つぐないのレビュー・感想・評価
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せつない...
少女のひとつの嘘から、彼女の姉とその思い人が引き裂かれてしまう、という悲恋もの。
でも、大好きな二人だからこそ...って気持ちは どっかあったと思う。どっちかが知らない人だったらまた。。。も少し違う話だったかも。
タイトルは、もとのまま「贖罪」で良かったのでは?ラストは...衝撃。世界観が覆る。そして、ただただ、切ない。
感動
最後にぜんぶもっていかれました。
どの人からの視点でも本当につらくなります。
1度みてからもう1回見てしまいました。
願いが込められたとても素晴らしい作品です。
最初の方で飽きてしまってやめたらぜったい損!
少女の正義感
題名の"つぐない"とは、一体誰が、誰に向けて、何を償おうとしているのか、、、。物語が進むにつれて紡がれていく壮絶な物語。
ブライオニーの行動に終始苛立ちを募らせるし、彼女の決断に賛否分かれるかと思いますが、私的には、それが最善であったのかなぁ、と思いました。
同い年だけど…
ブライオニー役のシアーシャを初めて知った作品。全く同い年であるシアーシャが演じたブライオニーにはただただ驚いた。
嫉妬して、好きだった庭師に無理やり罪を着せ、姉との恋を断ち切ってしまう。こんなひどい妹をあの年であそこまで演じれるとは…
アカデミー助演女優賞にノミネートされたのも納得。すごく考えさせられる作品だった。
贖罪
報われない。
幼い恋心を抱く妹になんの言い訳もしなかった『全て』が悪いのだと思います。
彼女だけが悪いのではない。
場面転換が必要になると、すぐに次のシーンに行ってしまうのではなく
『タバコを吸う』 『上を見上げる』などの無駄とも思える動作を一つ挟み、次の場面に移るため
シーンが途切れたという印象はなく、滑らかな自然な場面転換。
参考になりました。美しい。
さすがフランス映画というところでしょうか。
清潔な画面。
劇中言語は英語なのですが、発音がフランス語よりです。
初めはフランス語だと思って見ていました。
主役は誰で悲劇のヒロインは誰なのか・・・
主役は誰で悲劇のヒロインは誰なのか・・・
キーラ・ナイトレイ主演のラブストーリーだと思って見たら・・・。
嘘一つで皆の人生が大きく変わってしまう。
ジョー・ライトはすごい。
本当のつぐないって
この作品は観た人によって題名のつぐないの意味をどうとるかで別れてくると思う。
冒頭のとこから暫くストーリーに入りきれなく、ある事件からこの先どうなっていくのか興味がわいてくる。個人的には戦争に巻き込まれるよりも、刑務所での暮らし雰囲気、看守からの理不尽な暴行、などをエグく描き男の精神的なとこ恨みなどを描いて欲しかった。
突然戦争に入り別れ離れになった恋人達がいつか再会したいと、一緒に暮らしたいの描写がまだ足りない。
キーラナイトレイが美しく描かれてないとこには不満。
しかしながらラストは個人的には良いラストだと思う。(この作品の主批として)
本当に難しい評論だと思います。人それぞれの考え方があり評価が別れると思います。
ダークな内容だけに疲れている時や不安定な時に観るのはオススメ出来ません。
ちっちゃな嘘、誰もが持つ、後悔の後ろめたさ
ある女性が
少女の頃に思い違いの証言をしたことで
一組の男女の運命を台無しにするばかりか、
生死までも左右してしまった、
悔恨の念を綴った純文学作品の映画化。
彼女は、幼心にその男性にほのかな恋心を
抱いていた、
なのに、姉とその男性との激しい情事のシーンを
目撃してしまう。
だから、一瞬その男性へ激しい憎悪の気持ちが
生じてしまった。
そんなときに、事件がおきる。
この件ほどの大袈裟な誤解や
嘘はなかなかないでしょうが、
誰もが小さい時に経験する事だと思うのです。
彼女の場合、犯罪に関する証言だったので、
取り返しのつかない事になってしまいました。
それも実の姉の恋人を犯罪者にしてしまう
そんな証言となってしまいました。
その後悔の念で、
姉におもいっきり罵られる架空の場面を作り出したりします。
その気持ち良くわかります
力作
