劇場公開日 2008年12月20日

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「【ゴルシフテ・ファラハニとレオナルド・ディカプリオを同画面で観れる僥倖感を感じつつも、中東の最前線の状況及び数々の爆破シーンに戦慄する。】」ワールド・オブ・ライズ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【ゴルシフテ・ファラハニとレオナルド・ディカプリオを同画面で観れる僥倖感を感じつつも、中東の最前線の状況及び数々の爆破シーンに戦慄する。】

2020年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

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幸せ

 ■良かった点
 1.CIA工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)と上司、エド(ラッセル・クロウ)の関係性。
 フェリスが最前線で命がけで情報戦をしている中、エドは遠方の安全地帯から(時に子供と戯れながら)フェリスに尊大に指示を出す姿の対比。
 フェリスが部下バッサーム(オスカー・アイザック:ご尊顔が中東系だね‥)を失っても、”君の部下だ”と言い切るエド・・。

 2.フェリスとヨルダン情報省のハニ(マーク・ストロング:貴方もご尊顔が中東系だね・・)の関係性。
 最終的にフェリスを救ったのは誰か?
 又、エドとハニの気性が合わない所も良く分かる。

 3.勿論、フェリスと彼の治療をした、女性看護師アイシャ(ゴルシフテ・ファラハニ:エキゾチックな美しさ・・)が徐々に恋仲になっていく様。
 イランの風習で、アイシャがフェリスを姉の家に呼び、姉の子供達と食事をするシーンも良い。(子供達と、フェリスの会話・・。少し和む。)

 -フェリスはそれまで、”周囲は敵ばかりと思っていた場所”で初めて、心和む人を知ったのではないかな?。それにしても、2回目にアイシャと合う際に離婚調停中とは言え、エンゲージリングを外すのね・・(それだけ、本気)。
 アイシャにはお見通しであったが・・。ー

 だが、フェリスが好意を持ったアイシャが誘拐され・・・。

<フェリスが最期に取った選択。分かる気がするよ・・。>

NOBU