二半する両面を好演しています。ダンガ王国の王子サブ・サンとの結婚式で見せる艶やかさは必見でしょう。  加えて、ジョン・カーターに懐くサーク族のペット動物が何ともかわいいのですね。性格は「忠犬」そのもの。ジョン・カーターがどこに移動しようとも、捕まって連れて行かれても瞬時でそばに寄り添って離れようとしないのです。そんな忠犬ぶりがユーモラスで笑いも誘われますが、単なる添え物でなく、何度となくご主人様の危機を救う重要な役割も果たします。シリーズ化されたらきっとむ人気キャラになっていくでしょう。  最後に本作は、常に地球と繋がっているところにも違和感を感じてしまったのでしたが、この設定が最後に思わぬドンデン返しにつながり、納得させられました。  冒頭で大富豪となっていたジョン・カーターは急死し、甥のエドガー・ライス・バローズが突然遺産の全額を相続することになりました。そんなエドガーの元にもマタイ・シャンの魔の手が及びそうになっています。  話はラストシーンに飛んで、王女デジャーと結婚を目前にしたジョン・カーターはマタイ・シャンによって地球に戻されてしまいます。地球と元妻への未練を断ち切ったジョン・カーターは、戻る手段だったメダルを投げ捨てていたので、バスルームに戻る術はありません。悲嘆に暮れるジョン・カーターは、洞窟で見つけた黄金を財力に徹底的にマタイ・シャンが地球の歴史に関与した足跡を探し、バスルームにワープするメダルの奪取を目指していたのです。しかし、志半ばにして物語の冒頭で急死したのでした。  あれ?タイトルは『ジョン・カーター』なのに、続編からはエドガーの冒険の物語に変わっていくのか。それとも死んだはずのジョン・カーターが生き返る秘策があったのか。その場合でも、全知全能に近いマタイ・シャンをどうやって見つけてメダルを奪うというのか。謎に包まれたラストシーンのドンデン返しは、是非劇場でご覧ください。

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流山の小地蔵

3.0お金はかかっているんだろうけど…

2012年3月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

つい最近、海外に行く機会があり、そのときに劇場でこの作品を観ることができました。 インターネット上では制作費の割にお客が取れず、失敗だったと少し話題になっていたらしいです。 実際に見た後の感想としては、ディズニーの何周年か記念の作品で、とても期待していただけに、少しがっかりしてしまいました。 莫大なお金はかかっているのはわかるのですが、他のレビュアーさんも書かれているように、どこかで見た設定・演出・ストーリーであまり度肝を抜かれるようなことのない、平坦な作品になってしまっているような気がしました。 映像はとてもきれいだったので、もっといろいろ練ってから製作した方が良かったのではないかと思いました。

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凡打

3.0ある意味、お得です

2012年3月18日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

『ジョン・カーター』という(実在の人物伝?と思わせる)地味なタイトルの上に、シーンが変わるごとに どっかのパロディ映画を思わせる「〇〇に似てるね」と口走るような 内容。 かぶり過ぎてて笑えるけど、撮ってる皆さん “真面目にやってる”ので 最後までおとなしく鑑賞しました。 観終わって 急いで書きとめた かぶり作品名。 出演者、生き物『アバター』 飛行船、生き物、キャラクター『スター・ウォーズ』 アイテム、ロケーション『カウボーイ&エイリアン』 イベント、家族『グラディエーター』 能力『スパイダーマン』 シチュエーション『プリンス・オブ・ペルシャ』『ハムナプトラ』『トゥームレイダー』『300』『インディ・ジョーンズ』 髪型と格好『マイティー・ソー』 ちょっと『ロード・オブ・ザ・リング』 などなど。 もっと映画に詳しい方なら、「ここは この作品だな」と発見があって 面白いかも?笑 オリジナリティって大切ですけど、これだけ似てても撮りたいと思った 製作者の心意気に 3.0評価。 内 1.0は上記の かぶり作品評価、ある意味お得です。 後半にあるツッコミ・シーン(これはかなり笑えた)と、パパは ちょっとバカボンなのだ (見つけてくださいね、笑)

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Blue

2.5既視感いっぱい

2012年3月10日
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鑑賞方法:映画館

単純

まぁアイデアはいいんですが、 スターウォーズとアバターを足して3で割った(笑)程度って感じかなぁ。 わざわざ3Dで見るほどの価値はないです。 あ、いや、面白かったですよ(笑)

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GokiPinoy