大して話題にはならなかった作品だけど、一人の少女がついた嘘によって人生を狂わしていく悲劇のカップルを巡るドラマは重厚で見応えあり。
また、物語の構成も見事で、原作小説のエッセンスを抽出、整理して映画化した監督のジェフリー・ライトの手腕は評価されていいと思う。それから、ジェームズ・マカヴォイの熱演が素晴らしい。
全編つぐない
オスカー・ノミネート最有力候補として当初から騒がれておりましたが、どうなんだろう、と期待していました。監督は新進気鋭のジョー・ライト。主演男優は、昨年、"Last king of Scotland"で好演したジェームズ・マカボイ。主演女優はいわずと知れたキーラ・ナイトレイ。どちらも主演でオスカー・ノミネート候補。
感想ですが、一言でなかなか言えないっす。おもしろかったとも言えないし、悲しいとも言えないし、切ない?重い?力強い?・・・・いい言葉が見つかりません。全編、ある登場人物の「償い」(Atonement)であって、いい映画であるのは間違いないのですが、それを見せられる観客としては、「そんなの見せられたって・・・」っつう人も見るのかもしれません。
あらすじは「ある少女が、ひょんなことから、ある事件の目撃者になり、意図的に自分の姉の恋人を告発するが・・・・。」ということで、物凄い演出力で、様々なエピソードが絶妙の構成でくみ上げられていきます。いい映画の条件としては「時間を感じさせない」というのが私の中でありますが、この映画も、2時間があっという間でした。そういう意味では素晴らしい映画です。監督の力量なんでしょうね。
ただ、前述のとおり、いい映画にはエンディングで拍手を惜しまないアメリカ人も、今回は微妙なエンディングで、拍手がなかったのも印象的でした。(途中で"cunt"って重要なキーワードが出てきますが、日本語字幕でなんて訳されるんでしょう?興味深々・・・)
なんとも・・・
序盤、眠くなります
ただそこを我慢すればストーリーに若干引き込まれる
映画の作りはまずまず良いです
同じシーンを視点を変えて2度見せるとか工夫されている
思った以上に戦争の悲劇が全面に押し出されています
全ては1つの虚偽の発言から巻き起こった出来事ですが
それが色々な人の人生を変えてしまう・・・
リアルな戦争被害者が登場する、怪我のメイクは凄いリアル
映画タイトルの「つぐない」はラストシーンで明らかになります
あそこに全てが集約されていると言っていいね
何がつぐないなのか、果たして償えたのか・・・
重たい映画ですが、それなりに見応えはあると思います
監督らしい
衣装や風景がすばらしかったと思います。プライドと偏見を見ていると、あの監督だからこの情景を作れたのだと思います。
ブライオニーの子供だからこそ犯した罪はわかるのだけど、その過ちを正すすべがなく・・・・・・。
ただ、つらい、切ない感じです。でも、すごく美しい恋愛映画だと思います。
悲しい・・・
「つぐない」という意味がわかるラスト、切なくて見終わったあともどんより。
映画をみたあとで原作も読みましたが、必要なところがちゃんと抽出され脚色されていて、この物語に関しては映画を見れば原作は読まなくてもよいくらい、とてもよく映画化されていたと思いました。
証言の恐ろしさ…
頂いた鑑賞券で見てまいりました。
映像というか…イギリスのお屋敷などの風景がとても綺麗で…
ブライオニーのお洋服がとっても可愛かったとか…
変な所に気持ちがいってしまいました(^_^;)
13歳の少女には男女の恋愛って(というか肉体関係)
ちゃんと説明してあげないと分からないものなのか??
まぁ…憧れてた男性がお姉ちゃんを襲っている様に見えたのなら
かなりショックだっただろうけど…
本当にローラを襲った(って言ってたけど本当は2人密会してただけじゃ?)
犯人をロビーだと思ったのかな?
彼を好きだったから姉に取られて…憎くなっただけじゃないの?
などと…裁判員制度も始まることだし、証言の怖さを感じました。
でも…この時代だから、こうなったのかもね。
差別意識とかあったんじゃないかと思っちゃいました。
死ぬまで冤罪で捕まりませんようにと祈りました。
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